[本編] 桃島 光彦 編
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【緑川】
「ぐっ……ッ……」
抵抗せずに堪える姿にむしゃくしゃした香月さんは、いよいよ緑川さんに向けてナイフを突き出した。
【香月】
「余計なことしやがって!」
【緑川】
「……」
緑川さんは何も言わない。
【香月】
「てめえが上にチクったせいで!」
【香月】
「どういうつもりだよ!」
【香月】
「応える気もないくせに!」
【ハク】
(どういうことだ……!?)
香月さんは今まで見たこともないぐらい激昂している。
【ハク】
「一体何が……」
【桃島】
「……俺のことだろ」
【ハク】
「桃島さん!」
【桃島】
「……いい、俺が行く」
【ハク】
「ちょっ、危なっ……!」
【桃島】
「香月さん」
【香月】
「モモ!」
【香月】
「モモ……お前は、唆されただけだよな?」
【香月】
「これからも俺に会いに来てくれるんだよな?」
【桃島】
「……誰が行くか」
【香月】
「……何だと!?」
縋るような声を出していた香月さんが一変、桃島さんに怒声を浴びせかける。
【香月】
「そんな人誑かせて遊ぶクソホスト野郎に騙されやがって!」
【香月】
「見てもくれない男に入れ込んで!」
【香月】
「俺がやさしくしてやろうってのに!」
【香月】
「借金だって返してやっただろ!?」
【ハク】
(あれ……、これって…)
【ハク】
(香月さん……まるで……)
香月さんは借金を肩代わりしたのをいいことに、桃島さんをいいように使っているんじゃなかったのか?
【ハク】
(これじゃまるで、桃島さんのこと好きみたいな……)
「ぐっ……ッ……」
抵抗せずに堪える姿にむしゃくしゃした香月さんは、いよいよ緑川さんに向けてナイフを突き出した。
【香月】
「余計なことしやがって!」
【緑川】
「……」
緑川さんは何も言わない。
【香月】
「てめえが上にチクったせいで!」
【香月】
「どういうつもりだよ!」
【香月】
「応える気もないくせに!」
【ハク】
(どういうことだ……!?)
香月さんは今まで見たこともないぐらい激昂している。
【ハク】
「一体何が……」
【桃島】
「……俺のことだろ」
【ハク】
「桃島さん!」
【桃島】
「……いい、俺が行く」
【ハク】
「ちょっ、危なっ……!」
【桃島】
「香月さん」
【香月】
「モモ!」
【香月】
「モモ……お前は、唆されただけだよな?」
【香月】
「これからも俺に会いに来てくれるんだよな?」
【桃島】
「……誰が行くか」
【香月】
「……何だと!?」
縋るような声を出していた香月さんが一変、桃島さんに怒声を浴びせかける。
【香月】
「そんな人誑かせて遊ぶクソホスト野郎に騙されやがって!」
【香月】
「見てもくれない男に入れ込んで!」
【香月】
「俺がやさしくしてやろうってのに!」
【香月】
「借金だって返してやっただろ!?」
【ハク】
(あれ……、これって…)
【ハク】
(香月さん……まるで……)
香月さんは借金を肩代わりしたのをいいことに、桃島さんをいいように使っているんじゃなかったのか?
【ハク】
(これじゃまるで、桃島さんのこと好きみたいな……)