[本編] 黒木 忠生 編
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次に俺が目を覚ました時、手足に枷のようものが付けられており、なにやら身動きが取れない状態だった。
【ハク】
「な…なんだ、これ…!?」
【黒木】
「目を覚ましたみたいだね…ハク」
パチっとした音と共に電気が付けられ、改めて自分が裸でいることに気づかされる。
【ハク】
「う…わ…なんだよコレ!おい、黒木どういうことだよ!」
俺は身動きが取れないまま、精一杯の声で黒木に訴えた。
【黒木】
「………………」
【ハク】
「黙ってないで、なんとか言えよ!」
【黒木】
「………………はじめから」
【黒木】
「はじめからこうしておけばよかったのかも知れない」
【ハク】
「何言ってるんだよ…黒木?」
【ハク】
「これ…取ってくれよ!」
【黒木】
「………ダメだよ。取ったらハク、僕の前からいなくなっちゃうじゃないか…」
そう一瞬悲しそな顔を見せるが、すぐに気を取り直して笑顔になる。
【黒木】
「もう、ハクを手放さないよ」
そう黒木は言うと、拘束されている俺に近づいてくる。
【ハク】
「やめろ黒木!もうそれ以上近づかないでくれ!」
【黒木】
「だーめ。もうハクは俺のものなんだから」
【黒木】
「ハクがいけないんだよ?俺から離れようとするから」
【黒木】
「でももう大丈夫。ハクは俺と一生一緒だからね…」
にっこりと笑った黒木の笑顔が、俺には狂気に見えた。
【ハク】
「駄目だ黒木。今すぐこれをはずしてくれ…」
【黒木】
「…だからダメだってば!」
黒木の顔から笑顔が消え、厳しい顔で俺を睨んだ。
【黒木】
「ハクはもう俺無しでは生きていけないんだよ?」
そしてまた自分自身にうっとりしたような満足げな笑顔で、鎖に繋がれた俺を抱きしめてこう言った。
【黒木】
「大丈夫。一生大切にするからね…ハク…」
ゾクッ………
また再び俺の背中を冷たいものが走る。
俺はその時、黒木の言葉の本当の意味を解からずにいた。
あんなにも優しかった黒木…。
そんな黒木はなぜ俺にこんなことをするのだろうか…。
なぜ黒木は俺に、こんなにも俺に固執するのだろうか…。
わからない…。
わからない…。
わからない…。
ただわかっていることは、永遠に繋がれることになるであろう鎖と…
一生かかっても逃れられない檻の中に俺は、繋がれ閉じ込められてしまったという事実だけだった。
そう、俺の一生は黒木の手の中にあった。
終
【ハク】
「な…なんだ、これ…!?」
【黒木】
「目を覚ましたみたいだね…ハク」
パチっとした音と共に電気が付けられ、改めて自分が裸でいることに気づかされる。
【ハク】
「う…わ…なんだよコレ!おい、黒木どういうことだよ!」
俺は身動きが取れないまま、精一杯の声で黒木に訴えた。
【黒木】
「………………」
【ハク】
「黙ってないで、なんとか言えよ!」
【黒木】
「………………はじめから」
【黒木】
「はじめからこうしておけばよかったのかも知れない」
【ハク】
「何言ってるんだよ…黒木?」
【ハク】
「これ…取ってくれよ!」
【黒木】
「………ダメだよ。取ったらハク、僕の前からいなくなっちゃうじゃないか…」
そう一瞬悲しそな顔を見せるが、すぐに気を取り直して笑顔になる。
【黒木】
「もう、ハクを手放さないよ」
そう黒木は言うと、拘束されている俺に近づいてくる。
【ハク】
「やめろ黒木!もうそれ以上近づかないでくれ!」
【黒木】
「だーめ。もうハクは俺のものなんだから」
【黒木】
「ハクがいけないんだよ?俺から離れようとするから」
【黒木】
「でももう大丈夫。ハクは俺と一生一緒だからね…」
にっこりと笑った黒木の笑顔が、俺には狂気に見えた。
【ハク】
「駄目だ黒木。今すぐこれをはずしてくれ…」
【黒木】
「…だからダメだってば!」
黒木の顔から笑顔が消え、厳しい顔で俺を睨んだ。
【黒木】
「ハクはもう俺無しでは生きていけないんだよ?」
そしてまた自分自身にうっとりしたような満足げな笑顔で、鎖に繋がれた俺を抱きしめてこう言った。
【黒木】
「大丈夫。一生大切にするからね…ハク…」
ゾクッ………
また再び俺の背中を冷たいものが走る。
俺はその時、黒木の言葉の本当の意味を解からずにいた。
あんなにも優しかった黒木…。
そんな黒木はなぜ俺にこんなことをするのだろうか…。
なぜ黒木は俺に、こんなにも俺に固執するのだろうか…。
わからない…。
わからない…。
わからない…。
ただわかっていることは、永遠に繋がれることになるであろう鎖と…
一生かかっても逃れられない檻の中に俺は、繋がれ閉じ込められてしまったという事実だけだった。
そう、俺の一生は黒木の手の中にあった。
終
