[期間限定イベント"2人のバレンタインmini"] 黒木 忠生 編
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【黒木】
「で、どうだった?ドキドキした?」
【黒木】
「もちろんドキドキしたし、よかったよね」
【黒木】
「だってハク、あんなに…」
無邪気な表情で自分が俺にした事を話すあたりは、本気で悪いことをしたという認識が足りないのだろう。
【ハク】
「怖かった…」
【黒木】
「…え?」
【ハク】
「怖かったんだよ!」
【黒木】
「初めは…?じゃあその後は…」
【ハク】
「それとこれとは別なんだよ!」
俺はカッと感情的になってしまい、そばに近寄っていた黒木をドンッと突き飛ばした。
その俺の行動を予想をしていなかった黒木は、キョトンとした表情で、そのまま後ろに倒れこむ。
【黒木】
「……なんだよ…」
【ハク】
「……なんだよじゃない!」
【ハク】
「お前は…俺の気持ちなんて考えてない!」
【黒木】
「…………」
二人の間に、永遠にも感じられるほどの沈黙が訪れる。
【黒木】
「…………俺は…」
【黒木】
「俺は…………ハクなら喜んでくれるとおもったんだ…」
黒木はそう一言ボソっと呟いた。
【ハク】
「…………」
確かに黒木の俺に対する愛情表現は変わっている。
その方法も手段も、普通ではなかった。
それを俺は少なからずとも理解しているつもりだった。
だが、犯罪に近いこのやり方を俺はどうしても許せなかった…。
【ハク】
「黒木…お前が俺の事が大事で、俺を好いてくれているのは十分伝わっているよ」
黒木の表情がみるみる青くなっていくが、それでも俺は言葉を止めなかった。
【ハク】
「だけど………」
【ハク】
「…このやり方は…ダメだ」
俺はそうきっぱりと黒木に伝える。
その言葉を聞いた黒木の顔はしょんぼりとして、今にも泣き出しそうにも見えた。
【黒木】
「…………………」
しばらくの沈黙の後、今度は俺が黒木に声をかける。
【ハク】
「俺だって何も考えてなかったわけじゃないんだぞ…?」
そう言ってベットから立ち上がり、テーブルの上に置いてあった紙袋からラッピングされた箱を取り出す。
ラッピングされたかわいらしい箱を見て、黒木は不安そうな顔になった。
【ハク】
「俺だって…黒木の事を思って…」
なんで伝わらないのだろうか。
その伝わらない自分の思いにイライラしてしまう。
【黒木】
「ハク……」
【ハク】
「…………………」
不安そうな黒木の顔を見ていて、ハッと気付く。
【ハク】
(もしかして……)
もしかしたら、黒木も今の俺と同じ気持ちなのかも知れない。
黒木は思いの伝え方が人とは少し変わっていて…
自分の中で最高!と思ったもてなし方があの方法だったのかも知れない…。
そう考えると、今のおれも、黒木に伝わりにくい表現で自分勝手に伝えようとしているのではないか…
そう思うと…胸の奥が締めつけられて痛くなる。
俺は…
俺は黒木を受け入れると決めた。
だからこそ…ここに残ることを決断した。
だったら…今の黒木を受け入れ、今の俺を受け入れてもらえるための努力をしなくては…。
そう思った時…俺の身体は、黒木へと自然と動き出していた。
【黒木】
「ハク……?」
黒木は俺が近づこうとすると困惑の表情で俺の目を見つめている。
その困った表情の黒木を俺は…
両手を広げ、包み込むようにそっと抱きしめた。
黒木の全てを受け入れるように。
黒木の全てを理解するように。
【黒木】
「……………」
黒木は俺に抱かれたまま、そのまま動かなかった。
いや…うごけなかったのかもしれない。
しばらくの間、黒木は何もできなかった。
そして自分の中で何かを見つけたのかゆっくりと手を動かし、俺が黒木を抱きしめたようにゆっくりギュっと抱きしめ返してきた。
【ハク】
「黒…木……」
俺は黒木とわかりあうために生まれたのかもしれない…。
2人で抱き合っている時間は、短かったけれどとても長く感じて、
求めあっている時とはまた別の意味で俺達は満たされていた。
これから先もきっと、黒木の愛の表現のに俺は、戸惑うことがあるかもしれない。
でも、それすらも愛おしく、愛せたなら…
黒木との永遠の愛を誓える気がしていた…
「で、どうだった?ドキドキした?」
【黒木】
「もちろんドキドキしたし、よかったよね」
【黒木】
「だってハク、あんなに…」
無邪気な表情で自分が俺にした事を話すあたりは、本気で悪いことをしたという認識が足りないのだろう。
【ハク】
「怖かった…」
【黒木】
「…え?」
【ハク】
「怖かったんだよ!」
【黒木】
「初めは…?じゃあその後は…」
【ハク】
「それとこれとは別なんだよ!」
俺はカッと感情的になってしまい、そばに近寄っていた黒木をドンッと突き飛ばした。
その俺の行動を予想をしていなかった黒木は、キョトンとした表情で、そのまま後ろに倒れこむ。
【黒木】
「……なんだよ…」
【ハク】
「……なんだよじゃない!」
【ハク】
「お前は…俺の気持ちなんて考えてない!」
【黒木】
「…………」
二人の間に、永遠にも感じられるほどの沈黙が訪れる。
【黒木】
「…………俺は…」
【黒木】
「俺は…………ハクなら喜んでくれるとおもったんだ…」
黒木はそう一言ボソっと呟いた。
【ハク】
「…………」
確かに黒木の俺に対する愛情表現は変わっている。
その方法も手段も、普通ではなかった。
それを俺は少なからずとも理解しているつもりだった。
だが、犯罪に近いこのやり方を俺はどうしても許せなかった…。
【ハク】
「黒木…お前が俺の事が大事で、俺を好いてくれているのは十分伝わっているよ」
黒木の表情がみるみる青くなっていくが、それでも俺は言葉を止めなかった。
【ハク】
「だけど………」
【ハク】
「…このやり方は…ダメだ」
俺はそうきっぱりと黒木に伝える。
その言葉を聞いた黒木の顔はしょんぼりとして、今にも泣き出しそうにも見えた。
【黒木】
「…………………」
しばらくの沈黙の後、今度は俺が黒木に声をかける。
【ハク】
「俺だって何も考えてなかったわけじゃないんだぞ…?」
そう言ってベットから立ち上がり、テーブルの上に置いてあった紙袋からラッピングされた箱を取り出す。
ラッピングされたかわいらしい箱を見て、黒木は不安そうな顔になった。
【ハク】
「俺だって…黒木の事を思って…」
なんで伝わらないのだろうか。
その伝わらない自分の思いにイライラしてしまう。
【黒木】
「ハク……」
【ハク】
「…………………」
不安そうな黒木の顔を見ていて、ハッと気付く。
【ハク】
(もしかして……)
もしかしたら、黒木も今の俺と同じ気持ちなのかも知れない。
黒木は思いの伝え方が人とは少し変わっていて…
自分の中で最高!と思ったもてなし方があの方法だったのかも知れない…。
そう考えると、今のおれも、黒木に伝わりにくい表現で自分勝手に伝えようとしているのではないか…
そう思うと…胸の奥が締めつけられて痛くなる。
俺は…
俺は黒木を受け入れると決めた。
だからこそ…ここに残ることを決断した。
だったら…今の黒木を受け入れ、今の俺を受け入れてもらえるための努力をしなくては…。
そう思った時…俺の身体は、黒木へと自然と動き出していた。
【黒木】
「ハク……?」
黒木は俺が近づこうとすると困惑の表情で俺の目を見つめている。
その困った表情の黒木を俺は…
両手を広げ、包み込むようにそっと抱きしめた。
黒木の全てを受け入れるように。
黒木の全てを理解するように。
【黒木】
「……………」
黒木は俺に抱かれたまま、そのまま動かなかった。
いや…うごけなかったのかもしれない。
しばらくの間、黒木は何もできなかった。
そして自分の中で何かを見つけたのかゆっくりと手を動かし、俺が黒木を抱きしめたようにゆっくりギュっと抱きしめ返してきた。
【ハク】
「黒…木……」
俺は黒木とわかりあうために生まれたのかもしれない…。
2人で抱き合っている時間は、短かったけれどとても長く感じて、
求めあっている時とはまた別の意味で俺達は満たされていた。
これから先もきっと、黒木の愛の表現のに俺は、戸惑うことがあるかもしれない。
でも、それすらも愛おしく、愛せたなら…
黒木との永遠の愛を誓える気がしていた…
