[本編] 赤屋 竜次 編
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【黒木】
「まぁでも、こいつは俺の趣味ではないんでね。お楽しみはこいつらにまかせるよ」
黒木がそう言ってパチンと指を鳴らせば、今までリュウの両側に控えていたガラの悪そうな黒いスーツの二人の男がリュウに近づく。
……リュウが危ない。
【ハク】
「うー!う、う゛ー!」
【ハク】
俺はさらにリュウに危害を加えられるのを察して必死で声をあげようとするが、噛まされたままの猿轡に阻まれ、意味をなさない。
ただ小さい子どものような呻きが出るだけだった。
【男1】
「へへ、それじゃ楽しませてもらうぜ」
男たちはそんな俺の叫びなど何も聞こえないかのように目隠しと手錠をされたリュウに辿り着くと身体を反転させ、素手で鍛え上げられた胸板に触れる。
【赤屋】
「グ、ウゥ!」
リュウが吠え、がむしゃらに縛られた腕を振り回す。
鞭で打たれてもう満身創痍のはずなのに動きは鋭く、男の一人の顔をかすめた。
【男1】
「うおっ!」
【男2】
「危っねぇな……こいつ」
目隠しをされた上に腕の自由を奪われているとはいえ、百九十を超える長身が暴れるのを抑えるのは容易ではない。
【黒木】
「……何をしてるんだ。さっさとアレを使え」
【男1】
「はっ……はい」
このままでは厄介だと感じたのか、黒木が男の一人に指示を出す。
男は何やら布を取り出してリュウの鼻と口を覆った。
【赤屋】
「うぐっ……」
【男2】
「あんまり手間かけさせんじゃねぇよ」
布には薬品が仕込んであったらしく、しばらくすると一瞬リュウの動きが止まる。
それでも頭を振って抵抗を続けるリュウだったが、徐々に力の入らなくなった拳は空を切り、遂には地面に膝を着いた。
手錠で繋がれた腕がだらんと下がる。
【男2】
「おっと」
【男1】
「やっと大人しくなったか」
抵抗の止んだリュウを見て、ようやく男は覆っていた口元から手を離した。
【赤屋】
「……っ!!」
そして男が再びリュウの胸元に触れる。
今度はなんの抵抗もない。
それは胸の突起に少しかすっただけだったが、ビクッと大きくリュウの身体が跳ねた。
そのまま親指と人差し指で挟んでくにくにと弄ばれると切なげな声が漏れる。
【ハク】
(!?)
【赤屋】
「ん……ぅ、ふ…………」
【男1】
「こいつ、男のくせに乳首で感じてやがる」
ハハッと男が声をあげて、黒木に目くばせすると、黒木も目で頷いた。次に、リュウの両目を覆っていた布が外された。
【男2】
「おい、顔あげろ」
男の手で乱暴に上を向かされ、すっかりとろんと赤くなったリュウの目と俺の視線が交差する。
しかし、まともに焦点を結んでいないリュウの目には俺が映っていないようだった。
【ハク】
(そんな……リュウ、なんで……)
【男2】
「おい、どうして欲しいか言ってみな」
【赤屋】
「う……ぅ、ん……」
【男1】
「ハハ、何言ってるかわかんないつーの!」
笑いながら、リュウは猿轡を外された。
【赤屋】
「あ……ぁ、あつ、い……」
ハァハァと荒い息の下からリュウが声を絞り出すが、男たちは納得しない。
【男2】
「それじゃわかんねーなァ。どうして欲しいか言えっつってんだよ」
男は下卑た笑いを浮かべ、リュウの反応し始めた足の間を靴の底で踏みつけた。ギリギリと押し込むような足の動きに、リュウは声をあげる。
【赤屋】
「ぐ、ぁあ……!やめっ……ぁ、さ……れ……っ」
【男2】
「聞こえねぇな」
【赤屋】
「…………さ、触って、くれ……」
【男1】
「ギャハハ、触って欲しいってよ」
【男2】
「ああ、望み通りにしてやるよ」
リュウは男たちに上半身を床に押し付けらる。抵抗らしい抵抗はなかった。
ある程度腰を持ち上げると、男は躊躇せずに後ろの穴へと指を突き立てた。
【赤屋】
「ひ、グ……違っ、そっちじゃ……うぅ、」
うめき声をあげる姿とは裏腹に、薬の効果か蕾はとくに抵抗もなく男の指をどんどん飲み込んでゆく。
二本、三本と早いペースで増やされる指に、リュウの体はそのたびビクビクと反応を示した。
指はリュウの中をただ拡げるために動く。
しかしそれでは刺激が足りないのか、リュウは地面に擦りつけるような不自然な動きを始めた。
……それに男が気づいた。
【赤屋】
「はっ……ん、ふぅ……」
【男1】
「おい、勝手に一人でしてんじゃねーよ!」
リュウの後孔で蠢いていた指がぐるり大きく円を描く。リュウの体が一際大きく跳ねた。
【赤屋】
「ああああっ……!!あっ、そこ……は、」
【男2】
「イイんだろ?なぁ……」
【赤屋】
「ん、いい……は、っ……イイ……」
リュウは赤く染まった顔で素直に頷くと、欲望にとろけた目でうわごとのように繰り返す。
【男2】
「おいもっと腰上げろ」
【赤屋】
「んっ……もっと、欲し……」
【男2】
「……もっと最高なものをやる、よっ!」
【赤屋】
「んうっ……!!ぐ、あ、ぁ……」
後ろに回った男の雄がリュウの後ろに捻じ込まれる。
指とは比べ物にならない質量に、リュウは先ほどまでうっとりとした目つきだったのを見開いて悲鳴をあげる。
それでも男はギチギチと入り口を押し拡げ、リュウの中に納まった。
【男1】
「俺にはこっち使わせてくれよ」
【赤屋】
「ん、む…………んぐっ」
【男2】
「おい、ぼーっとしてる場合か?動くぜ」
さらに口にはもう一人の男を突っ込まれるが、男たちは容赦なく好き勝手に動き出す。
リュウの両手の自由は未だ奪われたままだ。不自由な体勢で必死に顔をあげて口いっぱいに頬張っている。
がくがくと前後から揺すられるリュウを、成す術もなく俺はただ茫然と見ていた。
……だが、それだけではなかった。
【黒木】
「どう?ハク。赤屋のやつ、あんなに悦んでさ……あれ、見てたら興奮しちゃった?」
知らないうちに後ろに黒木がいる。
急に名前を呼ばれて、俺はびくっと体を竦ませた。
いつのまにか夢中で見つめていた。
……俺の見たことのないリュウの融けきった表情、聞いたことのない高く掠れる切ない声……。
今すぐ止めさせなければならない、それなのに俺は、いつしか昂ぶりはじめていた。
黒木は俺の下半身に目を止めると、ニヤニヤとした表情のまま顔を覗き込んでくる。
「まぁでも、こいつは俺の趣味ではないんでね。お楽しみはこいつらにまかせるよ」
黒木がそう言ってパチンと指を鳴らせば、今までリュウの両側に控えていたガラの悪そうな黒いスーツの二人の男がリュウに近づく。
……リュウが危ない。
【ハク】
「うー!う、う゛ー!」
【ハク】
俺はさらにリュウに危害を加えられるのを察して必死で声をあげようとするが、噛まされたままの猿轡に阻まれ、意味をなさない。
ただ小さい子どものような呻きが出るだけだった。
【男1】
「へへ、それじゃ楽しませてもらうぜ」
男たちはそんな俺の叫びなど何も聞こえないかのように目隠しと手錠をされたリュウに辿り着くと身体を反転させ、素手で鍛え上げられた胸板に触れる。
【赤屋】
「グ、ウゥ!」
リュウが吠え、がむしゃらに縛られた腕を振り回す。
鞭で打たれてもう満身創痍のはずなのに動きは鋭く、男の一人の顔をかすめた。
【男1】
「うおっ!」
【男2】
「危っねぇな……こいつ」
目隠しをされた上に腕の自由を奪われているとはいえ、百九十を超える長身が暴れるのを抑えるのは容易ではない。
【黒木】
「……何をしてるんだ。さっさとアレを使え」
【男1】
「はっ……はい」
このままでは厄介だと感じたのか、黒木が男の一人に指示を出す。
男は何やら布を取り出してリュウの鼻と口を覆った。
【赤屋】
「うぐっ……」
【男2】
「あんまり手間かけさせんじゃねぇよ」
布には薬品が仕込んであったらしく、しばらくすると一瞬リュウの動きが止まる。
それでも頭を振って抵抗を続けるリュウだったが、徐々に力の入らなくなった拳は空を切り、遂には地面に膝を着いた。
手錠で繋がれた腕がだらんと下がる。
【男2】
「おっと」
【男1】
「やっと大人しくなったか」
抵抗の止んだリュウを見て、ようやく男は覆っていた口元から手を離した。
【赤屋】
「……っ!!」
そして男が再びリュウの胸元に触れる。
今度はなんの抵抗もない。
それは胸の突起に少しかすっただけだったが、ビクッと大きくリュウの身体が跳ねた。
そのまま親指と人差し指で挟んでくにくにと弄ばれると切なげな声が漏れる。
【ハク】
(!?)
【赤屋】
「ん……ぅ、ふ…………」
【男1】
「こいつ、男のくせに乳首で感じてやがる」
ハハッと男が声をあげて、黒木に目くばせすると、黒木も目で頷いた。次に、リュウの両目を覆っていた布が外された。
【男2】
「おい、顔あげろ」
男の手で乱暴に上を向かされ、すっかりとろんと赤くなったリュウの目と俺の視線が交差する。
しかし、まともに焦点を結んでいないリュウの目には俺が映っていないようだった。
【ハク】
(そんな……リュウ、なんで……)
【男2】
「おい、どうして欲しいか言ってみな」
【赤屋】
「う……ぅ、ん……」
【男1】
「ハハ、何言ってるかわかんないつーの!」
笑いながら、リュウは猿轡を外された。
【赤屋】
「あ……ぁ、あつ、い……」
ハァハァと荒い息の下からリュウが声を絞り出すが、男たちは納得しない。
【男2】
「それじゃわかんねーなァ。どうして欲しいか言えっつってんだよ」
男は下卑た笑いを浮かべ、リュウの反応し始めた足の間を靴の底で踏みつけた。ギリギリと押し込むような足の動きに、リュウは声をあげる。
【赤屋】
「ぐ、ぁあ……!やめっ……ぁ、さ……れ……っ」
【男2】
「聞こえねぇな」
【赤屋】
「…………さ、触って、くれ……」
【男1】
「ギャハハ、触って欲しいってよ」
【男2】
「ああ、望み通りにしてやるよ」
リュウは男たちに上半身を床に押し付けらる。抵抗らしい抵抗はなかった。
ある程度腰を持ち上げると、男は躊躇せずに後ろの穴へと指を突き立てた。
【赤屋】
「ひ、グ……違っ、そっちじゃ……うぅ、」
うめき声をあげる姿とは裏腹に、薬の効果か蕾はとくに抵抗もなく男の指をどんどん飲み込んでゆく。
二本、三本と早いペースで増やされる指に、リュウの体はそのたびビクビクと反応を示した。
指はリュウの中をただ拡げるために動く。
しかしそれでは刺激が足りないのか、リュウは地面に擦りつけるような不自然な動きを始めた。
……それに男が気づいた。
【赤屋】
「はっ……ん、ふぅ……」
【男1】
「おい、勝手に一人でしてんじゃねーよ!」
リュウの後孔で蠢いていた指がぐるり大きく円を描く。リュウの体が一際大きく跳ねた。
【赤屋】
「ああああっ……!!あっ、そこ……は、」
【男2】
「イイんだろ?なぁ……」
【赤屋】
「ん、いい……は、っ……イイ……」
リュウは赤く染まった顔で素直に頷くと、欲望にとろけた目でうわごとのように繰り返す。
【男2】
「おいもっと腰上げろ」
【赤屋】
「んっ……もっと、欲し……」
【男2】
「……もっと最高なものをやる、よっ!」
【赤屋】
「んうっ……!!ぐ、あ、ぁ……」
後ろに回った男の雄がリュウの後ろに捻じ込まれる。
指とは比べ物にならない質量に、リュウは先ほどまでうっとりとした目つきだったのを見開いて悲鳴をあげる。
それでも男はギチギチと入り口を押し拡げ、リュウの中に納まった。
【男1】
「俺にはこっち使わせてくれよ」
【赤屋】
「ん、む…………んぐっ」
【男2】
「おい、ぼーっとしてる場合か?動くぜ」
さらに口にはもう一人の男を突っ込まれるが、男たちは容赦なく好き勝手に動き出す。
リュウの両手の自由は未だ奪われたままだ。不自由な体勢で必死に顔をあげて口いっぱいに頬張っている。
がくがくと前後から揺すられるリュウを、成す術もなく俺はただ茫然と見ていた。
……だが、それだけではなかった。
【黒木】
「どう?ハク。赤屋のやつ、あんなに悦んでさ……あれ、見てたら興奮しちゃった?」
知らないうちに後ろに黒木がいる。
急に名前を呼ばれて、俺はびくっと体を竦ませた。
いつのまにか夢中で見つめていた。
……俺の見たことのないリュウの融けきった表情、聞いたことのない高く掠れる切ない声……。
今すぐ止めさせなければならない、それなのに俺は、いつしか昂ぶりはじめていた。
黒木は俺の下半身に目を止めると、ニヤニヤとした表情のまま顔を覗き込んでくる。