[本編] 緑川 彰一 編
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【香月】
「……来たな」
【桃島】
「お前っ……」
【香月】
「呼んでるのはお前だけじゃねえんだよ」
【桃島】
「えっ……!?」
【緑川】
「……待たせたね」
【桃島】
「緑川さんっ……!」
【桃島】
「どうして……」
【香月】
「どうしてもこうしてもねぇだろ」
【香月】
「俺に借りがあるふたりを呼びつけて何が悪い?」
【桃島】
「緑川さんはないだろう!?」
【香月】
「あるんだよ。……なぁ、緑川?」
【緑川】
「っ……」
香月は先日興信所に撮らせたという写真と、水野が撮影した写真を取り出して桃島さんに見せつけた。
【桃島】
「これはっ……」
【香月】
「人の心配してる場合かぁ?」
【桃島】
「何っ……」
【香月】
「お前の返済期限はとっくに過ぎてんだよ!」
【桃島】
「っ……!」
【香月】
「気に食わねぇな、そんな状況で愛するセンパイ庇ってる場合か?」
【桃島】
「違っ……」
【香月】
「……ま、緑川の借金のこともあるし」
【香月】
「今回はそれぞれチャラにする方法をお前らに教えてやる」
【香月】
「優しい優しい香月様がなっ」
【桃島】
「何をっ……」
【香月】
「緑川」
【緑川】
「……何だ」
【香月】
「そいつ、犯せ」
【桃島】
「はぁっ!?」
【緑川】
「……モモを?」
【香月】
「そうだ」
【緑川】
「……嫌だと言ったら?」
【香月】
「そんなこと言う権利ねぇけどな」
【香月】
「実家に写真ばら撒くのとカネ請求するので許してやる」
【緑川】
「……わかった」
【桃島】
「えっ、ちょっ……緑川さん!」
【緑川】
「……」
【桃島】
「やめっ……ちょっ、緑川さん! 緑川先輩!」
【香月】
「ラッキーじゃねぇか、そいつに惚れてたんだろ?」
【桃島】
「ふざけんな! っつか、先輩も! 正気に戻ってくださいよ!」
【緑川】
「……モモ」
【桃島】
「緑川さん……?」
【緑川】
「俺は正気だよ。正気で……家を守るために、お前を抱く」
【桃島】
「なっ……、っ……!!」
緑川さんは香月と水野がいることなど気にも留めず、地べたに桃島さんを押し倒した。
【桃島】
「やめっ……ちょっ……!」
そのまま桃島さんを脱がして足を拡げさせるが……桃島さんの中心は反応を見せない。
【香月】
「その気にならねぇならイイモンがあるぜ」
そう言って香月は何か小瓶のようなものを緑川さんに放り投げた。
【香月】
「媚薬」
【桃島】
「なっ……!?」
【香月】
「それ飲むとそいつ自由にできるぜ、俺のお墨付きだ」
【桃島】
「なっ……!!」
どうやら桃島さんは香月と肉体関係があったらしい。
だがそれを聞いても、緑川さんは気にも留めていなかった。
【緑川】
「……」
【桃島】
「ちょっ……緑川さっ……!」
緑川さんは香月に渡された小瓶の媚薬を一気に煽ると、口移しで桃島さんに飲ませた。
【桃島】
「っは……!」
即効性のある媚薬だ。
先ほどまで抵抗していた桃島さんも、その媚薬に酔ってしまったらしい。
気が付けば瞳は焦点を失い、目の前の緑川さんを求めていた。
……緑川さんは、まるで彼じゃないみたいな表情で……。
けれど所作だけはどこまでも王子様のように桃島さんを犯していく。
【緑川】
「……っ……」
【桃島】
「やっ、だめっ……やぁっ……」
桃島さんの中心にある熱を、擦って高める。
桃島さんも薬のせいで、我を忘れて喘ぎ始める。
【桃島】
「あっ、あ、あ、ああっ、いいっ、ああっ……もっと……」
【緑川】
「……」
緑川さんは一言も口を利かないまま、桃島さんの身体を暴いていく。
【桃島】
「あぁんっ!」
【緑川】
「……っ……」
【ハク】
(何だこれ……なんだこれっ!)
俺は目の前で行われていることが信じられなかった。
物陰から呆然と、まるで別人のような緑川さんと桃島さんを見ていた。
【香月】
「……おいギャラリー、タダじゃねぇぞ」
【ハク】
「……!」
【ハク】
(ばれた!)
【香月】
「ほら、お前らの可愛い後輩ちゃんも見てるぞ」
【桃島】
「やっ、おっき、おっきいっ……!」
【緑川】
「……っは……!」
緑川さんのそれが、桃島さんの奥に突き刺さっていた。
俺が見ていると言っても……二人は行為をやめない。
薬のせいで止められないのかもしれない。
【香月】
「とんだ恥知らずだな、ハハハハハッ!」
それから……桃島さんが気絶するまで、緑川さんの行為は続いた。
俺は最後の方は、見ていられなくて目を瞑って、耳も塞いでいた―――。
次第に降ってきた雨も、もはや彼らのブレーキにはならなくて……。
そこからどうやって家に帰ったのかも、俺は覚えていなかった。
ただ……その日の夜、緑川さんはマンションに帰ってこなかった……。
―――翌日も、緑川さんは帰ってこなかった。
それどころかホストクラブにも出勤してこない。
……どうやら、香月たちは昨日の様子もカメラにおさめていて……。
それを緑川さんの実家に送りつけたらしかった。
日が経ってわかったことだが……。
緑川さんはその後、実家に強制的に送り届けられ……軟禁生活を送っているらしい。
桃島さんは姿を消してしまった。
香月が裏の世界に売り飛ばしたという説もある。
そして……。
ナンバー1とナンバー2を失ったうちの店はあれよあれよと営業停止に。
俺は貯金を持って緑川さんのマンションを出て、今は普通の生活に戻っている。
なんとか滑り込んだ零細企業で、身を粉にして働いていた。
就業時間は長くて賃金は安いけれど、ごく普通の……サラリーマン生活。
……ホストクラブにいたことなど、まるで夢か幻のようで……。
俺は今日も、裏社会とは全く関係のない会社に出勤するために、電車に乗るのだった……。
終
「……来たな」
【桃島】
「お前っ……」
【香月】
「呼んでるのはお前だけじゃねえんだよ」
【桃島】
「えっ……!?」
【緑川】
「……待たせたね」
【桃島】
「緑川さんっ……!」
【桃島】
「どうして……」
【香月】
「どうしてもこうしてもねぇだろ」
【香月】
「俺に借りがあるふたりを呼びつけて何が悪い?」
【桃島】
「緑川さんはないだろう!?」
【香月】
「あるんだよ。……なぁ、緑川?」
【緑川】
「っ……」
香月は先日興信所に撮らせたという写真と、水野が撮影した写真を取り出して桃島さんに見せつけた。
【桃島】
「これはっ……」
【香月】
「人の心配してる場合かぁ?」
【桃島】
「何っ……」
【香月】
「お前の返済期限はとっくに過ぎてんだよ!」
【桃島】
「っ……!」
【香月】
「気に食わねぇな、そんな状況で愛するセンパイ庇ってる場合か?」
【桃島】
「違っ……」
【香月】
「……ま、緑川の借金のこともあるし」
【香月】
「今回はそれぞれチャラにする方法をお前らに教えてやる」
【香月】
「優しい優しい香月様がなっ」
【桃島】
「何をっ……」
【香月】
「緑川」
【緑川】
「……何だ」
【香月】
「そいつ、犯せ」
【桃島】
「はぁっ!?」
【緑川】
「……モモを?」
【香月】
「そうだ」
【緑川】
「……嫌だと言ったら?」
【香月】
「そんなこと言う権利ねぇけどな」
【香月】
「実家に写真ばら撒くのとカネ請求するので許してやる」
【緑川】
「……わかった」
【桃島】
「えっ、ちょっ……緑川さん!」
【緑川】
「……」
【桃島】
「やめっ……ちょっ、緑川さん! 緑川先輩!」
【香月】
「ラッキーじゃねぇか、そいつに惚れてたんだろ?」
【桃島】
「ふざけんな! っつか、先輩も! 正気に戻ってくださいよ!」
【緑川】
「……モモ」
【桃島】
「緑川さん……?」
【緑川】
「俺は正気だよ。正気で……家を守るために、お前を抱く」
【桃島】
「なっ……、っ……!!」
緑川さんは香月と水野がいることなど気にも留めず、地べたに桃島さんを押し倒した。
【桃島】
「やめっ……ちょっ……!」
そのまま桃島さんを脱がして足を拡げさせるが……桃島さんの中心は反応を見せない。
【香月】
「その気にならねぇならイイモンがあるぜ」
そう言って香月は何か小瓶のようなものを緑川さんに放り投げた。
【香月】
「媚薬」
【桃島】
「なっ……!?」
【香月】
「それ飲むとそいつ自由にできるぜ、俺のお墨付きだ」
【桃島】
「なっ……!!」
どうやら桃島さんは香月と肉体関係があったらしい。
だがそれを聞いても、緑川さんは気にも留めていなかった。
【緑川】
「……」
【桃島】
「ちょっ……緑川さっ……!」
緑川さんは香月に渡された小瓶の媚薬を一気に煽ると、口移しで桃島さんに飲ませた。
【桃島】
「っは……!」
即効性のある媚薬だ。
先ほどまで抵抗していた桃島さんも、その媚薬に酔ってしまったらしい。
気が付けば瞳は焦点を失い、目の前の緑川さんを求めていた。
……緑川さんは、まるで彼じゃないみたいな表情で……。
けれど所作だけはどこまでも王子様のように桃島さんを犯していく。
【緑川】
「……っ……」
【桃島】
「やっ、だめっ……やぁっ……」
桃島さんの中心にある熱を、擦って高める。
桃島さんも薬のせいで、我を忘れて喘ぎ始める。
【桃島】
「あっ、あ、あ、ああっ、いいっ、ああっ……もっと……」
【緑川】
「……」
緑川さんは一言も口を利かないまま、桃島さんの身体を暴いていく。
【桃島】
「あぁんっ!」
【緑川】
「……っ……」
【ハク】
(何だこれ……なんだこれっ!)
俺は目の前で行われていることが信じられなかった。
物陰から呆然と、まるで別人のような緑川さんと桃島さんを見ていた。
【香月】
「……おいギャラリー、タダじゃねぇぞ」
【ハク】
「……!」
【ハク】
(ばれた!)
【香月】
「ほら、お前らの可愛い後輩ちゃんも見てるぞ」
【桃島】
「やっ、おっき、おっきいっ……!」
【緑川】
「……っは……!」
緑川さんのそれが、桃島さんの奥に突き刺さっていた。
俺が見ていると言っても……二人は行為をやめない。
薬のせいで止められないのかもしれない。
【香月】
「とんだ恥知らずだな、ハハハハハッ!」
それから……桃島さんが気絶するまで、緑川さんの行為は続いた。
俺は最後の方は、見ていられなくて目を瞑って、耳も塞いでいた―――。
次第に降ってきた雨も、もはや彼らのブレーキにはならなくて……。
そこからどうやって家に帰ったのかも、俺は覚えていなかった。
ただ……その日の夜、緑川さんはマンションに帰ってこなかった……。
―――翌日も、緑川さんは帰ってこなかった。
それどころかホストクラブにも出勤してこない。
……どうやら、香月たちは昨日の様子もカメラにおさめていて……。
それを緑川さんの実家に送りつけたらしかった。
日が経ってわかったことだが……。
緑川さんはその後、実家に強制的に送り届けられ……軟禁生活を送っているらしい。
桃島さんは姿を消してしまった。
香月が裏の世界に売り飛ばしたという説もある。
そして……。
ナンバー1とナンバー2を失ったうちの店はあれよあれよと営業停止に。
俺は貯金を持って緑川さんのマンションを出て、今は普通の生活に戻っている。
なんとか滑り込んだ零細企業で、身を粉にして働いていた。
就業時間は長くて賃金は安いけれど、ごく普通の……サラリーマン生活。
……ホストクラブにいたことなど、まるで夢か幻のようで……。
俺は今日も、裏社会とは全く関係のない会社に出勤するために、電車に乗るのだった……。
終
