[期間限定イベント"ハロウィンナイト"] 銀 夏生 編
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【銀】
「ハク…!?」
【銀】
(何だこれは?どうして抱きかかえられている?)
【銀】
(無事だということは分かったが……この緊迫感の無さ、何か裏があるのか…?)
【銀】
「――おい!これは一体どういうことだ!」
慎重な面持ちの銀がそう叫んだ瞬間、バッ!と礼拝堂の電気が一斉に着いた。
そうして、礼拝堂の天井から大きな垂れ幕がスルスルと降りてくる。
そこに書かれていたのは…………。
【銀】
「surprise……………サプライズ、成…功………?」
【銀】
「な………に……?」
【男】
「ワオ!最高のショーだったよ!ミスター銀!」
【銀】
「な…」
【男】
「どうだった、俺達流のサプライズは?最高のシビれただろう?」
【銀】
「は…」
きょとんと驚く銀に向かって、例の男たちが愉快そうに笑い、ハグしたり肩を組んだりしてくる。
どこに隠れていたのか、観衆らしき人間も出てきて、銀に盛大な歓声と拍手を送った。
【銀】
「……………何なんだ、一体……」
【ハク】
「――――ナツ」
【銀】
「ハク…?お前、さっき会場で攫われたのは、つまり………」
【ハク】
「ごめん。あれもサプライズなんだ」
【銀】
「じゃあ、全部嘘だったということか」
【ハク】
「ま、まあ、そういうことかな?ほら、ナツを驚かすためにはああしないと…」
【銀】
「抵抗したのも、演技だったのか」
【ハク】
「う、うん…」
【銀】
「………ほう。そういうことか」
【ハク】
(うっ……。ナツ、絶対怒ってるよ……)
歓声がおさまった頃、例の主賓の社長が姿を現した。
社長は満足そうな笑みを浮かべ、朗らかに両手を広げている。
【主賓の男】
「銀、ドウダッタカナ?サプライズハ楽シンデクレタカナ?」
【銀】
「社長……」
【主賓の男】
「コレハ私カラノ、チョットシタプレゼントダヨ」
【銀】
「貴方の計画だったんですか」
【主賓の男】
「ソウ!盛大ナサプライズニスル為ニ、君ノ秘書ノハクサンニモ協力シテモラッタンダヨ。驚イタダロウ?」
【銀】
「――ということは、ハク…ハクは最初から承知の上だったというわけですね」
【主賓の男】
「勿論ダヨ」
【銀】
「………」
【ハク】
「はは……」
【ハク】
ナ、ナツ……そんなに睨まなくても………」
【銀】
「睨んでなどいない。見てるだけだ」
【主賓の男】
「OH!ハククンハ、我々ニ頼マレテ、仕方ナク協力シタンダ。ダカラ、許シテヤッテホシイ」
【銀】
「分かっていますよ」
銀が、仕方ないというように溜息を吐く。
内心かなり怒っているようだが、主賓の社長に対してはさすがに大人な対応だ。
まあ俺だけは、少し後が怖い感じだが………。
【ハク】
(まあでも、サプライズも無事成功したし………良かったよな!)
【ハク】
(ナツは怒ってるけど、仕掛けた側の人間はみんな大喜びしてるし……)
【ハク】
(それに俺、本当は…………)
【主賓の男】
「サア皆、パーティハマダマダ続キマス。更ニ盛リ上ガリマショウ―――!」
主賓の社長の言葉が響き、ワアアアと楽しげな歓声が夜空に上がる。
メイド姿の俺の隣には、狼男よりも頼もしいナツの姿があった。
「ハク…!?」
【銀】
(何だこれは?どうして抱きかかえられている?)
【銀】
(無事だということは分かったが……この緊迫感の無さ、何か裏があるのか…?)
【銀】
「――おい!これは一体どういうことだ!」
慎重な面持ちの銀がそう叫んだ瞬間、バッ!と礼拝堂の電気が一斉に着いた。
そうして、礼拝堂の天井から大きな垂れ幕がスルスルと降りてくる。
そこに書かれていたのは…………。
【銀】
「surprise……………サプライズ、成…功………?」
【銀】
「な………に……?」
【男】
「ワオ!最高のショーだったよ!ミスター銀!」
【銀】
「な…」
【男】
「どうだった、俺達流のサプライズは?最高のシビれただろう?」
【銀】
「は…」
きょとんと驚く銀に向かって、例の男たちが愉快そうに笑い、ハグしたり肩を組んだりしてくる。
どこに隠れていたのか、観衆らしき人間も出てきて、銀に盛大な歓声と拍手を送った。
【銀】
「……………何なんだ、一体……」
【ハク】
「――――ナツ」
【銀】
「ハク…?お前、さっき会場で攫われたのは、つまり………」
【ハク】
「ごめん。あれもサプライズなんだ」
【銀】
「じゃあ、全部嘘だったということか」
【ハク】
「ま、まあ、そういうことかな?ほら、ナツを驚かすためにはああしないと…」
【銀】
「抵抗したのも、演技だったのか」
【ハク】
「う、うん…」
【銀】
「………ほう。そういうことか」
【ハク】
(うっ……。ナツ、絶対怒ってるよ……)
歓声がおさまった頃、例の主賓の社長が姿を現した。
社長は満足そうな笑みを浮かべ、朗らかに両手を広げている。
【主賓の男】
「銀、ドウダッタカナ?サプライズハ楽シンデクレタカナ?」
【銀】
「社長……」
【主賓の男】
「コレハ私カラノ、チョットシタプレゼントダヨ」
【銀】
「貴方の計画だったんですか」
【主賓の男】
「ソウ!盛大ナサプライズニスル為ニ、君ノ秘書ノハクサンニモ協力シテモラッタンダヨ。驚イタダロウ?」
【銀】
「――ということは、ハク…ハクは最初から承知の上だったというわけですね」
【主賓の男】
「勿論ダヨ」
【銀】
「………」
【ハク】
「はは……」
【ハク】
ナ、ナツ……そんなに睨まなくても………」
【銀】
「睨んでなどいない。見てるだけだ」
【主賓の男】
「OH!ハククンハ、我々ニ頼マレテ、仕方ナク協力シタンダ。ダカラ、許シテヤッテホシイ」
【銀】
「分かっていますよ」
銀が、仕方ないというように溜息を吐く。
内心かなり怒っているようだが、主賓の社長に対してはさすがに大人な対応だ。
まあ俺だけは、少し後が怖い感じだが………。
【ハク】
(まあでも、サプライズも無事成功したし………良かったよな!)
【ハク】
(ナツは怒ってるけど、仕掛けた側の人間はみんな大喜びしてるし……)
【ハク】
(それに俺、本当は…………)
【主賓の男】
「サア皆、パーティハマダマダ続キマス。更ニ盛リ上ガリマショウ―――!」
主賓の社長の言葉が響き、ワアアアと楽しげな歓声が夜空に上がる。
メイド姿の俺の隣には、狼男よりも頼もしいナツの姿があった。