[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 桃島 光彦 編
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【ハク】
「はい……」
すでに先が思いやられている俺は、美味しいはずのランチの味すら何だか全然覚えていられなかった。
―――いよいよやってきたお化け屋敷の前。
【桃島】
「あ、並んでる」
【ハク】
「……こんなのに並んでまで入る人の気が知れません……」
【桃島】
「俺たちもその一人だけどね」
【ハク】
「うっ……」
【桃島】
「じゃ行こっか」
十五分ほど列に並んで、そのあとお化け屋敷のエントランスに集められる。
まずは屋敷に入る前のプロローグがあるらしかった。
【アナウンス】
「……へっへっへ……いらっしゃませ、ホラーマンションへ」
【アナウンス】
「ここはホラーマンション……お化けたちが住みついた古い屋敷……」
【ハク】
「……もうこのノリがダメなんです……」
【桃島】
「まだ入ってもないよ?」
わざとらしいほどの風の音や、まだかわいらしいお化けの喋りすら、これからのことを思わせるようで怖くなってしまう。
【桃島】
「だってあのお化け、CGだよ? かわいくない?」
【ハク】
「かわいくないですよっ……」
【アナウンス】
「具合が悪くなったら近くのお兄さん、お姉さんに声をかけてね!」
【アナウンス】
「あっ……でも、そのお兄さん、お姉さんが人間かどうか……」
【アナウンス】
「確かめてから声をかけるといいと思うよ、クククッ……」
【アナウンス】
「それじゃ、ホラーマンションの世界に行ってらっしゃい」
【アナウンス】
「……帰ってこれるといいね、クククククッ……」
【ハク】
「……ううっ……」
この時点で俺の背中は冷や汗でびっしょりだった。
【ハク】
「……帰りましょうよ、桃島さん……」
【桃島】
「何言ってんの、引き返せないよ」
【ハク】
「でも俺っ……」
【桃島】
「そんなこと言ってたら本番もっとヤバいでしょ」
【桃島】
「大丈夫、俺がいるって」
【ハク】
「桃島さん……」
……結局逃げることは許されず、俺は桃島さんとお化け屋敷に入って行った……。
「はい……」
すでに先が思いやられている俺は、美味しいはずのランチの味すら何だか全然覚えていられなかった。
―――いよいよやってきたお化け屋敷の前。
【桃島】
「あ、並んでる」
【ハク】
「……こんなのに並んでまで入る人の気が知れません……」
【桃島】
「俺たちもその一人だけどね」
【ハク】
「うっ……」
【桃島】
「じゃ行こっか」
十五分ほど列に並んで、そのあとお化け屋敷のエントランスに集められる。
まずは屋敷に入る前のプロローグがあるらしかった。
【アナウンス】
「……へっへっへ……いらっしゃませ、ホラーマンションへ」
【アナウンス】
「ここはホラーマンション……お化けたちが住みついた古い屋敷……」
【ハク】
「……もうこのノリがダメなんです……」
【桃島】
「まだ入ってもないよ?」
わざとらしいほどの風の音や、まだかわいらしいお化けの喋りすら、これからのことを思わせるようで怖くなってしまう。
【桃島】
「だってあのお化け、CGだよ? かわいくない?」
【ハク】
「かわいくないですよっ……」
【アナウンス】
「具合が悪くなったら近くのお兄さん、お姉さんに声をかけてね!」
【アナウンス】
「あっ……でも、そのお兄さん、お姉さんが人間かどうか……」
【アナウンス】
「確かめてから声をかけるといいと思うよ、クククッ……」
【アナウンス】
「それじゃ、ホラーマンションの世界に行ってらっしゃい」
【アナウンス】
「……帰ってこれるといいね、クククククッ……」
【ハク】
「……ううっ……」
この時点で俺の背中は冷や汗でびっしょりだった。
【ハク】
「……帰りましょうよ、桃島さん……」
【桃島】
「何言ってんの、引き返せないよ」
【ハク】
「でも俺っ……」
【桃島】
「そんなこと言ってたら本番もっとヤバいでしょ」
【桃島】
「大丈夫、俺がいるって」
【ハク】
「桃島さん……」
……結局逃げることは許されず、俺は桃島さんとお化け屋敷に入って行った……。
