[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 黒木 忠生 編
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【ハク】
「……………」
【ハク】
「うん!やっぱり似合ってるよ!俺の想像だと完璧!」
【黒木】
「っていうか、ハク。そんなことしなくてもあっちに試着室あるよ」
【ハク】
「えっ!?」
【ハク】
「そ、そういうことはもっと早く言ってくれよ、黒木…っ」
【ハク】
(無駄にシミュレーションしちゃったじゃないかよ……恥ずかしい……)
俺はバンパイア衣装をガシッと抱きしめながら、黒木を連れて試着室へと向かった。
【ハク】
「じゃあ、はい。これ、衣装」
【黒木】
「ありがと。……ねぇねぇハク、のぞいても良いよ?」
【ハク】
「ばっ!誰がのぞくかっ!はい、さっさと試着しろよ!」
【黒木】
「ちぇー……」
【ハク】
「そこ膨れない!」
いじける黒木を前に、俺はシャーッ!と試着室のカーテンを閉める。
【ハク】
「まったく……」
【ハク】
(…………っていうか)
【ハク】
(俺が試着するとき、のぞいてくるつもりじゃ………)
【ハク】
「………死守!絶対死守!」
待つこと数分―――
カーテンの隙間から、黒木が顏だけをこそっと出してきた。
【ハク】
「お、着替え終わったのか?」
【黒木】
「うん、まぁね」
【ハク】
「じゃあ見せてくれよ」
【黒木】
「見たい?」
【ハク】
「見たい見たい」
黒木は少し勿体つけたあと、シャーッ、と勢いよくカーテンを開ける。
するとそこには、すっかりバンパイアの黒木が立っていた。
【黒木】
「どうかな、ハク?」
【ハク】
「おお…!やっぱり良いよ、バンパイア!」
【ハク】
(イケメンだから余計似合うんだよな。……って思ったことはオフレコにしておこう)
【黒木】
「ホントに?」
【ハク】
「うん、ホントホント」
【黒木】
「噛みつくぞー!」
【ハク】
「あはは、似合う似合う」
【黒木】
「ハクがそう言うんなら良いや。俺はこれにするよ。サイズも問題ないしね」
【ハク】
「よし、じゃあ決定な」
黒木の衣装は俺の希望通り、バンパイアに決定だ。
残るは―――…
【黒木】
「あとは、ハクの衣装だね」
【ハク】
「ああ」
俺たちは再びバラエティコーナー内の衣装売場へと戻った。
【黒木】
「じゃあ、ハクの衣装が決まったら声かけるから」
【黒木】
「ハクはそれまで適当にグッズとか見てて良いよ」
【ハク】
「ああ、分かった」
俺は黒木の言葉通り、適当にその他の商品などを物色することにした。
バラエティコーナーは見ているだけでも楽しくて、ついつい没頭してしまう。
そんな俺の隣では、2人連れの女性がキャッキャと楽しそうにグッズを見ていた。
【女性1】
「きゃ~!このカボチャのランタン可愛くない?」
【女性2】
「ほんとだー!」
【ハク】
(……カボチャのランタンか。確かに可愛いかも……)
【ハク】
(まあ俺の恋人は男だし、可愛いとかそういうの、関係ないけどな……)
【ハク】
(黒木も可愛いモノなんか興味ないだろうし……)
【女性1】
「あ~!ねえねえ、この猫耳カチューシャ良くない?」
【女性2】
「ヤバイ!カワイイ!カレシも絶対カワイイって言ってくれるよ」
【女性1】
「マジ~?」
【ハク】
(……あの子達、楽しそうだなあ)
【ハク】
「――あ。そういえば黒木、もう選び終わったかな?」
ふと我に返り黒木の姿を探すと、ちょうど黒木がこちらに向かっているところだった。
【黒木】
「ハク、お待たせ。終わったよ」
【ハク】
「え?終わったって…」
【黒木】
「ホラ」
【ハク】
「ええ!?ちょ、その袋……もしかしてもう会計済ませたのかよ!?」
【黒木】
「うん。そうだよ?」
【ハク】
「え…そうだよ、って……。俺、試着とかしてないけど大丈夫か?」
【黒木】
「大丈夫。俺、ハクのサイズは全て把握してるから。いっぱい触ってるからね…ふふ」
【ハク】
「って!ばか!こんなところでそういうこと言うなって!」
【黒木】
「?なんで?」
【ハク】
「ああ~もう、いいや!じゃあさ、何の衣装にしたのか、それだけ教えてくれよ」
【黒木】
「えぇ?やだよぉ」
【ハク】
「なんだよ、それくらい教えてくれても良いだろ?」
【黒木】
「ヤダ。サプライズだから当日までナーイショ!」
【ハク】
「なんだよ、それ。内緒って……」
黒木は何度言っても教えてくれず、俺は諦めるしかなかった。
それにしても――。
「……………」
【ハク】
「うん!やっぱり似合ってるよ!俺の想像だと完璧!」
【黒木】
「っていうか、ハク。そんなことしなくてもあっちに試着室あるよ」
【ハク】
「えっ!?」
【ハク】
「そ、そういうことはもっと早く言ってくれよ、黒木…っ」
【ハク】
(無駄にシミュレーションしちゃったじゃないかよ……恥ずかしい……)
俺はバンパイア衣装をガシッと抱きしめながら、黒木を連れて試着室へと向かった。
【ハク】
「じゃあ、はい。これ、衣装」
【黒木】
「ありがと。……ねぇねぇハク、のぞいても良いよ?」
【ハク】
「ばっ!誰がのぞくかっ!はい、さっさと試着しろよ!」
【黒木】
「ちぇー……」
【ハク】
「そこ膨れない!」
いじける黒木を前に、俺はシャーッ!と試着室のカーテンを閉める。
【ハク】
「まったく……」
【ハク】
(…………っていうか)
【ハク】
(俺が試着するとき、のぞいてくるつもりじゃ………)
【ハク】
「………死守!絶対死守!」
待つこと数分―――
カーテンの隙間から、黒木が顏だけをこそっと出してきた。
【ハク】
「お、着替え終わったのか?」
【黒木】
「うん、まぁね」
【ハク】
「じゃあ見せてくれよ」
【黒木】
「見たい?」
【ハク】
「見たい見たい」
黒木は少し勿体つけたあと、シャーッ、と勢いよくカーテンを開ける。
するとそこには、すっかりバンパイアの黒木が立っていた。
【黒木】
「どうかな、ハク?」
【ハク】
「おお…!やっぱり良いよ、バンパイア!」
【ハク】
(イケメンだから余計似合うんだよな。……って思ったことはオフレコにしておこう)
【黒木】
「ホントに?」
【ハク】
「うん、ホントホント」
【黒木】
「噛みつくぞー!」
【ハク】
「あはは、似合う似合う」
【黒木】
「ハクがそう言うんなら良いや。俺はこれにするよ。サイズも問題ないしね」
【ハク】
「よし、じゃあ決定な」
黒木の衣装は俺の希望通り、バンパイアに決定だ。
残るは―――…
【黒木】
「あとは、ハクの衣装だね」
【ハク】
「ああ」
俺たちは再びバラエティコーナー内の衣装売場へと戻った。
【黒木】
「じゃあ、ハクの衣装が決まったら声かけるから」
【黒木】
「ハクはそれまで適当にグッズとか見てて良いよ」
【ハク】
「ああ、分かった」
俺は黒木の言葉通り、適当にその他の商品などを物色することにした。
バラエティコーナーは見ているだけでも楽しくて、ついつい没頭してしまう。
そんな俺の隣では、2人連れの女性がキャッキャと楽しそうにグッズを見ていた。
【女性1】
「きゃ~!このカボチャのランタン可愛くない?」
【女性2】
「ほんとだー!」
【ハク】
(……カボチャのランタンか。確かに可愛いかも……)
【ハク】
(まあ俺の恋人は男だし、可愛いとかそういうの、関係ないけどな……)
【ハク】
(黒木も可愛いモノなんか興味ないだろうし……)
【女性1】
「あ~!ねえねえ、この猫耳カチューシャ良くない?」
【女性2】
「ヤバイ!カワイイ!カレシも絶対カワイイって言ってくれるよ」
【女性1】
「マジ~?」
【ハク】
(……あの子達、楽しそうだなあ)
【ハク】
「――あ。そういえば黒木、もう選び終わったかな?」
ふと我に返り黒木の姿を探すと、ちょうど黒木がこちらに向かっているところだった。
【黒木】
「ハク、お待たせ。終わったよ」
【ハク】
「え?終わったって…」
【黒木】
「ホラ」
【ハク】
「ええ!?ちょ、その袋……もしかしてもう会計済ませたのかよ!?」
【黒木】
「うん。そうだよ?」
【ハク】
「え…そうだよ、って……。俺、試着とかしてないけど大丈夫か?」
【黒木】
「大丈夫。俺、ハクのサイズは全て把握してるから。いっぱい触ってるからね…ふふ」
【ハク】
「って!ばか!こんなところでそういうこと言うなって!」
【黒木】
「?なんで?」
【ハク】
「ああ~もう、いいや!じゃあさ、何の衣装にしたのか、それだけ教えてくれよ」
【黒木】
「えぇ?やだよぉ」
【ハク】
「なんだよ、それくらい教えてくれても良いだろ?」
【黒木】
「ヤダ。サプライズだから当日までナーイショ!」
【ハク】
「なんだよ、それ。内緒って……」
黒木は何度言っても教えてくれず、俺は諦めるしかなかった。
それにしても――。
