其ノ弍
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「ふんふんふーん♪」
「おぅおぅ樹ちゃん!随分とご機嫌じゃないか」
「火憐ちゃん知らないの?樹ちゃんはね、明日からお友達と旅行なんだよ!友達と!!」
元気になった私は、鼻歌を歌いながら、お気に入りの緑色の旅行鞄に荷物を詰め込む
次の日。
捩眼山がある町に電車に乗って行くのだが、その電車の中で自分たちのおやつをかけた勝負をしていた。
「ぐっはぁぁっ!また負けたぁー!なぜだーいっ!!」
「また奴良と花開院さんの勝ちかよー!!」
「賭けたお菓子、持ってけ泥ぼーっ」
うーん、なぜだか9の雪女がよく当たる・・・・できれば妖珠さんが当たって欲しいのにと、自分のお菓子を勝った二人に、渡しつつ柄にもなく奴良くんの持っていたぬらりひょんのカードをじーっと見つめる
「あ、阿良々木さん?」
「!!す、すみません。そういえば奴良くんも大丈夫でしたか?風邪を引いたと言っていましたが」
「えっ?あぁ、大丈夫だよ。阿良々木さんこそ病み上がりでしょう?辛くなったら行ってね?」
まだまだ、盛り上がる周りの様子の中ほのぼのとした雰囲気が流れる二人の間
ふいに視線を感じた。ふっと視線を感じた方へ顔を向けるが、窓の外を見ている及川さんの他誰もいない。
気のせい、だろうか・・・?
「はっはっはっ。これは妖怪運の無い君達の為にこのボク考えた素晴らしい修行の一つだよ。インディアン・ポーカーと一緒にされては困るねーさぁ!!勝負だよ!君達!」
再び皆に、配られたカードを額に翳す。
「「「「「………………」」」」」
視線が自然と清継君の翳したカードに集中した。
清継君もまた、納豆小僧の1のカードを引き当てている・・・これで20回目だ。
ただの、カードだよね??
「せーの!そりゃーっ!きっとボクのカードは牛鬼さ!はっはっはっ……」
残念無念また来週。1の納豆小僧
「なぜだぁ!?なぜまた納豆小僧ぉぉーーっ」
普通のカードじゃないような気がする・・・こんなに連続して同じカードが当たるなんて
「また、雪女・・・」
「樹ちゃん、また雪女のカード?リクオくんはぬらりひょんだし」
「ほんとだ。何か意味がありそうな感じ、だよね」
うん。私もそう思います。
「あ、私皆さんの買い物に行ってきますね?皆さん何がいいですか?お、及川さんも」
「・・・・私?」
「はい。ゲームには参加していなかったですけど・・・・追加のお菓子などが欲しければ買ってきます」
今だに外を眺める及川さんに話しかけた
「いらないわ。それよりあなた!!すこーしすこーし、わか・・・リクオ君に仲よくしてもらっているからって調子にのらないでよ!!」
「!!は、はい!す、すみませんっ気を付けます」
と、及川さんはすごい剣幕で注意され萎縮してしまった私は、逃げるようにお菓子を調達に足を進めた。
「・・・・ごめんなさい」
そうだ。私は
「おぅおぅ樹ちゃん!随分とご機嫌じゃないか」
「火憐ちゃん知らないの?樹ちゃんはね、明日からお友達と旅行なんだよ!友達と!!」
元気になった私は、鼻歌を歌いながら、お気に入りの緑色の旅行鞄に荷物を詰め込む
次の日。
捩眼山がある町に電車に乗って行くのだが、その電車の中で自分たちのおやつをかけた勝負をしていた。
「ぐっはぁぁっ!また負けたぁー!なぜだーいっ!!」
「また奴良と花開院さんの勝ちかよー!!」
「賭けたお菓子、持ってけ泥ぼーっ」
うーん、なぜだか9の雪女がよく当たる・・・・できれば妖珠さんが当たって欲しいのにと、自分のお菓子を勝った二人に、渡しつつ柄にもなく奴良くんの持っていたぬらりひょんのカードをじーっと見つめる
「あ、阿良々木さん?」
「!!す、すみません。そういえば奴良くんも大丈夫でしたか?風邪を引いたと言っていましたが」
「えっ?あぁ、大丈夫だよ。阿良々木さんこそ病み上がりでしょう?辛くなったら行ってね?」
まだまだ、盛り上がる周りの様子の中ほのぼのとした雰囲気が流れる二人の間
ふいに視線を感じた。ふっと視線を感じた方へ顔を向けるが、窓の外を見ている及川さんの他誰もいない。
気のせい、だろうか・・・?
「はっはっはっ。これは妖怪運の無い君達の為にこのボク考えた素晴らしい修行の一つだよ。インディアン・ポーカーと一緒にされては困るねーさぁ!!勝負だよ!君達!」
再び皆に、配られたカードを額に翳す。
「「「「「………………」」」」」
視線が自然と清継君の翳したカードに集中した。
清継君もまた、納豆小僧の1のカードを引き当てている・・・これで20回目だ。
ただの、カードだよね??
「せーの!そりゃーっ!きっとボクのカードは牛鬼さ!はっはっはっ……」
残念無念また来週。1の納豆小僧
「なぜだぁ!?なぜまた納豆小僧ぉぉーーっ」
普通のカードじゃないような気がする・・・こんなに連続して同じカードが当たるなんて
「また、雪女・・・」
「樹ちゃん、また雪女のカード?リクオくんはぬらりひょんだし」
「ほんとだ。何か意味がありそうな感じ、だよね」
うん。私もそう思います。
「あ、私皆さんの買い物に行ってきますね?皆さん何がいいですか?お、及川さんも」
「・・・・私?」
「はい。ゲームには参加していなかったですけど・・・・追加のお菓子などが欲しければ買ってきます」
今だに外を眺める及川さんに話しかけた
「いらないわ。それよりあなた!!すこーしすこーし、わか・・・リクオ君に仲よくしてもらっているからって調子にのらないでよ!!」
「!!は、はい!す、すみませんっ気を付けます」
と、及川さんはすごい剣幕で注意され萎縮してしまった私は、逃げるようにお菓子を調達に足を進めた。
「・・・・ごめんなさい」
そうだ。私は
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