[本編] 赤屋 竜次 編
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【ハク】
「あっ、や、やだぁっ……」
また俺は、黒木に突かれて絶頂を迎えてしまう。
でも、律動はまだ終わらない。吐き出したばかりだというのに容赦なくガクガクと揺さぶられる。
永遠とも思われる責めに、俺の意識はぼやけてゆく……。
【黒木】
「ハクは俺のモノだよ。これからずっとね……」
黒木のその言葉を最後に、俺は意識を手放した。
【ハク】
(ここに監禁されてから、何日になるんだろう……)
部屋には窓はあるが、常に黒い遮光のブラインドが降りていて外の様子は一切窺えない。
時計もないから、今がいつで何時なのか俺にはわからない。
第一、時計があったとしても目隠しをされている時間のほうが長いのだ。
今も目隠しをされ、相変わらずベッドの鎖に繋がれている。服を着ることは許されなかった。
食事はときどき運ばれてくるが、目隠しのままなので何を食べているのかはいまいちわからない。
たまにパサパサした紙のような食感のものが混じっていたり、ひどく味気ない食べ物だったりもするが…
黒木の手で口元に運ばれれば咀嚼して飲み込むしかなかった。
最初は俺も食欲が湧かず、得体のしれないものを食べる気もしなかったので食事を拒んだ。
すると黒木は鼻をつまんできて、苦しくて口を開けたところにスプーンを突っ込まれる。
ひどくむせて食事を零したり咳き込んだりすれば、
【黒木】
「ひどいなぁ、俺が手ずから食べさせてやってるっていうのに」
と言いつつ黒木は楽しそうに笑うのだ。
……今、俺は部屋に一人で取り残されている。鎖は長さを調節されていて、俺はベッドの上から降りることはできない。
一人といってもこんな鎖に繋がれた状態ではくつろげるはずもなく、黒木の凌辱を待つだけの退屈で恐ろしい……
だが、苦痛を与えられないという部分だけは安心することのできるひとときだった。
【ハク】
(なんで……どうしてこんなことになったんだろう)
【ハク】
(リュウは今頃……どうしてるのかな)
ふと、リュウのことを思い出してしまう。
どこまでも俺に優しかったリュウ。
俺が来るまで、食事は外食とかレトルトばかりだって言ってた。
【ハク】
(ごはんとか、ちゃんと食べてるかな)
美味いって笑って俺の手料理を食べてくれたリュウの姿を思い出す。
【ハク】
(俺は、なんで……こんな……)
じわ……と涙が浮かんだ。
こんなところに閉じ込められ、黒木に犯されるか、寝ているだけの日々。
リュウの大きくて暖かい手がひどく恋しい。
また「ハク」って俺の名前を呼んで、抱き締めてほしい……。
だけど、その手を振り払ったのは俺だ。
俺が困ってるなら力になるって、頼ってもいいって。
せっかくリュウが手を差し伸べてくれたのに……。
それなのに、俺は……。
【ハク】
「う……、うぇ……っく、ぐす……っ」
だめだ、堰を切ったように涙が止まらない。
ここに連れて来られてから、こんなに感情が溢れたのは初めてだった。
幸いなのはこの間、黒木が戻ってこなかったことだろうか。
両手で自分を抱き締めるようにして泣いて、泣き疲れても助けなど来るはずもなく、
俺はそのまま落ちるように眠りについた。
ガチャッと鍵の開く音がして、俺の意識が覚醒する。
俺はこの鎖で動けないというのに、黒木はドアにも鍵をかける。
だからこの音は、黒木が戻ってきた音だ。
【黒木】
「ハク、良い子にしてた?」
その次はいつも同じだ。もう覚えてしまうほどに繰り返されたやり方だった。
黒木の相手をしている間だけ、俺は目隠しを取られる。
【黒木】
「ハクは俺だけ見てればいいんだよ……」
現れた景色は毎度変わらない。
ベッドの上、ニタニタと楽しそうな黒木と無数の目線であるビデオカメラ、それを映し出すモニターに、その中に映る俺。
【黒木】
「そろそろ俺の楽しませ方も覚えただろ?」
逆らった時の罰を覚えているから、俺は従うしかない。
黒木のいない時間中後ろに震える玩具を入れられたままずっと過ごしたり、絶頂の寸前で何度も動きを止められたりした。
足のかかとが浮くくらいに両手の鎖を吊り上げられ、そのままの状態で一晩過ごしたこともあった。
その度に俺はプライドも何もなく、許してくれと懇願するのだ。
あんなみじめな思いを今回もするのはゴメンだ。
無理に突っ込まれないだけマシだと心で唱えながら黒木の足元に跪き、歯を使ってジッパーを下ろしてゆく。
これも黒木に教え込まれた動作だった。
ジ……ジ……
少しずつ、全部下ろすと次は黒木の雄を取り出して自ら頬張る。
【ハク】
「ふ……っむ、ん……」
【黒木】
「ハク……ふふ、随分おいしそうにするようになったねぇ」
【ハク】
(おいしくなんかねぇよ……)
【黒木】
「イイコのハクにはご褒美をあげるよ……」
【ハク】
「ふ、あ……んっ!」
急に黒木の足が俺の足の付け根に伸びる。
ぎゅうぎゅうと踏みつけられ、その刺激に反応してしまう。
それどころか、思わず口が外れてしまった。
【黒木】
「だめじゃないかハク、もっと硬くしてくれないとハクの中に入らないよ?」
嬉しそうに俺の髪の毛を痛いぐらいに掴み、腰を打ちつけた。
【ハク】
「う……ぁんっ……ふ、ぐ……」
その間も「ご褒美」は終わることなく、俺に刺激を与え続ける。
何度こうされたかわからない。でもそのたびに体は心とは裏腹に悦びに震えた。
ちら、と視線を上に移すと、満足そうな黒木の顔が見える。
【黒木】
「ハク、気持ちよさそうだね?」
【黒木】
「ほら……可愛い姿が、こんなにたくさん……」
示されたものはモニターの中で喘ぐ無数の俺の姿だ。いっそ、俺も画面の中の一人になってしまえば楽だとすら思えた。その時……
バリーン!
突如、その場にそぐわない音がする。
開くことのなかった窓のガラスが割られて、誰かが入ってきた……。
続く…
「あっ、や、やだぁっ……」
また俺は、黒木に突かれて絶頂を迎えてしまう。
でも、律動はまだ終わらない。吐き出したばかりだというのに容赦なくガクガクと揺さぶられる。
永遠とも思われる責めに、俺の意識はぼやけてゆく……。
【黒木】
「ハクは俺のモノだよ。これからずっとね……」
黒木のその言葉を最後に、俺は意識を手放した。
【ハク】
(ここに監禁されてから、何日になるんだろう……)
部屋には窓はあるが、常に黒い遮光のブラインドが降りていて外の様子は一切窺えない。
時計もないから、今がいつで何時なのか俺にはわからない。
第一、時計があったとしても目隠しをされている時間のほうが長いのだ。
今も目隠しをされ、相変わらずベッドの鎖に繋がれている。服を着ることは許されなかった。
食事はときどき運ばれてくるが、目隠しのままなので何を食べているのかはいまいちわからない。
たまにパサパサした紙のような食感のものが混じっていたり、ひどく味気ない食べ物だったりもするが…
黒木の手で口元に運ばれれば咀嚼して飲み込むしかなかった。
最初は俺も食欲が湧かず、得体のしれないものを食べる気もしなかったので食事を拒んだ。
すると黒木は鼻をつまんできて、苦しくて口を開けたところにスプーンを突っ込まれる。
ひどくむせて食事を零したり咳き込んだりすれば、
【黒木】
「ひどいなぁ、俺が手ずから食べさせてやってるっていうのに」
と言いつつ黒木は楽しそうに笑うのだ。
……今、俺は部屋に一人で取り残されている。鎖は長さを調節されていて、俺はベッドの上から降りることはできない。
一人といってもこんな鎖に繋がれた状態ではくつろげるはずもなく、黒木の凌辱を待つだけの退屈で恐ろしい……
だが、苦痛を与えられないという部分だけは安心することのできるひとときだった。
【ハク】
(なんで……どうしてこんなことになったんだろう)
【ハク】
(リュウは今頃……どうしてるのかな)
ふと、リュウのことを思い出してしまう。
どこまでも俺に優しかったリュウ。
俺が来るまで、食事は外食とかレトルトばかりだって言ってた。
【ハク】
(ごはんとか、ちゃんと食べてるかな)
美味いって笑って俺の手料理を食べてくれたリュウの姿を思い出す。
【ハク】
(俺は、なんで……こんな……)
じわ……と涙が浮かんだ。
こんなところに閉じ込められ、黒木に犯されるか、寝ているだけの日々。
リュウの大きくて暖かい手がひどく恋しい。
また「ハク」って俺の名前を呼んで、抱き締めてほしい……。
だけど、その手を振り払ったのは俺だ。
俺が困ってるなら力になるって、頼ってもいいって。
せっかくリュウが手を差し伸べてくれたのに……。
それなのに、俺は……。
【ハク】
「う……、うぇ……っく、ぐす……っ」
だめだ、堰を切ったように涙が止まらない。
ここに連れて来られてから、こんなに感情が溢れたのは初めてだった。
幸いなのはこの間、黒木が戻ってこなかったことだろうか。
両手で自分を抱き締めるようにして泣いて、泣き疲れても助けなど来るはずもなく、
俺はそのまま落ちるように眠りについた。
ガチャッと鍵の開く音がして、俺の意識が覚醒する。
俺はこの鎖で動けないというのに、黒木はドアにも鍵をかける。
だからこの音は、黒木が戻ってきた音だ。
【黒木】
「ハク、良い子にしてた?」
その次はいつも同じだ。もう覚えてしまうほどに繰り返されたやり方だった。
黒木の相手をしている間だけ、俺は目隠しを取られる。
【黒木】
「ハクは俺だけ見てればいいんだよ……」
現れた景色は毎度変わらない。
ベッドの上、ニタニタと楽しそうな黒木と無数の目線であるビデオカメラ、それを映し出すモニターに、その中に映る俺。
【黒木】
「そろそろ俺の楽しませ方も覚えただろ?」
逆らった時の罰を覚えているから、俺は従うしかない。
黒木のいない時間中後ろに震える玩具を入れられたままずっと過ごしたり、絶頂の寸前で何度も動きを止められたりした。
足のかかとが浮くくらいに両手の鎖を吊り上げられ、そのままの状態で一晩過ごしたこともあった。
その度に俺はプライドも何もなく、許してくれと懇願するのだ。
あんなみじめな思いを今回もするのはゴメンだ。
無理に突っ込まれないだけマシだと心で唱えながら黒木の足元に跪き、歯を使ってジッパーを下ろしてゆく。
これも黒木に教え込まれた動作だった。
ジ……ジ……
少しずつ、全部下ろすと次は黒木の雄を取り出して自ら頬張る。
【ハク】
「ふ……っむ、ん……」
【黒木】
「ハク……ふふ、随分おいしそうにするようになったねぇ」
【ハク】
(おいしくなんかねぇよ……)
【黒木】
「イイコのハクにはご褒美をあげるよ……」
【ハク】
「ふ、あ……んっ!」
急に黒木の足が俺の足の付け根に伸びる。
ぎゅうぎゅうと踏みつけられ、その刺激に反応してしまう。
それどころか、思わず口が外れてしまった。
【黒木】
「だめじゃないかハク、もっと硬くしてくれないとハクの中に入らないよ?」
嬉しそうに俺の髪の毛を痛いぐらいに掴み、腰を打ちつけた。
【ハク】
「う……ぁんっ……ふ、ぐ……」
その間も「ご褒美」は終わることなく、俺に刺激を与え続ける。
何度こうされたかわからない。でもそのたびに体は心とは裏腹に悦びに震えた。
ちら、と視線を上に移すと、満足そうな黒木の顔が見える。
【黒木】
「ハク、気持ちよさそうだね?」
【黒木】
「ほら……可愛い姿が、こんなにたくさん……」
示されたものはモニターの中で喘ぐ無数の俺の姿だ。いっそ、俺も画面の中の一人になってしまえば楽だとすら思えた。その時……
バリーン!
突如、その場にそぐわない音がする。
開くことのなかった窓のガラスが割られて、誰かが入ってきた……。
続く…