[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 桃島 光彦 編
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―――いよいよハロウィンイベントのメイン、お化け屋敷へのエスコートが始まった。
俺も指名してくれたお客さんと屋敷の中へ入って行く。
【女性】
「怖い~、もうこの雰囲気だけでダメ~」
【ハク】
「大丈夫ですよ」
この間までの俺だったらここで同じことを言っていたかもしれない。
でも今日は大丈夫。
桃島さんとたくさん練習をしたから。
そう言い聞かせながら強い男を演じることにする。
【ハク】
(このお化け屋敷なんてもう、中身覚えちゃいそうだよ……)
確かに知らなければ予想の裏をかくようなホラーでサプライズな仕掛けが満載だ。
でも中身を暗記した俺には、全て予定調和に見えてしまう。
ホラーなBGMやわざとらしく吹くひんやりした風は多少怖いが、それも今ではだいぶ慣れたものだ。
【ハク】
「行きましょう、俺がついてますから大丈夫です」
【女性】
「きゃー、ユキちゃん頼もしい~!」
そんな風に言ってもらえるのも桃島さんのおかげだ。
【ハク】
「さあ、出口ですよ」
【女性】
「あー怖かったぁ~」
【ハク】
「ここで本当におしまいですから」
【女性】
「ユキちゃんがいなかったら出られなかったかもー」
【女性】
「本当にありがとね」
【ハク】
「いえいえ」
【ハク】
(終わった……!)
お客さん以上にほっとしているのは俺だった。
本当は俺も桃島さんのところに駆け寄ってお礼を言いたいぐらいだったが、さすがにお客さんもいるので自重するしかない。
【女性】
「ありがとね、ユキちゃん」
【ハク】
「……!」
お客さんの女性が俺の頬にちゅっとキスをした。
【ハク】
「わっ、だめです!」
【女性】
「あたし、ユキちゃんのこと好きになっちゃったかも」
【ハク】
「それは嬉しいですが……」
【女性】
「またお店行くね」
【ハク】
「どうも……」
最後のハプニングはあったものの、無事にハロウィンイベントを終えることができた―――。
俺も指名してくれたお客さんと屋敷の中へ入って行く。
【女性】
「怖い~、もうこの雰囲気だけでダメ~」
【ハク】
「大丈夫ですよ」
この間までの俺だったらここで同じことを言っていたかもしれない。
でも今日は大丈夫。
桃島さんとたくさん練習をしたから。
そう言い聞かせながら強い男を演じることにする。
【ハク】
(このお化け屋敷なんてもう、中身覚えちゃいそうだよ……)
確かに知らなければ予想の裏をかくようなホラーでサプライズな仕掛けが満載だ。
でも中身を暗記した俺には、全て予定調和に見えてしまう。
ホラーなBGMやわざとらしく吹くひんやりした風は多少怖いが、それも今ではだいぶ慣れたものだ。
【ハク】
「行きましょう、俺がついてますから大丈夫です」
【女性】
「きゃー、ユキちゃん頼もしい~!」
そんな風に言ってもらえるのも桃島さんのおかげだ。
【ハク】
「さあ、出口ですよ」
【女性】
「あー怖かったぁ~」
【ハク】
「ここで本当におしまいですから」
【女性】
「ユキちゃんがいなかったら出られなかったかもー」
【女性】
「本当にありがとね」
【ハク】
「いえいえ」
【ハク】
(終わった……!)
お客さん以上にほっとしているのは俺だった。
本当は俺も桃島さんのところに駆け寄ってお礼を言いたいぐらいだったが、さすがにお客さんもいるので自重するしかない。
【女性】
「ありがとね、ユキちゃん」
【ハク】
「……!」
お客さんの女性が俺の頬にちゅっとキスをした。
【ハク】
「わっ、だめです!」
【女性】
「あたし、ユキちゃんのこと好きになっちゃったかも」
【ハク】
「それは嬉しいですが……」
【女性】
「またお店行くね」
【ハク】
「どうも……」
最後のハプニングはあったものの、無事にハロウィンイベントを終えることができた―――。
