[本編] 緑川 彰一 編
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【緑川】
「ハクが俺を自由にしてくれたんだ」
【ハク】
「緑川さん…………!」
【緑川】
「ハクのおかげで自由になれた」
【緑川】
「ハクが俺を……救ってくれたんだ」
緑川さんが真っ直ぐに俺を見つめて、嘘偽りのない声でそう言ってくれる。
【ハク】
「そんな、救うだなんて……」
【ハク】
「それに、救ってもらったのは俺の方です……」
【緑川】
「思っていた以上に俺自身は苦しんでいたんだなって思い知ったよ」
【緑川】
「昨日……久しぶりに実家に行って」
【緑川】
「正直、どうなるのか不安だった」
【緑川】
「あんな風に実家が俺を許すとは思ってなかったしね」
確かに……俺が提案したのは失敗しかねないとんでもない方法だった。
でも、リスクを冒してまで緑川さんが変わりたいと思っているのがわかったから……実行したのだ。
【緑川】
「こんなに心が軽くなるなんて思わなかった」
【緑川】
「ハクには感謝しても、し足りないよ」
【緑川】
「……それに」
【ハク】
「…………!」
【緑川】
「俺の本当の気持ちに気付いたんだ」
【緑川】
「俺……ハクのことが好きだよ」
【緑川】
「ハクは俺に、たくさんの大切な言葉をくれて、俺の心を救ってくれた」
【ハク】
「緑川さん…………?」
【緑川】
「嬉しかった」
【ハク】
「え…………」
緑川さんが優しい笑顔を浮かべる。
……かすかに頬が赤くなっているように感じられた。
【緑川】
「本当の俺を見つけて、本当の俺を取り戻してくれて」
【緑川】
「そんな相手に出会うことができたなんて……本当に嬉しかった」
【緑川】
「幸せすぎて罰が当たるんじゃないかって思ってた」
【ハク】
「そんなっ……!」
【緑川】
「でも罰なんて思わない」
【緑川】
「幸せは何かと引き換えになるものじゃないって教えてくれたのは他でもないハク自身だしね」
【緑川】
「幸せって……自分で気づくものなんだって」
【緑川】
「俺はハクにたくさん与えてもらって、自分が今どんなに幸せなのか、気づいたよ」
【緑川】
「もう見ないふりなんかできないんだと思う」
そう言って、緑川さんが改めて俺に向き直る。
【緑川】
「ハク、好きだよ」
【ハク】
「緑川さん…………!?」
【緑川】
「大好き」
そう言って、今まで見た中で一番の笑顔を見せてくれた。
【緑川】
「本当の自分の姿で誰かを好きになったのは初めてだよ」
【ハク】
「本当に……?」
【緑川】
「もちろん」
【緑川】
「いつも誰かのために笑ってた。それが義務だと思ってたから」
【緑川】
「でも今は、ハクが隣にいることで心から笑えるよ」
【緑川】
「ありがとう、好きだよ」
【ハク】
「俺も…………緑川さんのことが好きです」
【緑川】
「これから本当の俺を見せていく。……もしかしたら、嫌になることもあるかもしれないけど……」
【ハク】
「嫌になんてなったりしません!」
緑川さんの言葉を遮るようにして俺は言った。
【ハク】
「緑川さんは、緑川さんです」
【ハク】
「本当の緑川さんを……これからたくさん、見せてくださいね」
【緑川】
「あぁ、そうだな」
頷いて……緑川さんは軽く触れるだけのキスをしてくれた。
【ハク】
「OKのキス……ですか?」
【緑川】
「そんなところ」
【緑川】
「これから本当の俺を、少しずつ……全部、ハクに教えるから」
【ハク】
「はい……」
【緑川】
「じゃあもう1回、キス」
【ハク】
「……!」
緑川さんが再び唇を重ねてくる。
【緑川】
「もう1回」
【ハク】
「ん…………」
俺たちはその後も飽きずにキスを繰り返して……。
一緒に眠るベッドの上でも、何度も唇を重ね合った―――。
終
「ハクが俺を自由にしてくれたんだ」
【ハク】
「緑川さん…………!」
【緑川】
「ハクのおかげで自由になれた」
【緑川】
「ハクが俺を……救ってくれたんだ」
緑川さんが真っ直ぐに俺を見つめて、嘘偽りのない声でそう言ってくれる。
【ハク】
「そんな、救うだなんて……」
【ハク】
「それに、救ってもらったのは俺の方です……」
【緑川】
「思っていた以上に俺自身は苦しんでいたんだなって思い知ったよ」
【緑川】
「昨日……久しぶりに実家に行って」
【緑川】
「正直、どうなるのか不安だった」
【緑川】
「あんな風に実家が俺を許すとは思ってなかったしね」
確かに……俺が提案したのは失敗しかねないとんでもない方法だった。
でも、リスクを冒してまで緑川さんが変わりたいと思っているのがわかったから……実行したのだ。
【緑川】
「こんなに心が軽くなるなんて思わなかった」
【緑川】
「ハクには感謝しても、し足りないよ」
【緑川】
「……それに」
【ハク】
「…………!」
【緑川】
「俺の本当の気持ちに気付いたんだ」
【緑川】
「俺……ハクのことが好きだよ」
【緑川】
「ハクは俺に、たくさんの大切な言葉をくれて、俺の心を救ってくれた」
【ハク】
「緑川さん…………?」
【緑川】
「嬉しかった」
【ハク】
「え…………」
緑川さんが優しい笑顔を浮かべる。
……かすかに頬が赤くなっているように感じられた。
【緑川】
「本当の俺を見つけて、本当の俺を取り戻してくれて」
【緑川】
「そんな相手に出会うことができたなんて……本当に嬉しかった」
【緑川】
「幸せすぎて罰が当たるんじゃないかって思ってた」
【ハク】
「そんなっ……!」
【緑川】
「でも罰なんて思わない」
【緑川】
「幸せは何かと引き換えになるものじゃないって教えてくれたのは他でもないハク自身だしね」
【緑川】
「幸せって……自分で気づくものなんだって」
【緑川】
「俺はハクにたくさん与えてもらって、自分が今どんなに幸せなのか、気づいたよ」
【緑川】
「もう見ないふりなんかできないんだと思う」
そう言って、緑川さんが改めて俺に向き直る。
【緑川】
「ハク、好きだよ」
【ハク】
「緑川さん…………!?」
【緑川】
「大好き」
そう言って、今まで見た中で一番の笑顔を見せてくれた。
【緑川】
「本当の自分の姿で誰かを好きになったのは初めてだよ」
【ハク】
「本当に……?」
【緑川】
「もちろん」
【緑川】
「いつも誰かのために笑ってた。それが義務だと思ってたから」
【緑川】
「でも今は、ハクが隣にいることで心から笑えるよ」
【緑川】
「ありがとう、好きだよ」
【ハク】
「俺も…………緑川さんのことが好きです」
【緑川】
「これから本当の俺を見せていく。……もしかしたら、嫌になることもあるかもしれないけど……」
【ハク】
「嫌になんてなったりしません!」
緑川さんの言葉を遮るようにして俺は言った。
【ハク】
「緑川さんは、緑川さんです」
【ハク】
「本当の緑川さんを……これからたくさん、見せてくださいね」
【緑川】
「あぁ、そうだな」
頷いて……緑川さんは軽く触れるだけのキスをしてくれた。
【ハク】
「OKのキス……ですか?」
【緑川】
「そんなところ」
【緑川】
「これから本当の俺を、少しずつ……全部、ハクに教えるから」
【ハク】
「はい……」
【緑川】
「じゃあもう1回、キス」
【ハク】
「……!」
緑川さんが再び唇を重ねてくる。
【緑川】
「もう1回」
【ハク】
「ん…………」
俺たちはその後も飽きずにキスを繰り返して……。
一緒に眠るベッドの上でも、何度も唇を重ね合った―――。
終
