[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 黒木 忠生 編
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【ハク】
「!!!」
【外国人】
「!!!」
コンコン…、コンコン…
絶体絶命と思った矢先、ふいにトイレのドアがノックされる。
と同時に、外国人の動きが止まった。
【ハク】
(今だ!今しかない…!!)
【ハク】
「うー!ううー!!ううううー!!」
俺は必死になって、声にならない声で唸りを上げる。
そんな俺の声が届いたのだろうか?
突然、バキッ!という激しい音が響き、ドアが割れて開いた。
―――そして。
【???】
「ハク…!」
【ハク】
(黒木…!?)
【ハク】
(この声、黒木だ……!)
【黒木】
「大丈夫か、ハク?」
【ハク】
「うー!うううー!!」
【黒木】
「ああ…俺のハクが……口まで縛られて……」
【黒木】
「―――何だよ、お前」
【外国人】
「ヒイッ…!」
外国人は短い叫び声を上げると、俺の身体を放り出すようにして個室から逃げ出していく。
【黒木】
「待て!」
【外国人】
「ヒイ、タスケテ…!!」
【黒木】
「そうはさせるか…!」
ドスっ――!
黒木が、慌てて逃げようとする外国人の鳩尾を蹴りあげる。
【外国人】
「ウゥ……」
【黒木】
「残念でした。……ハクにあんなことしたんだ、償ってもらわないとね…」
そう声が聞こえたと同時に、入口の方からバタバタと数人の足音が聞こえてきた。
どうやら警備員のようだ。
【黒木】
「ああ、すみません。そこの男です」
【警備員1】
「ああ、この男ですね。分かりました」
【警備員2】
「コラ!おとなしくついてこい!」
【外国人】
「オーマイガー…」
【警備員1】
「ええと…そちらの男性は…?」
【黒木】
「ああ、彼は大丈夫です。俺がしっかりケアするので」
【警備員2】
「それでは、ご連絡ありがとうございました」
【ハク】
(黒木……警備員、呼んでくれてたんだ……)
【ハク】
(もしかして、俺がトイレに連れ込まれてるって、気づいて……?)
再度、バタバタと数人の足音が響く。今度は去っていく音だ。
それがすっかり聞こえなくなると、辺りはシンと静まった。
トイレには………黒木と俺の、二人きり。
【黒木】
「―――ふぅ。危機一髪!」
【ハク】
「うー!ううー……」
【黒木】
「分かってるよ、ハク。すぐ取ってあげるから」
黒木は俺の口を自由にすると、拘束されていた手も解放してくれた。
いつもならば逆のことをされているのに……なんだか不思議な気分だ。
【ハク】
「黒木…来てくれてありがとう。俺……」
【黒木】
「…ハク。だから俺、言ったろ?」
【ハク】
「え…?」
【黒木】
「ハクは誰よりも一番カワイイって。もうちょっと注意しなくちゃ」
【黒木】
「俺があと少し遅かったらと思うとゾッとするよ」
【ハク】
「お、俺だって…ビックリしたんだよ!こんなことになるなんて…」
【ハク】
「ここに連れ込まれたときだって、最初は黒木かと思って…だから……」
【黒木】
「ふうん?俺だと思ったんだ…?」
【ハク】
「だって!………その、ごめん」
【ハク】
(…って。何で俺が謝ってるんだよ……)
怖い思いをしたのは俺の方だし、この状況だったら、もう少し優しい言葉をかけてくれてもいいはずなのに……。
【黒木】
「まぁいいや。とりあえず未遂だったしね」
【黒木】
「でも、本当に心配したんだよ?どこ探してもハクはいないし、お帰りなさいご主人様も言ってくれないし」
【黒木】
「―――でも……」
【黒木】
「そういう出迎え方も、嫌いじゃないよ?ねぇ、ハク…?」
【ハク】
「え……?」
【ハク】
(黒木、何言って……?)
黒木の目が一点に集中していることに気づいて、俺はその方向を見遣った。
その視線の先にあったのは、俺の―――……。
【ハク】
「ちょ…!なに、見てるんだよ、黒木……!」
【黒木】
「何って、ハクをだよ。ご主人様がメイドを見ちゃいけない?」
【ハク】
「黒木…!まだそんなこと言って…!」
【黒木】
「あぁ…その無防備に肌蹴た脚、最高だよ…」
【ハク】
「く、黒木…!?」
【ハク】
(ダメだ、黒木のやつ、もうおかしくなってる……)
黒木はすっかり興奮しきった目で、舐めるように俺の身体を見てきた。
【黒木】
「ハク、こっちおいで」
【ハク】
「うわ…!」
俺は手をグイッと引っ張られると、違う個室に連れ込まれた。
ガチャ、と鍵が閉まる音がすると同時に、黒木が覆い被さってくる。
【ハク】
「ちょ…黒木!待てって…!」
【黒木】
「あぁ…もう待てないよ、ハク……」
「!!!」
【外国人】
「!!!」
コンコン…、コンコン…
絶体絶命と思った矢先、ふいにトイレのドアがノックされる。
と同時に、外国人の動きが止まった。
【ハク】
(今だ!今しかない…!!)
【ハク】
「うー!ううー!!ううううー!!」
俺は必死になって、声にならない声で唸りを上げる。
そんな俺の声が届いたのだろうか?
突然、バキッ!という激しい音が響き、ドアが割れて開いた。
―――そして。
【???】
「ハク…!」
【ハク】
(黒木…!?)
【ハク】
(この声、黒木だ……!)
【黒木】
「大丈夫か、ハク?」
【ハク】
「うー!うううー!!」
【黒木】
「ああ…俺のハクが……口まで縛られて……」
【黒木】
「―――何だよ、お前」
【外国人】
「ヒイッ…!」
外国人は短い叫び声を上げると、俺の身体を放り出すようにして個室から逃げ出していく。
【黒木】
「待て!」
【外国人】
「ヒイ、タスケテ…!!」
【黒木】
「そうはさせるか…!」
ドスっ――!
黒木が、慌てて逃げようとする外国人の鳩尾を蹴りあげる。
【外国人】
「ウゥ……」
【黒木】
「残念でした。……ハクにあんなことしたんだ、償ってもらわないとね…」
そう声が聞こえたと同時に、入口の方からバタバタと数人の足音が聞こえてきた。
どうやら警備員のようだ。
【黒木】
「ああ、すみません。そこの男です」
【警備員1】
「ああ、この男ですね。分かりました」
【警備員2】
「コラ!おとなしくついてこい!」
【外国人】
「オーマイガー…」
【警備員1】
「ええと…そちらの男性は…?」
【黒木】
「ああ、彼は大丈夫です。俺がしっかりケアするので」
【警備員2】
「それでは、ご連絡ありがとうございました」
【ハク】
(黒木……警備員、呼んでくれてたんだ……)
【ハク】
(もしかして、俺がトイレに連れ込まれてるって、気づいて……?)
再度、バタバタと数人の足音が響く。今度は去っていく音だ。
それがすっかり聞こえなくなると、辺りはシンと静まった。
トイレには………黒木と俺の、二人きり。
【黒木】
「―――ふぅ。危機一髪!」
【ハク】
「うー!ううー……」
【黒木】
「分かってるよ、ハク。すぐ取ってあげるから」
黒木は俺の口を自由にすると、拘束されていた手も解放してくれた。
いつもならば逆のことをされているのに……なんだか不思議な気分だ。
【ハク】
「黒木…来てくれてありがとう。俺……」
【黒木】
「…ハク。だから俺、言ったろ?」
【ハク】
「え…?」
【黒木】
「ハクは誰よりも一番カワイイって。もうちょっと注意しなくちゃ」
【黒木】
「俺があと少し遅かったらと思うとゾッとするよ」
【ハク】
「お、俺だって…ビックリしたんだよ!こんなことになるなんて…」
【ハク】
「ここに連れ込まれたときだって、最初は黒木かと思って…だから……」
【黒木】
「ふうん?俺だと思ったんだ…?」
【ハク】
「だって!………その、ごめん」
【ハク】
(…って。何で俺が謝ってるんだよ……)
怖い思いをしたのは俺の方だし、この状況だったら、もう少し優しい言葉をかけてくれてもいいはずなのに……。
【黒木】
「まぁいいや。とりあえず未遂だったしね」
【黒木】
「でも、本当に心配したんだよ?どこ探してもハクはいないし、お帰りなさいご主人様も言ってくれないし」
【黒木】
「―――でも……」
【黒木】
「そういう出迎え方も、嫌いじゃないよ?ねぇ、ハク…?」
【ハク】
「え……?」
【ハク】
(黒木、何言って……?)
黒木の目が一点に集中していることに気づいて、俺はその方向を見遣った。
その視線の先にあったのは、俺の―――……。
【ハク】
「ちょ…!なに、見てるんだよ、黒木……!」
【黒木】
「何って、ハクをだよ。ご主人様がメイドを見ちゃいけない?」
【ハク】
「黒木…!まだそんなこと言って…!」
【黒木】
「あぁ…その無防備に肌蹴た脚、最高だよ…」
【ハク】
「く、黒木…!?」
【ハク】
(ダメだ、黒木のやつ、もうおかしくなってる……)
黒木はすっかり興奮しきった目で、舐めるように俺の身体を見てきた。
【黒木】
「ハク、こっちおいで」
【ハク】
「うわ…!」
俺は手をグイッと引っ張られると、違う個室に連れ込まれた。
ガチャ、と鍵が閉まる音がすると同時に、黒木が覆い被さってくる。
【ハク】
「ちょ…黒木!待てって…!」
【黒木】
「あぁ…もう待てないよ、ハク……」
