[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 黒木 忠生 編
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【ハク】
「仮装してるせいか、やけにみんなフレンドリーだよな」
【ハク】
「これが普通の社会人の飲み会だったらさすがにこうはならないんだろうけど……」
しみじみそんなことを思っている時だった。
――――トントン
突然、肩を叩かれる。
【ハク】
「えっ?」
【外国人】
「hi!」
【ハク】
(外国人!?うわ、どうしよ……英語できないって…)
【外国人】
「モシモシ、オゲンキデスカ?」
【ハク】
「へ?あ…は、はい……」
【ハク】
(良かった…。カタコトだけど、日本語できるんだ……)
【ハク】
(それにしても本当にフレンドリーだな。まさか俺まで話しかけられるなんて思わなかった)
俺はホッと胸を撫で下ろして笑顔を見せたが、そうできたのも束の間だった。
【外国人】
「OH~!プリティ!」
【ハク】
「は?」
【外国人】
「アナタ、トテモ、プリティ、デスーネ!」
【ハク】
「?俺がですか?」
【外国人】
「ソウデース!カワイイ、プリティ!」
【ハク】
「え…か、かわいいって…」
【ハク】
(この人、俺が男って分かってて言ってるんだよな…?)
【ハク】
(やっぱり黒木以外のヤツに言われると微妙なモンだな……)
【ハク】
「ええっと……サンキュー!」
とりあえず笑顔でありがとうと礼を述べたものの、外国人は止まるところを知らないらしく、やたらと話しかけてくる。
【外国人】
「アナタ、トテモ、カワイイ、デース!」
【外国人】
「ワタシ、アナタ、ダイスキ、デース!」
【ハク】
「いや…その…」
【ハク】
(なんだこの人……ちょっとヤバイ気がしてきたぞ……)
【外国人】
「ホント、プリティ!アナタ、サイコウ!」
【ハク】
「はは…」
【外国人】
「ホント、デース!アナタ、サイコウ!」
【ハク】
「あはは……じゃ、じゃあ俺、この辺で…!」
得体の知れない危機を察知した俺は、そそくさと席を外すことにした。
【ハク】
「はあ……ビックリした。ちょっと怖かったよな、あの人……」
【ハク】
「トイレに逃げ込んで正解だな…。とりあえず用でも足して……」
【ハク】
「――すぐ戻るのはちょっと怖いな…」
【ハク】
「あの外国人、まだあの場所にいる可能性もあるし……それだけは避けたい」
【ハク】
「とりあえずあとちょっとだけ……」
俺は慣れないスカートのまま用を足すと、念のためそのまま少しトイレに留まることにした。
――――そして数分後。
【ハク】
「………もうそろそろ良いかな?」
【ハク】
「さすがにあの外国人も、もうあの場所にはいないよな……」
【ハク】
「――――よし!」
意を決し、会場に戻ろうとトイレを出た…………まさにその時。
【ハク】
「!?」
【ハク】
(なっ…!目が……!)
俺は突然目を塞がれた。
そしてそのまま、ずるずるとトイレの個室に連れ込まれる。
普通だったらこの時点で叫んでいるところだが…………俺は叫ばなかった。
【ハク】
(――――なるほど、そういうことか)
【ハク】
(……まったく。またこんな事して俺のこと驚かせるつもりだな……)
【ハク】
「黒木、冗談きついぞ!仕事終わったんならそう言ってくれよ」
【ハク】
「俺、変なのに引っかかってたんだからな?」
【ハク】
「おい、黒―――…」
【???】
「――――アナタ、カワイイ」
【ハク】
「!!?」
【ハク】
(まさか………)
【ハク】
(おい……待てよ……。嘘、だろ………!?)
―――それは、黒木ではなかった。
一気に蒼白になったものの、時は既に遅く……。
俺は、口を塞がれ、手も拘束され、自由を奪われたのだった―――……。
【黒木】
「――終了、っと。今日は結構トントン拍子だったかな」
楽しげな声が飛び交う会場内―――。
仕事の撮影を終え、ようやく羽を伸ばせそうだと顔を緩ませる黒木。
【黒木】
「さて、と。早くハクのところに戻らなくちゃ」
【黒木】
「ずっと待たせて寂しい思いさせちゃったし……」
【黒木】
「それに、早くメイド姿のハクと楽しみたいしね」
【黒木】
「……で。ハク、どこいるのかな?」
とりあえずと思い、一時間ほど前に立ち話をしたポイントへと戻ってみる。
―――が。
【黒木】
「あれぇ?いないなぁ……」
【黒木】
「仕方ない、探してみるか」
服装を目印に、会場内を一通り探し歩いてみるものの、一向にそれらしい姿は見当たらない。
【黒木】
「やっぱりいない……」
「仮装してるせいか、やけにみんなフレンドリーだよな」
【ハク】
「これが普通の社会人の飲み会だったらさすがにこうはならないんだろうけど……」
しみじみそんなことを思っている時だった。
――――トントン
突然、肩を叩かれる。
【ハク】
「えっ?」
【外国人】
「hi!」
【ハク】
(外国人!?うわ、どうしよ……英語できないって…)
【外国人】
「モシモシ、オゲンキデスカ?」
【ハク】
「へ?あ…は、はい……」
【ハク】
(良かった…。カタコトだけど、日本語できるんだ……)
【ハク】
(それにしても本当にフレンドリーだな。まさか俺まで話しかけられるなんて思わなかった)
俺はホッと胸を撫で下ろして笑顔を見せたが、そうできたのも束の間だった。
【外国人】
「OH~!プリティ!」
【ハク】
「は?」
【外国人】
「アナタ、トテモ、プリティ、デスーネ!」
【ハク】
「?俺がですか?」
【外国人】
「ソウデース!カワイイ、プリティ!」
【ハク】
「え…か、かわいいって…」
【ハク】
(この人、俺が男って分かってて言ってるんだよな…?)
【ハク】
(やっぱり黒木以外のヤツに言われると微妙なモンだな……)
【ハク】
「ええっと……サンキュー!」
とりあえず笑顔でありがとうと礼を述べたものの、外国人は止まるところを知らないらしく、やたらと話しかけてくる。
【外国人】
「アナタ、トテモ、カワイイ、デース!」
【外国人】
「ワタシ、アナタ、ダイスキ、デース!」
【ハク】
「いや…その…」
【ハク】
(なんだこの人……ちょっとヤバイ気がしてきたぞ……)
【外国人】
「ホント、プリティ!アナタ、サイコウ!」
【ハク】
「はは…」
【外国人】
「ホント、デース!アナタ、サイコウ!」
【ハク】
「あはは……じゃ、じゃあ俺、この辺で…!」
得体の知れない危機を察知した俺は、そそくさと席を外すことにした。
【ハク】
「はあ……ビックリした。ちょっと怖かったよな、あの人……」
【ハク】
「トイレに逃げ込んで正解だな…。とりあえず用でも足して……」
【ハク】
「――すぐ戻るのはちょっと怖いな…」
【ハク】
「あの外国人、まだあの場所にいる可能性もあるし……それだけは避けたい」
【ハク】
「とりあえずあとちょっとだけ……」
俺は慣れないスカートのまま用を足すと、念のためそのまま少しトイレに留まることにした。
――――そして数分後。
【ハク】
「………もうそろそろ良いかな?」
【ハク】
「さすがにあの外国人も、もうあの場所にはいないよな……」
【ハク】
「――――よし!」
意を決し、会場に戻ろうとトイレを出た…………まさにその時。
【ハク】
「!?」
【ハク】
(なっ…!目が……!)
俺は突然目を塞がれた。
そしてそのまま、ずるずるとトイレの個室に連れ込まれる。
普通だったらこの時点で叫んでいるところだが…………俺は叫ばなかった。
【ハク】
(――――なるほど、そういうことか)
【ハク】
(……まったく。またこんな事して俺のこと驚かせるつもりだな……)
【ハク】
「黒木、冗談きついぞ!仕事終わったんならそう言ってくれよ」
【ハク】
「俺、変なのに引っかかってたんだからな?」
【ハク】
「おい、黒―――…」
【???】
「――――アナタ、カワイイ」
【ハク】
「!!?」
【ハク】
(まさか………)
【ハク】
(おい……待てよ……。嘘、だろ………!?)
―――それは、黒木ではなかった。
一気に蒼白になったものの、時は既に遅く……。
俺は、口を塞がれ、手も拘束され、自由を奪われたのだった―――……。
【黒木】
「――終了、っと。今日は結構トントン拍子だったかな」
楽しげな声が飛び交う会場内―――。
仕事の撮影を終え、ようやく羽を伸ばせそうだと顔を緩ませる黒木。
【黒木】
「さて、と。早くハクのところに戻らなくちゃ」
【黒木】
「ずっと待たせて寂しい思いさせちゃったし……」
【黒木】
「それに、早くメイド姿のハクと楽しみたいしね」
【黒木】
「……で。ハク、どこいるのかな?」
とりあえずと思い、一時間ほど前に立ち話をしたポイントへと戻ってみる。
―――が。
【黒木】
「あれぇ?いないなぁ……」
【黒木】
「仕方ない、探してみるか」
服装を目印に、会場内を一通り探し歩いてみるものの、一向にそれらしい姿は見当たらない。
【黒木】
「やっぱりいない……」
