[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 桃島 光彦 編
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【桃島】
「でもやらないと」
【ハク】
「ううっ……」
【桃島】
「……まぁ、ホストの方が悲鳴あげてるって展開も面白いかもしれないけどね」
【ハク】
「おもしろがらないでください!」
【桃島】
「でもさ、ラッキーなことにハロウィンで貸し切る遊園地もここなワケ」
【ハク】
「はぁ……」
【桃島】
「……ってことは」
【ハク】
「ことは……?」
【桃島】
「中身覚えるぐらいお化け屋敷をマスターすれば怖くないんじゃない?」
【ハク】
「なっ……!?」
【桃島】
「ほら、今はもう列もすいてるし、2回目いけちゃうよ?」
【ハク】
「うっ……」
【桃島】
「やめとく?」
【ハク】
「やめときたいです、けど……」
【桃島】
「じゃあ本番またあれでびびる?」
【ハク】
「それもっ……」
【桃島】
「暗記した方がいいんじゃない? お化け屋敷をさ」
【ハク】
「ううっ……」
【桃島】
「今日なら俺もいるしね」
【桃島】
「俺はハクにしがみつかれるのは大歓迎だよ」
【桃島】
「……あ、でも気絶は勘弁かも」
【ハク】
「桃島さんっ……」
【桃島】
「どうする?」
【ハク】
「……うう……」
でもこうなっては仕方がない。
【ハク】
「……もう1回……お願いします……」
【桃島】
「はーい」
結局その日、俺は5回もお化け屋敷に入ってしまった。
2回目は1回目同様叫び声をあげっぱなしだった……。
けれど5回目ともなるとお化けも俺たちの顔を覚えてくれて、やたらフレンドリーになったりした。
【ハク】
(イベント……頑張ろう……)
いつもとは違う方面での頑張りを求められるイベント……。
お化け屋敷の入りすぎでげっそりした俺はため息をつきながら誓うのだった。
―――そしてやってきた、ハロウィン当日。
【桃島】
「ハッピーハロウィン!」
【ハク】
「トリック オア トリート!」
俺たちホストは全員マントを羽織って、仮装した姿でお客さんたちを出迎えた。
ハロウィンは『トリック オア トリート』(お菓子をくれないと悪戯するぞ)ということもあって、お客さんたちは手作りのお菓子を持ってきてくれる人もいた。
【女性】
「はい、モモちゃんにもお菓子」
【女性】
「ジャックオーランタンだよ」
【桃島】
「わー、ありがとう」
【女性】
「っていうかモモちゃんかっこいい! マント似合う!」
【桃島】
「なかなかこういう格好しないからねー」
【ハク】
(確かに今日の桃島さんはかっこいい……)
俺のマント姿なんて、ちんちくりんで全然似合ってないんじゃないかと不安になってきた。
【女性】
「はい、ユキちゃんにもお菓子だよ」
【ハク】
「あっ、ありがとうございます……」
【女性】
「ユキちゃんもかっこいい!」
【ハク】
「本当?」
【女性】
「なんか色白なのにマントしてるとヴァンパイアみたい!」
【女性】
「かっこいいよ!」
【ハク】
「そう言ってもらえると嬉しいです」
そしていよいよ、ハロウィンイベント。
今日はハロウィンチケットを店で購入した人は、ホストにエスコートされてお化け屋敷を回ることができる。
【女性】
「あっ、あたしユキ指名したんだー!」
【女性】
「怖いもの苦手なんだけど、ユキちゃんがいれば安心!」
【女性】「よろしくね!」
【ハク】
(ついにこの時が来てしまった……)
俺はお客さんの手を引いて……かのお化け屋敷の入り口に立つことになる―――。
「でもやらないと」
【ハク】
「ううっ……」
【桃島】
「……まぁ、ホストの方が悲鳴あげてるって展開も面白いかもしれないけどね」
【ハク】
「おもしろがらないでください!」
【桃島】
「でもさ、ラッキーなことにハロウィンで貸し切る遊園地もここなワケ」
【ハク】
「はぁ……」
【桃島】
「……ってことは」
【ハク】
「ことは……?」
【桃島】
「中身覚えるぐらいお化け屋敷をマスターすれば怖くないんじゃない?」
【ハク】
「なっ……!?」
【桃島】
「ほら、今はもう列もすいてるし、2回目いけちゃうよ?」
【ハク】
「うっ……」
【桃島】
「やめとく?」
【ハク】
「やめときたいです、けど……」
【桃島】
「じゃあ本番またあれでびびる?」
【ハク】
「それもっ……」
【桃島】
「暗記した方がいいんじゃない? お化け屋敷をさ」
【ハク】
「ううっ……」
【桃島】
「今日なら俺もいるしね」
【桃島】
「俺はハクにしがみつかれるのは大歓迎だよ」
【桃島】
「……あ、でも気絶は勘弁かも」
【ハク】
「桃島さんっ……」
【桃島】
「どうする?」
【ハク】
「……うう……」
でもこうなっては仕方がない。
【ハク】
「……もう1回……お願いします……」
【桃島】
「はーい」
結局その日、俺は5回もお化け屋敷に入ってしまった。
2回目は1回目同様叫び声をあげっぱなしだった……。
けれど5回目ともなるとお化けも俺たちの顔を覚えてくれて、やたらフレンドリーになったりした。
【ハク】
(イベント……頑張ろう……)
いつもとは違う方面での頑張りを求められるイベント……。
お化け屋敷の入りすぎでげっそりした俺はため息をつきながら誓うのだった。
―――そしてやってきた、ハロウィン当日。
【桃島】
「ハッピーハロウィン!」
【ハク】
「トリック オア トリート!」
俺たちホストは全員マントを羽織って、仮装した姿でお客さんたちを出迎えた。
ハロウィンは『トリック オア トリート』(お菓子をくれないと悪戯するぞ)ということもあって、お客さんたちは手作りのお菓子を持ってきてくれる人もいた。
【女性】
「はい、モモちゃんにもお菓子」
【女性】
「ジャックオーランタンだよ」
【桃島】
「わー、ありがとう」
【女性】
「っていうかモモちゃんかっこいい! マント似合う!」
【桃島】
「なかなかこういう格好しないからねー」
【ハク】
(確かに今日の桃島さんはかっこいい……)
俺のマント姿なんて、ちんちくりんで全然似合ってないんじゃないかと不安になってきた。
【女性】
「はい、ユキちゃんにもお菓子だよ」
【ハク】
「あっ、ありがとうございます……」
【女性】
「ユキちゃんもかっこいい!」
【ハク】
「本当?」
【女性】
「なんか色白なのにマントしてるとヴァンパイアみたい!」
【女性】
「かっこいいよ!」
【ハク】
「そう言ってもらえると嬉しいです」
そしていよいよ、ハロウィンイベント。
今日はハロウィンチケットを店で購入した人は、ホストにエスコートされてお化け屋敷を回ることができる。
【女性】
「あっ、あたしユキ指名したんだー!」
【女性】
「怖いもの苦手なんだけど、ユキちゃんがいれば安心!」
【女性】「よろしくね!」
【ハク】
(ついにこの時が来てしまった……)
俺はお客さんの手を引いて……かのお化け屋敷の入り口に立つことになる―――。
