其ノ弍
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
たわいもない話に花をさかせ歩いていると随分ときらびやかな店が並ぶ道をあるいており
「樹ちゃん、ごめん。思わず自分の家に足がすすんじゃってた………」
なんと、目的の駅とは違う道に来たようだ
「だ、大丈夫!いつもの駅じゃなくても駅さえ近くあるなら」
「本当にごめん!違う駅ならもうちょっと先にあるから、そっちにちゃんと送るね!」
「うん。お願いします」
そうして、再び歩いていると前方に見たことのある人とキラキラした大人がいた
「わっ、女の子が落ち込んでるよー、ひーろった! オレの店まで持ち帰っちゃおーと!」
「花開院さん、どうしたんですか?」
「おっ、可愛い女の子が増えた。君のお友達?どう?お兄さん可愛い子にはサービスしちゃうよー?」
キラキラした大人は、ホストクラブの人の様で未成年の私達を店に誘うが、きっぱりと断りその場を後にしようとするが
「結構ですっ」
「わ、私も未成年ですから………花開院さん行こう」
「んー、それともどっか行きたいのかなー? いーねそれも!! ボクと一緒に遊ぼうよー」
それでも食い下がり?誘うホストの人
と、別のホストのお兄さんが立ち塞がった。
周りを見ると数人のホストのお兄さん達に囲まれた
「こ、この人達、なによ?」
カナちゃんは額に少し汗をかきながら訝しげに呟く。私は、ドクドクと心臓が早鐘を打つ
「わからない……」
「家長さん……、阿良々木さん……下がって」
「「え?」」
「こいつら、妖怪や」
その言葉を発すると共に花開院さんが妖怪から私達を守るように前へ出た
「カ、カナちゃん……」
「樹ちゃん……」
ここから逃げなきゃっどんな妖怪かわからないけれど、逃げろと誰かが言う
その中、花開院さんが厳しい声音で私達を囲む人達に口を開いた。
「何の用や、妖怪共」
「アンタら……、三代目の知り合いだろ」
三代目?
心当たりがなく頭に?が浮かぶ、まさか人違い………妖違いをしているんじゃ
「くっくっく、子猫ちゃん、夜は長いぜ……?骨になるまで付き合ってくれよォ?」
そのセリフと共にお兄さんの顔が見る間に怖ろしい顔付きの獣の顔となった。
「ひっ、か、顔が!化け物っ!!」
カナちゃんが悲鳴を上げ目をぎゅっと閉じると、両手で私の腕にしがみつく。
「カナちゃん。落ち着いて、落ち着いて隙を見て逃げないと………」
しかし、隙何てものはなくじりじりとホストのお兄さん達の包囲が狭まってくる中、突然後ろから大きな叫び声が上がる。
振り向くと大きく燃え盛る青い炎に包まれた3匹の妖怪達
「行こう!」
やっと、隙を見つけた私は、カナちゃんたちの手を取って炎によって倒れた妖怪がいた所から、全速力で逃げた。
「くそっ!追いかけろ!」
「待てっ!」
「そっちだ!」
「追い詰めろっ!」
私達は必死で走った。
土地勘のない私が、先頭に闇雲に走っていると
「あ……っ!」
いつの間にか目の前には壁。狭い路地の袋小路に入ったようだ
「もう逃げられないぜ? 子猫ちゃん達。鬼ごっこはこれでお終いだぜぇー?」
「ひっ」
追い詰められたけれど、捕まる訳にはいかないこうなったら、妖珠さんを………
と、その時花開院さんの凜とした声が辺りに響く。
「粋がるんちゃうわ。ネズミ風情が」
花開院さんは、どこからか大きな犬?を出すと犬?は軽々と花開院さんを背に乗せ、妖怪達を次々と倒していく。
「ちっ、式神を使ってやがる……こいつ術者かっ!」
「陰陽師ですぜ、兄貴!」
「聞いてねーぞ!」
「星矢さんっ、この女の式神にみんなやられちまうっ!」
これまで、戦いを静観していたリーダーらしき者は、慌てる妖怪達を尻目に余裕ありげに髪を掻き上げる。
「クックックッ、陰陽師の女を傍に置くとは……、三代目は余程の好き者だな」
「何言ってんねん。このドブネズミが!」
その言葉にザワリ、とそのリーダーを纏う空気が重みを増し、揺れた。
花開院さんは険しい顔をして腕を交差し構える。
「え?」
チュウ、チュウ
足元を見ると次から次へと這い上がってくる小さなネズミ達。
「きゃっ、いやーっ」
「な、なんでネズミが………」
あのリーダーらしき人が出したのはわかったが、ネズミが足から這い上がってきて気持ち悪い。
お兄ちゃん、妖珠さん!
「な、消えた?ドブネズミ!その娘達になにしたんや!貪狼…っ!?」
「俺はただ、ネズミを這わせただけさ。消えたのは知らねーが、大人しくその式神をしまうんだな。ネズミはお前の所にも行けるんだぜ……?」
「くっ……」
花開院さん、こっち!
「うわっな、なんや!?あ、阿良々木さん、家長さん消えたんじゃ………」
「あ、あのく、詳しいことは………と、とにかく今のうちに………」
「残念。こいつをおいて逃げればよかったのにな」
暗転。
「樹ちゃん、ごめん。思わず自分の家に足がすすんじゃってた………」
なんと、目的の駅とは違う道に来たようだ
「だ、大丈夫!いつもの駅じゃなくても駅さえ近くあるなら」
「本当にごめん!違う駅ならもうちょっと先にあるから、そっちにちゃんと送るね!」
「うん。お願いします」
そうして、再び歩いていると前方に見たことのある人とキラキラした大人がいた
「わっ、女の子が落ち込んでるよー、ひーろった! オレの店まで持ち帰っちゃおーと!」
「花開院さん、どうしたんですか?」
「おっ、可愛い女の子が増えた。君のお友達?どう?お兄さん可愛い子にはサービスしちゃうよー?」
キラキラした大人は、ホストクラブの人の様で未成年の私達を店に誘うが、きっぱりと断りその場を後にしようとするが
「結構ですっ」
「わ、私も未成年ですから………花開院さん行こう」
「んー、それともどっか行きたいのかなー? いーねそれも!! ボクと一緒に遊ぼうよー」
それでも食い下がり?誘うホストの人
と、別のホストのお兄さんが立ち塞がった。
周りを見ると数人のホストのお兄さん達に囲まれた
「こ、この人達、なによ?」
カナちゃんは額に少し汗をかきながら訝しげに呟く。私は、ドクドクと心臓が早鐘を打つ
「わからない……」
「家長さん……、阿良々木さん……下がって」
「「え?」」
「こいつら、妖怪や」
その言葉を発すると共に花開院さんが妖怪から私達を守るように前へ出た
「カ、カナちゃん……」
「樹ちゃん……」
ここから逃げなきゃっどんな妖怪かわからないけれど、逃げろと誰かが言う
その中、花開院さんが厳しい声音で私達を囲む人達に口を開いた。
「何の用や、妖怪共」
「アンタら……、三代目の知り合いだろ」
三代目?
心当たりがなく頭に?が浮かぶ、まさか人違い………妖違いをしているんじゃ
「くっくっく、子猫ちゃん、夜は長いぜ……?骨になるまで付き合ってくれよォ?」
そのセリフと共にお兄さんの顔が見る間に怖ろしい顔付きの獣の顔となった。
「ひっ、か、顔が!化け物っ!!」
カナちゃんが悲鳴を上げ目をぎゅっと閉じると、両手で私の腕にしがみつく。
「カナちゃん。落ち着いて、落ち着いて隙を見て逃げないと………」
しかし、隙何てものはなくじりじりとホストのお兄さん達の包囲が狭まってくる中、突然後ろから大きな叫び声が上がる。
振り向くと大きく燃え盛る青い炎に包まれた3匹の妖怪達
「行こう!」
やっと、隙を見つけた私は、カナちゃんたちの手を取って炎によって倒れた妖怪がいた所から、全速力で逃げた。
「くそっ!追いかけろ!」
「待てっ!」
「そっちだ!」
「追い詰めろっ!」
私達は必死で走った。
土地勘のない私が、先頭に闇雲に走っていると
「あ……っ!」
いつの間にか目の前には壁。狭い路地の袋小路に入ったようだ
「もう逃げられないぜ? 子猫ちゃん達。鬼ごっこはこれでお終いだぜぇー?」
「ひっ」
追い詰められたけれど、捕まる訳にはいかないこうなったら、妖珠さんを………
と、その時花開院さんの凜とした声が辺りに響く。
「粋がるんちゃうわ。ネズミ風情が」
花開院さんは、どこからか大きな犬?を出すと犬?は軽々と花開院さんを背に乗せ、妖怪達を次々と倒していく。
「ちっ、式神を使ってやがる……こいつ術者かっ!」
「陰陽師ですぜ、兄貴!」
「聞いてねーぞ!」
「星矢さんっ、この女の式神にみんなやられちまうっ!」
これまで、戦いを静観していたリーダーらしき者は、慌てる妖怪達を尻目に余裕ありげに髪を掻き上げる。
「クックックッ、陰陽師の女を傍に置くとは……、三代目は余程の好き者だな」
「何言ってんねん。このドブネズミが!」
その言葉にザワリ、とそのリーダーを纏う空気が重みを増し、揺れた。
花開院さんは険しい顔をして腕を交差し構える。
「え?」
チュウ、チュウ
足元を見ると次から次へと這い上がってくる小さなネズミ達。
「きゃっ、いやーっ」
「な、なんでネズミが………」
あのリーダーらしき人が出したのはわかったが、ネズミが足から這い上がってきて気持ち悪い。
お兄ちゃん、妖珠さん!
「な、消えた?ドブネズミ!その娘達になにしたんや!貪狼…っ!?」
「俺はただ、ネズミを這わせただけさ。消えたのは知らねーが、大人しくその式神をしまうんだな。ネズミはお前の所にも行けるんだぜ……?」
「くっ……」
花開院さん、こっち!
「うわっな、なんや!?あ、阿良々木さん、家長さん消えたんじゃ………」
「あ、あのく、詳しいことは………と、とにかく今のうちに………」
「残念。こいつをおいて逃げればよかったのにな」
暗転。