[本編] 赤屋 竜次 編
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【ハク】
「そうだ……お前が俺にあんなことしなければ……」
【赤屋】
「ハク?」
俺を抱き締めたままのリュウが訝しげな顔をする。
自分でも的外れなことを言っているのはわかっていた。
それでも誰かのせいにしてしまわなければ自分自身が壊れてしまうような気がして、口から出る言葉は溢れだしたように止まらない。
【ハク】
「お前が俺をこんな……男に反応するような体にしたから……だから俺は!」
【赤屋】
「ハク、すまない。でも……」
【ハク】
「離せ!」
俺は、さらに抱き締めてくるリュウの腕を全身の力で振り払った。
それすらも、今の弱った俺にはひどく消耗する。
【ハク】
「あんな……俺のこと、いいようにして……」
【赤屋】
「違う、ハク」
【ハク】
「うるさい!」
リュウの言葉を突っぱねるように怒鳴り返す。
声をあげていなければ、また黒木との地獄とも言える日々を思い出してしまいそうだった。
【赤屋】
「聞いてくれ……」
【赤屋】
「俺はあんな、アイツみたいな欲望からお前に触れたんじゃない。俺は……」
リュウが俺の両手を取ってなにか話そうとするが、俺は首を振ってそれを拒んだ。
【ハク】
「欲望じゃなかったらなんだっていうんだよ!」
【赤屋】
「そんな、俺は本気でお前のことを……」
【ハク】
「そんなきれいごと聞きたくない!」
もうほとんど八つ当たりだった。
……知らず、俺はあの日を繰り返していた。
ここから……リュウの家から飛び出したあの日を。
あんなに後悔し、やり直したいと思っていたあの日を……。
【ハク】
「知ってんだよ。リュウ……お前だって俺にそういうコトしたいんだろ?」
【赤屋】
「ハク……お前、自分が何言ってるかわかってんのか」
【ハク】
「わかってるさ。突っ込みたいって思ってんだろ……なあ、違うのかよ?」
リュウの手を逃れて一歩踏み出し、その下半身に手を伸ばす。
そこは微かに反応を示していて、俺は自分の紡ぎだす言葉とは裏腹にリュウに失望をおぼえていた。
【ハク】
(口では何を言ったって、本心ではそう思ってるんだ)
【ハク】
「……いいぜ、やれよ」
俺は自らズボンのボタンを外す。
【赤屋】
「………………」
そしてそのままリュウに見せつけるように、肌を露出した。
【赤屋】
「っ……」
リュウが息を呑むのがわかる。
俺は無理に身体を押し付けた。
【ハク】
「アイツより……黒木より俺の事楽しませてみろよ」
【赤屋】
「…………」
黒木の名前を出した途端、リュウの目の色が変わる。
強い力で両手を掴まれ、離される。
手錠に擦れてできた傷が痛んだが、リュウはそれに気づかない。
【ハク】
「いっ……」
【赤屋】
「……あとで後悔するんじゃないぞ」
その瞬間、リュウが俺を床に押し倒した。叩きつけられた背中が痛い。
【ハク】
「く、ぅっ……!」
そして荒々しい勢いで自らの上着を剥ぎ取る。
リュウの雄々しい身体があらわになった。
見上げるリュウは、もうさっきまでの穏やかなリュウではなかった。
戸惑う俺の首筋に顔を埋め、噛み付くように口づける。
【ハク】
「あぁっ……!」
このまま食われてしまうんじゃないかって思うくらいにきつく吸われる。
きっと、痕が残るだろう。
【赤屋】
「……いいんだな、本当に」
ここまでした癖に、一旦体を離してリュウは俺を見下ろしながら言う。
煽ったのは俺だというのに、どこまでも律儀だ。
本当はこんなこと、したくない。怖い。
止めてほしい。
だが、俺の口から出たのは真逆の言葉だった。
【ハク】
「いいって……言ってんだろ、好きにしろよ」
【赤屋】
「……っ、もう止まんねえぞ」
リュウは自分ももどかしげに下に履いていたものを脱ぎ捨てると、俺に覆いかぶさってくる。
今度はねっとりと喉元を舐められ、舌はそのまま鎖骨をなぞり、さらに下がってゆく。
【ハク】
「はっ……あぁ、ん……」
それが胸の飾りに辿り着いたところで、我慢しきれず声が漏れた。
声を聞きつけたリュウは満足げに微笑む。
【赤屋】
「ここも、感じるんだな……」
【ハク】
「やっ……なん、で……」
さらに口づけられると、そこは赤く色づいてぴんと尖りを見せる。
自分の意志とは関係なく反応する身体に、俺は戸惑いを隠せない。
その間に逆の突起にもリュウの手が伸びる。
【ハク】
「あっ、あ……やっ……ん」
最初は控えめに、徐々に指でコリコリと弄られる。
少しかさついた指先に余計に熱を煽られ、こみ上げる声を抑えることができなかった。
また、反対側は時折押し潰すように舌を押し付けられる。
両方に同時に与えられる刺激に、早くも俺はどうにかなりそうだった。
【赤屋】
「ハク、もうこんなに……」
リュウが、それまで放っておかれていた俺の足の間に手を伸ばす。
【ハク】
「っ……!」
そこはもうトロトロと滴りを零していた。
リュウが手を動かすと、ぐちゅぐちゅと音がする。
まるで粗相を指摘されたようで、かあっと頬が熱くなるのがわかる。
【赤屋】
「俺も、もうこれ以上待てねえ……」
リュウはそのまま指を奥にずらし、窄まりに触れる。
【ハク】
「は、あっ……!」
黒木に慣らされてしまったそこは、大した抵抗もなく指を受け容れた。
内側を拡げるような指の動きだけでも、俺の身体がびくびくと跳ねる。
【ハク】
「ああ……ぁ、ん、はぅっ……」
三本の指が入るくらいになると、リュウは指を引き抜き、俺の足を抱え上げた。
【赤屋】
「ハク、いくぞ……」
【ハク】
「えっ……?!や、やだ!や……」
ズ……と太くて大きいものが俺の中に侵入してくる。
「そうだ……お前が俺にあんなことしなければ……」
【赤屋】
「ハク?」
俺を抱き締めたままのリュウが訝しげな顔をする。
自分でも的外れなことを言っているのはわかっていた。
それでも誰かのせいにしてしまわなければ自分自身が壊れてしまうような気がして、口から出る言葉は溢れだしたように止まらない。
【ハク】
「お前が俺をこんな……男に反応するような体にしたから……だから俺は!」
【赤屋】
「ハク、すまない。でも……」
【ハク】
「離せ!」
俺は、さらに抱き締めてくるリュウの腕を全身の力で振り払った。
それすらも、今の弱った俺にはひどく消耗する。
【ハク】
「あんな……俺のこと、いいようにして……」
【赤屋】
「違う、ハク」
【ハク】
「うるさい!」
リュウの言葉を突っぱねるように怒鳴り返す。
声をあげていなければ、また黒木との地獄とも言える日々を思い出してしまいそうだった。
【赤屋】
「聞いてくれ……」
【赤屋】
「俺はあんな、アイツみたいな欲望からお前に触れたんじゃない。俺は……」
リュウが俺の両手を取ってなにか話そうとするが、俺は首を振ってそれを拒んだ。
【ハク】
「欲望じゃなかったらなんだっていうんだよ!」
【赤屋】
「そんな、俺は本気でお前のことを……」
【ハク】
「そんなきれいごと聞きたくない!」
もうほとんど八つ当たりだった。
……知らず、俺はあの日を繰り返していた。
ここから……リュウの家から飛び出したあの日を。
あんなに後悔し、やり直したいと思っていたあの日を……。
【ハク】
「知ってんだよ。リュウ……お前だって俺にそういうコトしたいんだろ?」
【赤屋】
「ハク……お前、自分が何言ってるかわかってんのか」
【ハク】
「わかってるさ。突っ込みたいって思ってんだろ……なあ、違うのかよ?」
リュウの手を逃れて一歩踏み出し、その下半身に手を伸ばす。
そこは微かに反応を示していて、俺は自分の紡ぎだす言葉とは裏腹にリュウに失望をおぼえていた。
【ハク】
(口では何を言ったって、本心ではそう思ってるんだ)
【ハク】
「……いいぜ、やれよ」
俺は自らズボンのボタンを外す。
【赤屋】
「………………」
そしてそのままリュウに見せつけるように、肌を露出した。
【赤屋】
「っ……」
リュウが息を呑むのがわかる。
俺は無理に身体を押し付けた。
【ハク】
「アイツより……黒木より俺の事楽しませてみろよ」
【赤屋】
「…………」
黒木の名前を出した途端、リュウの目の色が変わる。
強い力で両手を掴まれ、離される。
手錠に擦れてできた傷が痛んだが、リュウはそれに気づかない。
【ハク】
「いっ……」
【赤屋】
「……あとで後悔するんじゃないぞ」
その瞬間、リュウが俺を床に押し倒した。叩きつけられた背中が痛い。
【ハク】
「く、ぅっ……!」
そして荒々しい勢いで自らの上着を剥ぎ取る。
リュウの雄々しい身体があらわになった。
見上げるリュウは、もうさっきまでの穏やかなリュウではなかった。
戸惑う俺の首筋に顔を埋め、噛み付くように口づける。
【ハク】
「あぁっ……!」
このまま食われてしまうんじゃないかって思うくらいにきつく吸われる。
きっと、痕が残るだろう。
【赤屋】
「……いいんだな、本当に」
ここまでした癖に、一旦体を離してリュウは俺を見下ろしながら言う。
煽ったのは俺だというのに、どこまでも律儀だ。
本当はこんなこと、したくない。怖い。
止めてほしい。
だが、俺の口から出たのは真逆の言葉だった。
【ハク】
「いいって……言ってんだろ、好きにしろよ」
【赤屋】
「……っ、もう止まんねえぞ」
リュウは自分ももどかしげに下に履いていたものを脱ぎ捨てると、俺に覆いかぶさってくる。
今度はねっとりと喉元を舐められ、舌はそのまま鎖骨をなぞり、さらに下がってゆく。
【ハク】
「はっ……あぁ、ん……」
それが胸の飾りに辿り着いたところで、我慢しきれず声が漏れた。
声を聞きつけたリュウは満足げに微笑む。
【赤屋】
「ここも、感じるんだな……」
【ハク】
「やっ……なん、で……」
さらに口づけられると、そこは赤く色づいてぴんと尖りを見せる。
自分の意志とは関係なく反応する身体に、俺は戸惑いを隠せない。
その間に逆の突起にもリュウの手が伸びる。
【ハク】
「あっ、あ……やっ……ん」
最初は控えめに、徐々に指でコリコリと弄られる。
少しかさついた指先に余計に熱を煽られ、こみ上げる声を抑えることができなかった。
また、反対側は時折押し潰すように舌を押し付けられる。
両方に同時に与えられる刺激に、早くも俺はどうにかなりそうだった。
【赤屋】
「ハク、もうこんなに……」
リュウが、それまで放っておかれていた俺の足の間に手を伸ばす。
【ハク】
「っ……!」
そこはもうトロトロと滴りを零していた。
リュウが手を動かすと、ぐちゅぐちゅと音がする。
まるで粗相を指摘されたようで、かあっと頬が熱くなるのがわかる。
【赤屋】
「俺も、もうこれ以上待てねえ……」
リュウはそのまま指を奥にずらし、窄まりに触れる。
【ハク】
「は、あっ……!」
黒木に慣らされてしまったそこは、大した抵抗もなく指を受け容れた。
内側を拡げるような指の動きだけでも、俺の身体がびくびくと跳ねる。
【ハク】
「ああ……ぁ、ん、はぅっ……」
三本の指が入るくらいになると、リュウは指を引き抜き、俺の足を抱え上げた。
【赤屋】
「ハク、いくぞ……」
【ハク】
「えっ……?!や、やだ!や……」
ズ……と太くて大きいものが俺の中に侵入してくる。