[本編] 桃島 光彦 編
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―――その後も、俺たちは寮で一緒に暮らし、
一緒にホストクラブで働いていた。
【桃島】
「おはようございまーす」
【ハク】
「おはようございます」
一緒に出勤する光景も、日常となった。
【緑川】
「おはよう」
【先輩ホスト】
「何だよお前ら、同伴出勤とかアヤしいぞ」
【桃島】
「一緒の部屋に住んでるんだから当然でしょー」
【先輩ホスト】
「そうか? にしちゃ仲良すぎだけどな」
同伴出勤なんて聞こえはロマンチックだけれど……
俺は桃島さんに身体を触ってもらったことはない。
あの日……心の距離は一線を超えたけれど、でもそれだけだった。
一度だけ、聞いてみたことがある。
【桃島】
「………え?」
【桃島】
「その先?」
【桃島】
「………………」
【桃島】
「…………そうだなぁ…」
【桃島】
「……お前が俺の売り上げを超えたら考えるよ」
【ハク】
(ああやって言われたきりだ)
【ハク】
(……でも)
お互いに大事に思い合っているのは、触れずともわかる。
プラトニックな関係ではあったけれど―――
それがわかるだけで、
俺は幸せだった―――。
終
一緒にホストクラブで働いていた。
【桃島】
「おはようございまーす」
【ハク】
「おはようございます」
一緒に出勤する光景も、日常となった。
【緑川】
「おはよう」
【先輩ホスト】
「何だよお前ら、同伴出勤とかアヤしいぞ」
【桃島】
「一緒の部屋に住んでるんだから当然でしょー」
【先輩ホスト】
「そうか? にしちゃ仲良すぎだけどな」
同伴出勤なんて聞こえはロマンチックだけれど……
俺は桃島さんに身体を触ってもらったことはない。
あの日……心の距離は一線を超えたけれど、でもそれだけだった。
一度だけ、聞いてみたことがある。
【桃島】
「………え?」
【桃島】
「その先?」
【桃島】
「………………」
【桃島】
「…………そうだなぁ…」
【桃島】
「……お前が俺の売り上げを超えたら考えるよ」
【ハク】
(ああやって言われたきりだ)
【ハク】
(……でも)
お互いに大事に思い合っているのは、触れずともわかる。
プラトニックな関係ではあったけれど―――
それがわかるだけで、
俺は幸せだった―――。
終
