断章シリーズ
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断章にて語る
ソロモンの楽しみ
ナラが懐妊したと知ってから、ソロモンは密かに楽しみができた。
「うーん・・・」
基地内にある自室の本棚を前に座り込み、これだという本を出していた
「せめて、俺が小さいころ読んでいた本さえあればな・・・」
まだ見ぬ、自分とナラの子供に読み聞かせたい本を探していたがしかし、自室にあるのはどれも子供が聞くには難しいものばかりで頭を悩ませる。
「そうだ。」
「本アルか?」
「あぁ、テスに使っていたものでいいんだが、分けくれないか?」
先に子供が生まれ幸せな日々を送っているファーランに子供用の本を分けてもらうように言ってみた
「いいアルよ!もし、追加がいるならあそこの店に行けばたくさんあったアル」
「すまないな。助かる」
「このくらいなら、お安い御用アル」
それに、快い返事が返ってきて着々と読み聞かせたい本が少しづつ増えていった。
「まぁ、俺がそれらを読み聞かせることはできなかったがな」
「でも、知っているのでしょう?ウーゴがあの子を隠していた聖宮にあった本の数々の大半が、あなたが集めた本だったと」
「あぁ。ついでに俺たちの日記も混ざっていたみたいだがな」
「・・・・あれは、びっくりした。でも読むことはできなかったようだからよかった。」
いくらなんでも、ソロモンとつづりあったあの日記だけは読まれては困るところだった。
恥ずかしいもの・・・・
顔を赤くしたナラ。その珍しい表情は、ソロモンのもう一つの楽しみだ。
また、新しく始めるのも悪くはないか・・・愛らし表情を見れるのならばとソロモンも優しく微笑んだ。
ソロモンの楽しみ
ナラが懐妊したと知ってから、ソロモンは密かに楽しみができた。
「うーん・・・」
基地内にある自室の本棚を前に座り込み、これだという本を出していた
「せめて、俺が小さいころ読んでいた本さえあればな・・・」
まだ見ぬ、自分とナラの子供に読み聞かせたい本を探していたがしかし、自室にあるのはどれも子供が聞くには難しいものばかりで頭を悩ませる。
「そうだ。」
「本アルか?」
「あぁ、テスに使っていたものでいいんだが、分けくれないか?」
先に子供が生まれ幸せな日々を送っているファーランに子供用の本を分けてもらうように言ってみた
「いいアルよ!もし、追加がいるならあそこの店に行けばたくさんあったアル」
「すまないな。助かる」
「このくらいなら、お安い御用アル」
それに、快い返事が返ってきて着々と読み聞かせたい本が少しづつ増えていった。
「まぁ、俺がそれらを読み聞かせることはできなかったがな」
「でも、知っているのでしょう?ウーゴがあの子を隠していた聖宮にあった本の数々の大半が、あなたが集めた本だったと」
「あぁ。ついでに俺たちの日記も混ざっていたみたいだがな」
「・・・・あれは、びっくりした。でも読むことはできなかったようだからよかった。」
いくらなんでも、ソロモンとつづりあったあの日記だけは読まれては困るところだった。
恥ずかしいもの・・・・
顔を赤くしたナラ。その珍しい表情は、ソロモンのもう一つの楽しみだ。
また、新しく始めるのも悪くはないか・・・愛らし表情を見れるのならばとソロモンも優しく微笑んだ。