[本編] 銀 夏生 編
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【ハク】
(そうだよな、俺がしっかりしなくちゃな……)
【ハク】
(ナツの留守をしっかり預かれるようにしないと…だめだよな……!)
ナツの話によれば、明日から3日間は不在ということだった。
3日……短いようでいて、長い気もする。
社内では大体いつも傍にナツがいたけれど、明日からの3日間は完全に俺一人だ……。
【ハク】
(何も起こらないと良いんだけど…………)
バーから自宅に戻ると、俺はいつものように自分の部屋へと向おうとした。
だだっ広いナツの自宅の一室を、自分の部屋として使わせてもらってる俺は、一応自分だけの空間を持っている状態だった。
例の、ナツが勝手に俺の自宅から運び込んできた細々したモノも、大体この部屋の中に納まっている。
【銀】
「待て。ハク」
【ハク】
「何だよ?」
俺は、すっかりシャワーも浴び終えてスッキリしていた。
そんな時、突然ナツに呼び止められて俺は立ち止まった。
【ハク】
(何だろ……?やっぱり3日間も会社を留守にするから、アレコレやっておけとかそういうことか……?)
……そう思っていた俺だったけれど、ナツの用件は、全然違う内容だった。
【銀】
「今日はオレのベッドで寝ろ」
【ハク】
「は……!?なっ、なんで……?」
【銀】
「明日から3日間不在だからな。寂しいだろう?」
【ハク】
「ば……っ!さ、寂しいわけないっての!」
【ハク】
(なんだよそれは……っ!意味わかんないだろ………!)
俺は内心ものすごく焦っていた。
ナツのベッドで寝るということは…………つまり、一緒に寝るということじゃないか……。
俺は照れを隠すように部屋にもどろうとした。
【ハク】
(そんなこと………!)
【ハク】
「お、俺、部屋に戻るわ……!」
【銀】
「良いから。来い」
【ハク】
「ちょ、ナ、ナツ……!」
そんなパニック状態の俺の言動をサッとスルーして、ナツは強引に俺をベッドに誘導した。
不意打ちで突然手をグイッと引っ張られ、俺は見事にバランスを崩す。
―――ボスッ!
俺は派手にベッドの上に倒れ込んだ。
【ハク】
「う、わ…っ!」
俺が慌てている隙に、ナツがスッとベッドの中に入ってくる。そして…………。
俺は……後ろからキュッとナツに抱き締められた……。
ドクンッ――!
心臓が跳ねる。
【ハク】
「なに…っ…おい……!」
【銀】
「静かに」
【銀】
「―――少しだけ、このままにさせてくれ」
【ハク】
「え……?」
【銀】
「正直、これでも疲れている。……抱き枕にでもされていると思え」
【ハク】
「……っ。……ナツ……」
俺の心臓はドクンドクンと早く鳴っていて……ナツに気づかれそうで、俺はさらにドキドキしてしまった。
【ハク】
(何だか………ナツが、いつもと違う……)
普段のナツとも、会社でのナツとも、違う―――そんな気がする。
こんな優しいナツがいたなんて……
そう思うと俺は、拒否なんてできなかった。
とてもナツの腕を振り払うことなどできない。
それに………。
【ハク】
(……そう、だよな……疲れてないわけ、ないよな)
確かにナツの働きぶりを見ていれば、無茶をしている事もわかる。
あれだけ毎日ひっきりなしに、会議に来客対応にと奔走しているのだ。
疲れないわけがない。
疲れたら誰だって癒されたくなるのが普通だろう。
【ハク】
(……って。俺が癒しになんかなるわけないか……)
【ハク】
「……ナツ、俺なんか抱いたってつまんないだろ」
【ハク】
「骨ばってるし……」
【ハク】
「……どうせなら、その……女のほうが」
【銀】
「ん……?お前は不満か?オレに抱きしめられるのが」
【ハク】
「い、いや…そういうわけじゃなくて」
【銀】
「お前は俺の部下だ。部下は部下なりに俺の言うことを聞いていればいい」
そう不意にナツが熱っぽく耳元で囁き、俺は腰をピクンと跳ねさせてしまう。
耳元、うなじ……ナツの熱い吐息がくすぐったく響いて、俺の全身を痺れさせる。
何なんだろう、この感覚……むず痒い。
【銀】
「……安心するんだ。昔からよく知っているお前といると……こいつは敵か味方か、なんて画策しなくてすむからな」
【銀】
「だから……癒される」
【ハク】
「……ナツ……」
【ハク】
(癒されるって…俺が?…俺が、ナツのこと、癒してあげられるのか?)
ナツは本当に安心しきっていた。
普段会社では絶対に見せない姿を俺に見せている。
俺だけに……。―――嬉しい……。
こんな俺でも、ナツの役に立っていたんだと思うと、俺は素直に嬉しさでいっぱいになった。
幸せな気持ちが、心の中にじんわりと拡がっていく。
俺は背中でナツの体温を感じながら、俺を抱きしめているナツを愛おしく感じ初めていた。
【ハク】
「ナツ……」
そして、腰にまわされたナツの腕に、そっと手を伸ばした……
―――と、その時。
【ハク】
「……っ!」
不意に、あの夢が脳裏をかすめた。
そうだ、あの夢……思い出してしまう――――
ナツに抱かれたあの夢を……。
【ハク】
(…ばか…っ、俺、なにを……)
瞬間、俺はカアアッと赤くなる。
同時に体温が急激に上がったのを感じた。
それでも俺は、脳で再生されるあのシーンを止めることができない。
【ハク】
(でも、……俺は………)
ナツに、女みたいに扱われて…………
俺は、喜んでいた。
もっともっとと、自分からねだって…………。
【ハク】
(やばい……!)
そう思った時にはもう遅かった。
俺の身体の中心にじわじわと熱が集中して……それが爆発しそうになる。
突然もじもじとし始めた俺に、背後から不思議そうなナツの声が響いてきた。
【銀】
「……どうした。ハク」
【ハク】
「お…れ……っ……その」
【ハク】
「しゃ、シャワー浴びてくる!!」
【銀】
「さっき浴びていただろう」
【ハク】
「いや、…っ…ちょっと、なんか汗かいてきて…だから…っ!」
【銀】
「汗?汗なんかかいてないじゃないか」
【ハク】
「あっ…ナツ、俺………ちょ…っと、ごめんっ」
俺は急いでナツの腕の中から離れると、慌ててシャワー室へ向かった……。
【銀】
「…………」
シャワー室に駆け込んだ俺は、バタン!と急いでドアを閉める。
そして、急いで下半身に手を忍ばせると、もうすでに辛そうにしている中心を必死に動かした。
【ハク】
「……っくぅ……っ」
俺は動きをゆるめないままに、ナツを思い出していた。
あの、夢の中のナツのことを―――。
――ハク…どうしようもない奴だ
――もっとねだってみろ
【ハク】
「あ、ふっ……ナツ…ぅ……っ」
――自分でも動け。
ほら……
【ハク】
「あ、あ、……ン…っ」
【ハク】
(足りない…足りな…い。もっと…、お、奥に……)
…………俺は。
まるでナツに命令されたみたいに、自分の指をそっと……後ろに、這わせた。
その更なる感覚に、俺は自然と声が出てしまう……。
俺は自分で自分の身体の奥を触りながら、ナツの指の感触を思い出していた……。
【ハク】
「…ぁ、あ、……は、っ……」
【ハク】
(ナツ……ナ、ツ…………)
――ここがイイのか?もっと抉ってやるぞ…
【ハク】
「はっ、あっ、…う、………あ、あ――――!」
俺は、ナツの言葉を思い出して……ナツのあの熱を思い出して………そして、限界を迎えた。
【ハク】
「……はぁ……はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら、手のひらをゆっくりと開く。
俺は罪悪感でいっぱいになって、すぐにシャワーで洗い流した。
そうしている間も、俺はなんだか泣きたくて仕方なかった。
【ハク】
「俺……なに、やってんだよ………」
【ハク】
(あのナツを思い出して……それで、こんなこと、して……俺……)
―――本当に俺は、何をやってるんだろう……
俺は、ぐちゃぐちゃになるほどの自己嫌悪に襲われた。
疲れ切っているナツが俺を抱きしめてきたのは、癒されたいからなのに……。
それなのに俺は、そんなナツの暖かさに触れて…。
一人でこんなことをして……。
何をやっているんだろう…………。
【ハク】
「…っ……」
俺はシャワールームの床に座り込むと、唇をかみ締めながらうな垂れた。
自己嫌悪の気持ちが、俺にギュッと拳を握り締めさせる。
【ハク】
(こんな俺の姿を知ったら……ナツはなんて思うんだろう…………)
続く…
(そうだよな、俺がしっかりしなくちゃな……)
【ハク】
(ナツの留守をしっかり預かれるようにしないと…だめだよな……!)
ナツの話によれば、明日から3日間は不在ということだった。
3日……短いようでいて、長い気もする。
社内では大体いつも傍にナツがいたけれど、明日からの3日間は完全に俺一人だ……。
【ハク】
(何も起こらないと良いんだけど…………)
バーから自宅に戻ると、俺はいつものように自分の部屋へと向おうとした。
だだっ広いナツの自宅の一室を、自分の部屋として使わせてもらってる俺は、一応自分だけの空間を持っている状態だった。
例の、ナツが勝手に俺の自宅から運び込んできた細々したモノも、大体この部屋の中に納まっている。
【銀】
「待て。ハク」
【ハク】
「何だよ?」
俺は、すっかりシャワーも浴び終えてスッキリしていた。
そんな時、突然ナツに呼び止められて俺は立ち止まった。
【ハク】
(何だろ……?やっぱり3日間も会社を留守にするから、アレコレやっておけとかそういうことか……?)
……そう思っていた俺だったけれど、ナツの用件は、全然違う内容だった。
【銀】
「今日はオレのベッドで寝ろ」
【ハク】
「は……!?なっ、なんで……?」
【銀】
「明日から3日間不在だからな。寂しいだろう?」
【ハク】
「ば……っ!さ、寂しいわけないっての!」
【ハク】
(なんだよそれは……っ!意味わかんないだろ………!)
俺は内心ものすごく焦っていた。
ナツのベッドで寝るということは…………つまり、一緒に寝るということじゃないか……。
俺は照れを隠すように部屋にもどろうとした。
【ハク】
(そんなこと………!)
【ハク】
「お、俺、部屋に戻るわ……!」
【銀】
「良いから。来い」
【ハク】
「ちょ、ナ、ナツ……!」
そんなパニック状態の俺の言動をサッとスルーして、ナツは強引に俺をベッドに誘導した。
不意打ちで突然手をグイッと引っ張られ、俺は見事にバランスを崩す。
―――ボスッ!
俺は派手にベッドの上に倒れ込んだ。
【ハク】
「う、わ…っ!」
俺が慌てている隙に、ナツがスッとベッドの中に入ってくる。そして…………。
俺は……後ろからキュッとナツに抱き締められた……。
ドクンッ――!
心臓が跳ねる。
【ハク】
「なに…っ…おい……!」
【銀】
「静かに」
【銀】
「―――少しだけ、このままにさせてくれ」
【ハク】
「え……?」
【銀】
「正直、これでも疲れている。……抱き枕にでもされていると思え」
【ハク】
「……っ。……ナツ……」
俺の心臓はドクンドクンと早く鳴っていて……ナツに気づかれそうで、俺はさらにドキドキしてしまった。
【ハク】
(何だか………ナツが、いつもと違う……)
普段のナツとも、会社でのナツとも、違う―――そんな気がする。
こんな優しいナツがいたなんて……
そう思うと俺は、拒否なんてできなかった。
とてもナツの腕を振り払うことなどできない。
それに………。
【ハク】
(……そう、だよな……疲れてないわけ、ないよな)
確かにナツの働きぶりを見ていれば、無茶をしている事もわかる。
あれだけ毎日ひっきりなしに、会議に来客対応にと奔走しているのだ。
疲れないわけがない。
疲れたら誰だって癒されたくなるのが普通だろう。
【ハク】
(……って。俺が癒しになんかなるわけないか……)
【ハク】
「……ナツ、俺なんか抱いたってつまんないだろ」
【ハク】
「骨ばってるし……」
【ハク】
「……どうせなら、その……女のほうが」
【銀】
「ん……?お前は不満か?オレに抱きしめられるのが」
【ハク】
「い、いや…そういうわけじゃなくて」
【銀】
「お前は俺の部下だ。部下は部下なりに俺の言うことを聞いていればいい」
そう不意にナツが熱っぽく耳元で囁き、俺は腰をピクンと跳ねさせてしまう。
耳元、うなじ……ナツの熱い吐息がくすぐったく響いて、俺の全身を痺れさせる。
何なんだろう、この感覚……むず痒い。
【銀】
「……安心するんだ。昔からよく知っているお前といると……こいつは敵か味方か、なんて画策しなくてすむからな」
【銀】
「だから……癒される」
【ハク】
「……ナツ……」
【ハク】
(癒されるって…俺が?…俺が、ナツのこと、癒してあげられるのか?)
ナツは本当に安心しきっていた。
普段会社では絶対に見せない姿を俺に見せている。
俺だけに……。―――嬉しい……。
こんな俺でも、ナツの役に立っていたんだと思うと、俺は素直に嬉しさでいっぱいになった。
幸せな気持ちが、心の中にじんわりと拡がっていく。
俺は背中でナツの体温を感じながら、俺を抱きしめているナツを愛おしく感じ初めていた。
【ハク】
「ナツ……」
そして、腰にまわされたナツの腕に、そっと手を伸ばした……
―――と、その時。
【ハク】
「……っ!」
不意に、あの夢が脳裏をかすめた。
そうだ、あの夢……思い出してしまう――――
ナツに抱かれたあの夢を……。
【ハク】
(…ばか…っ、俺、なにを……)
瞬間、俺はカアアッと赤くなる。
同時に体温が急激に上がったのを感じた。
それでも俺は、脳で再生されるあのシーンを止めることができない。
【ハク】
(でも、……俺は………)
ナツに、女みたいに扱われて…………
俺は、喜んでいた。
もっともっとと、自分からねだって…………。
【ハク】
(やばい……!)
そう思った時にはもう遅かった。
俺の身体の中心にじわじわと熱が集中して……それが爆発しそうになる。
突然もじもじとし始めた俺に、背後から不思議そうなナツの声が響いてきた。
【銀】
「……どうした。ハク」
【ハク】
「お…れ……っ……その」
【ハク】
「しゃ、シャワー浴びてくる!!」
【銀】
「さっき浴びていただろう」
【ハク】
「いや、…っ…ちょっと、なんか汗かいてきて…だから…っ!」
【銀】
「汗?汗なんかかいてないじゃないか」
【ハク】
「あっ…ナツ、俺………ちょ…っと、ごめんっ」
俺は急いでナツの腕の中から離れると、慌ててシャワー室へ向かった……。
【銀】
「…………」
シャワー室に駆け込んだ俺は、バタン!と急いでドアを閉める。
そして、急いで下半身に手を忍ばせると、もうすでに辛そうにしている中心を必死に動かした。
【ハク】
「……っくぅ……っ」
俺は動きをゆるめないままに、ナツを思い出していた。
あの、夢の中のナツのことを―――。
――ハク…どうしようもない奴だ
――もっとねだってみろ
【ハク】
「あ、ふっ……ナツ…ぅ……っ」
――自分でも動け。
ほら……
【ハク】
「あ、あ、……ン…っ」
【ハク】
(足りない…足りな…い。もっと…、お、奥に……)
…………俺は。
まるでナツに命令されたみたいに、自分の指をそっと……後ろに、這わせた。
その更なる感覚に、俺は自然と声が出てしまう……。
俺は自分で自分の身体の奥を触りながら、ナツの指の感触を思い出していた……。
【ハク】
「…ぁ、あ、……は、っ……」
【ハク】
(ナツ……ナ、ツ…………)
――ここがイイのか?もっと抉ってやるぞ…
【ハク】
「はっ、あっ、…う、………あ、あ――――!」
俺は、ナツの言葉を思い出して……ナツのあの熱を思い出して………そして、限界を迎えた。
【ハク】
「……はぁ……はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら、手のひらをゆっくりと開く。
俺は罪悪感でいっぱいになって、すぐにシャワーで洗い流した。
そうしている間も、俺はなんだか泣きたくて仕方なかった。
【ハク】
「俺……なに、やってんだよ………」
【ハク】
(あのナツを思い出して……それで、こんなこと、して……俺……)
―――本当に俺は、何をやってるんだろう……
俺は、ぐちゃぐちゃになるほどの自己嫌悪に襲われた。
疲れ切っているナツが俺を抱きしめてきたのは、癒されたいからなのに……。
それなのに俺は、そんなナツの暖かさに触れて…。
一人でこんなことをして……。
何をやっているんだろう…………。
【ハク】
「…っ……」
俺はシャワールームの床に座り込むと、唇をかみ締めながらうな垂れた。
自己嫌悪の気持ちが、俺にギュッと拳を握り締めさせる。
【ハク】
(こんな俺の姿を知ったら……ナツはなんて思うんだろう…………)
続く…
