シンドバッドシリーズ
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シンドバットと必至
国を立ち上げてしばらくのこと、謝肉祭に現れた男女。
聴くところによると、煌帝国からの駆け落ちしたらしい………否そんなことはどちらでも良かった。
「あの女性は………………」
青灰色の長い髪に覗くエメラルドグリーンの瞳
あの書でみた少女と酷似していた。
「………ジャーファル。すまないがあの女性を呼んで来て貰えないだろうか?」
「!!はっ?あなたまさか、人の恋路をわざわざ邪魔するつもりですか?」
「違う。そうじゃない、お前も見た筈だ『異界の書』の映像を」
ただ、似ているだけかもしれないもしかしたら生まれかわりかもしれないなどと思いながらも、話してみるべきだと思い近くにいたジャーファルに、呼びにいくよう命じると目をぐわっと開いたのち、冷めた目で見られたが異界の書というキーワードを出すと、少し考えたのち頷き女性の所へと向かっていった
「はじめまして、お初にお目にかかります。ナラと申します」
「突然呼び立てすまい。ちょっといくつか聞きたいことがあってね」
近くで見た女性は、ますますあの少女に似ていた
「なんでしょうか?私に答えられることであれば何なりと」
「君は魔法が使えるかな?もしくは、家族が」
「いいえ。その様な力は一つも………」
「じゃあ、この玉を見たことは?」
懐から異界の書を取りだし見せるが
「……いいえ。その様な高価そうなもの見たことがございません」
「そうか………………では、最後だ。双守の王と呼ばれたユールは知っているかな?」
「いいえ。存じ上げておりません」
淡々と返されたが、なかなかどうして
目は口ほどにものをいう
「さて、どうやって落とそうか………」
大切な大切な切り札に等しい札を………………
国を立ち上げてしばらくのこと、謝肉祭に現れた男女。
聴くところによると、煌帝国からの駆け落ちしたらしい………否そんなことはどちらでも良かった。
「あの女性は………………」
青灰色の長い髪に覗くエメラルドグリーンの瞳
あの書でみた少女と酷似していた。
「………ジャーファル。すまないがあの女性を呼んで来て貰えないだろうか?」
「!!はっ?あなたまさか、人の恋路をわざわざ邪魔するつもりですか?」
「違う。そうじゃない、お前も見た筈だ『異界の書』の映像を」
ただ、似ているだけかもしれないもしかしたら生まれかわりかもしれないなどと思いながらも、話してみるべきだと思い近くにいたジャーファルに、呼びにいくよう命じると目をぐわっと開いたのち、冷めた目で見られたが異界の書というキーワードを出すと、少し考えたのち頷き女性の所へと向かっていった
「はじめまして、お初にお目にかかります。ナラと申します」
「突然呼び立てすまい。ちょっといくつか聞きたいことがあってね」
近くで見た女性は、ますますあの少女に似ていた
「なんでしょうか?私に答えられることであれば何なりと」
「君は魔法が使えるかな?もしくは、家族が」
「いいえ。その様な力は一つも………」
「じゃあ、この玉を見たことは?」
懐から異界の書を取りだし見せるが
「……いいえ。その様な高価そうなもの見たことがございません」
「そうか………………では、最後だ。双守の王と呼ばれたユールは知っているかな?」
「いいえ。存じ上げておりません」
淡々と返されたが、なかなかどうして
目は口ほどにものをいう
「さて、どうやって落とそうか………」
大切な大切な切り札に等しい札を………………