[本編] 桃島 光彦 編
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【緑川】
「俺も言ってはみたんだけど……取り合ってもらえなくて」
【ハク】
「そんな……俺どうなっちゃうんですか……!?」
【緑川】
「わからない。……とりあえず今日、もう一度香月さんが会いたがっているらしいんだ」
【緑川】
「何にせよ会えるのはチャンスだと思うから……そこでもう一度お願いしておいで」
【ハク】
「香月さんに会って……」
【緑川】
「今日の営業終了後に、お迎えが来るらしいよ。それで香月さんの所に行っておいで」
【ハク】
「……わかりました……」
もう一度、あの香月さんと対峙することになってしまった……。
【桃島】
「……来るんですか、香月さん」
心なしか元気のない声で桃島さんが緑川さんに尋ねた。
【緑川】
「香月さんはどうかな? なんか運転手の……」
【桃島】
「水野さんっスか?」
【緑川】
「ああ、そうそう。水野さんが来てくれるらしいよ」
【緑川】
「よく知ってるね、テル」
【桃島】
「あ……いや……なんとなく覚ええただけで」
【緑川】
「そう。まあ人の名前覚えるってホストには大事なことだからね」
【桃島】
「……そっスね……」
【ハク】
「水野さん、ここに香月さんが……?」
【水野】
「そーっスね」
俺は閉店後、水野さんの車に乗せられて香月さんのマンションに連れてこられた。
【水野】
「ま、ここは住まいじゃないんで」
【ハク】
「そうなんですか……」
【水野】
「じゃ、オレはここで」
そう言って水野さんは去ってしまう。
【ハク】
(さすが、お金持ち、っていうかヤクザは違う……)
【男】
「……お出ましだ」
【ハク】
「……えっ?」
振り向くより早く―――ドンッ!
と言う音が耳に響き、あとから後頭部に衝撃が訪れた。
【男】
「すいませんね、コレ、命令なんで」
【ハク】
「っ―――!」
俺は誰かに殴られ、意識を闇に手放してしまった―――。
【ハク】
(痛っ……。俺……どうなって……)
重い瞼をこじ開ける。
【ハク】
(なんでこんなことになってるんだっけ……)
【ハク】
(……そうだ、誰かに殴られ……)
【ハク】
「―――!?」
俺は服も下着も一切身に着けておらず……
柱のようなところにロープで腰を縛られていた。
【ハク】
「何だ、これっ!」
【香月】
「気がついたか?」
【ハク】
「香月さん!これはいったいっ……!?」
【香月】
「どうやら金がないみたいだからなァ。っていうか、金もねえのにツケさしたのかよ」
【香月】
「身の程知らずには、それ相応の稼ぎ方ってやつを教えてやろうと思ってな」
【ハク】
「えっ……!?」
【香月】
「ほら、やれ」
【男】
「はいっ」
【ハク】
「えっ……ちょっと!」
側近の男が俺の両手を取って、ロープで結ぶ。
【香月】
「教えてやるよ、責任の取り方」
【ハク】
「えっ……ちょっ! どこ触って……ッ!」
俺の自由を奪って反抗できないのをいいことに、香月さんは俺の中心にあるまだ柔らかいそれをぎゅっと握り上げた。
【ハク】
「何するんですか!」
【香月】
「何するかもわからねえのか? もしかして……ハハッ」
すると今度は、意図を持って扱くように香月さんの手が動き始める。
【ハク】
「や……めろッ……!」
【香月】
「立場をわきまえろ」
【ハク】
「立場って、何の……ぅああっ!」
【香月】
「結構イイ声出すじゃねえか」
香月さんはそこの奥を暴くように引き摺り出し、敏感な部分を指先で擦るように刺激を与え始めた。
【ハク】
「ダメ、だっ……何、すん……離して、くださッ……」
【香月】
「溢れてきたけど、イヤがってるのか?」
【男】
「そうは見えませんね」
【ハク】
「ばっ……何してるんだ!」
先ほど自分を縛った男の手には……ハンディサイズのカメラ。
ジー、というかすかな音と、赤いランプ。
【ハク】
「やめろ! 撮るなっ!」
【香月】
「なんでだよ、ほら?」
香月さんは先端に擦りつけるように、俺の先走りを弄ぶ。
【ハク】
「ンっ……やめ、……やめろっ……」
―――いろいろなことがあって、寮は桃島さんと同室で。
しばらく他人はもちろん……自分でさえ触れてこなかったそこは、限界を迎えるのも早い。
【ハク】
「やめろよっ……離せ、離し、てっ……」
【香月】
「今離したら困るのはお前だろ?」
そう言って香月さんはラストスパートをかけるよう繰り返し上下に動かした。
「俺も言ってはみたんだけど……取り合ってもらえなくて」
【ハク】
「そんな……俺どうなっちゃうんですか……!?」
【緑川】
「わからない。……とりあえず今日、もう一度香月さんが会いたがっているらしいんだ」
【緑川】
「何にせよ会えるのはチャンスだと思うから……そこでもう一度お願いしておいで」
【ハク】
「香月さんに会って……」
【緑川】
「今日の営業終了後に、お迎えが来るらしいよ。それで香月さんの所に行っておいで」
【ハク】
「……わかりました……」
もう一度、あの香月さんと対峙することになってしまった……。
【桃島】
「……来るんですか、香月さん」
心なしか元気のない声で桃島さんが緑川さんに尋ねた。
【緑川】
「香月さんはどうかな? なんか運転手の……」
【桃島】
「水野さんっスか?」
【緑川】
「ああ、そうそう。水野さんが来てくれるらしいよ」
【緑川】
「よく知ってるね、テル」
【桃島】
「あ……いや……なんとなく覚ええただけで」
【緑川】
「そう。まあ人の名前覚えるってホストには大事なことだからね」
【桃島】
「……そっスね……」
【ハク】
「水野さん、ここに香月さんが……?」
【水野】
「そーっスね」
俺は閉店後、水野さんの車に乗せられて香月さんのマンションに連れてこられた。
【水野】
「ま、ここは住まいじゃないんで」
【ハク】
「そうなんですか……」
【水野】
「じゃ、オレはここで」
そう言って水野さんは去ってしまう。
【ハク】
(さすが、お金持ち、っていうかヤクザは違う……)
【男】
「……お出ましだ」
【ハク】
「……えっ?」
振り向くより早く―――ドンッ!
と言う音が耳に響き、あとから後頭部に衝撃が訪れた。
【男】
「すいませんね、コレ、命令なんで」
【ハク】
「っ―――!」
俺は誰かに殴られ、意識を闇に手放してしまった―――。
【ハク】
(痛っ……。俺……どうなって……)
重い瞼をこじ開ける。
【ハク】
(なんでこんなことになってるんだっけ……)
【ハク】
(……そうだ、誰かに殴られ……)
【ハク】
「―――!?」
俺は服も下着も一切身に着けておらず……
柱のようなところにロープで腰を縛られていた。
【ハク】
「何だ、これっ!」
【香月】
「気がついたか?」
【ハク】
「香月さん!これはいったいっ……!?」
【香月】
「どうやら金がないみたいだからなァ。っていうか、金もねえのにツケさしたのかよ」
【香月】
「身の程知らずには、それ相応の稼ぎ方ってやつを教えてやろうと思ってな」
【ハク】
「えっ……!?」
【香月】
「ほら、やれ」
【男】
「はいっ」
【ハク】
「えっ……ちょっと!」
側近の男が俺の両手を取って、ロープで結ぶ。
【香月】
「教えてやるよ、責任の取り方」
【ハク】
「えっ……ちょっ! どこ触って……ッ!」
俺の自由を奪って反抗できないのをいいことに、香月さんは俺の中心にあるまだ柔らかいそれをぎゅっと握り上げた。
【ハク】
「何するんですか!」
【香月】
「何するかもわからねえのか? もしかして……ハハッ」
すると今度は、意図を持って扱くように香月さんの手が動き始める。
【ハク】
「や……めろッ……!」
【香月】
「立場をわきまえろ」
【ハク】
「立場って、何の……ぅああっ!」
【香月】
「結構イイ声出すじゃねえか」
香月さんはそこの奥を暴くように引き摺り出し、敏感な部分を指先で擦るように刺激を与え始めた。
【ハク】
「ダメ、だっ……何、すん……離して、くださッ……」
【香月】
「溢れてきたけど、イヤがってるのか?」
【男】
「そうは見えませんね」
【ハク】
「ばっ……何してるんだ!」
先ほど自分を縛った男の手には……ハンディサイズのカメラ。
ジー、というかすかな音と、赤いランプ。
【ハク】
「やめろ! 撮るなっ!」
【香月】
「なんでだよ、ほら?」
香月さんは先端に擦りつけるように、俺の先走りを弄ぶ。
【ハク】
「ンっ……やめ、……やめろっ……」
―――いろいろなことがあって、寮は桃島さんと同室で。
しばらく他人はもちろん……自分でさえ触れてこなかったそこは、限界を迎えるのも早い。
【ハク】
「やめろよっ……離せ、離し、てっ……」
【香月】
「今離したら困るのはお前だろ?」
そう言って香月さんはラストスパートをかけるよう繰り返し上下に動かした。