[本編] 緑川 彰一 編
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◆ホストにならないか◆
緑川さんは悪態をつく俺に何一つ嫌味を言うことなく、顎に手を置き、顔をまじまじと見始める。
その真っすぐすぎる目が眩しくて、俺は思わず目をそらしてしまった。
すると緑川さんは顎に当てたままの手をクイっと上向きすると、目線が移動し、強制的に再び視線が交わる。
丁度目が合った時、緑川さんの口から、信じられない言葉が発せられ、我に返る。
―――俺がホスト!?
―――ありえない!
緑川さんはその後も、俺のことを諭すようにゆっくりとした口調で話しを続けるが、まるで現実味がない。
まして、不意に自分のことをカワイイと言われても反応に困ってしまう。
俺は酔っ払いながらも顎に置かれた手を振り洗い、思わず睨みつけてきっぱりと答えた。
が、緑川さんは諦めることなく、自らの名刺を俺に渡してきた。
思えば、これが全ての始まりだった―――。
