act.1
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穴を滑り落ちていく私達に、プーデル様の声が落ちる
「あの運転手たちめ、ワシの酒をどうする気だ?」
「酒は…こう使うんだよっ…!」
酒を樽ごと花に落とした。すると今まで活発的だったヒヤシンスの動きが急に弱まる
「砂漠・ユリ科の肉食動物は酒に酔うんだ!酔いつぶれたら地中に帰ってくれる。今のうちに逃げるんだ!」
私は、女の子を無事救出した体力のあるアリババに女の子を預け穴を駆けあがり、母親に女の子を渡す。上手くいったと喜ぶと思ったのも束の間、酔いが醒めたヒヤシンスの触手が絡みついた。
「きゃっ」
「クー!!クソッ、 酒が足りてねぇ…!」
力の弱い私は、あっという間にヒヤシンスの元へ逆戻り。追いかけて来ようとするアリババを制して逃げるよう促す
「私はいいから。アリババは逃げて」
「なにいってんだ!!お前はぁぁぁ!!!」
「そうだよ。お姉さん!僕まだお弁当のお礼をいってない。おにいさんはうそついたの?お金でもお酒でも買えないもの、もっと僕に教えてよ!」
「あぁー!! やめろォォォォ!ワシのブドウ酒をどうする気だァァ!?」
自分の大切な商品が無くなってしまうかもしれないとブーデル様は上空の少年に大声を張り上げて説得するも少年はターバンに乗せたブドウ酒を全てヒヤシンスに落とした。その光景を見たブーデル様はショックのあまり失神してしまった。
横転した馬車を元に戻したり、興奮した動物を宥めたりしている内に、空はすっかり夕焼け色に染まった。
「娘をありがとうございます…!」
「俺たちの馬車もおかげで助かったしよ。ブドウ酒の弁償代はみんなで手分けして払うって!」
「ありがとう…。でもよー、俺だって覚悟決めて金持ちを殴ったんだぜ…。金は、また働いて返すさ…」
どこか清々しくアリババは笑った。しかしどれだけのブドウ酒をダメにしてしまったのだろう。殴ったからブドウ酒の代金だけの請求なわけないよなぁと自分の行き先に溜息をついた。
「アリババ、いざとなれば私の持っていた物を売ればなんとかなるはずです」
「でもあれは、大事なもんだろ・・・」
「いいのです。アリババといられるなら装飾品の1つや2つ」
「クー」
「出たよ!ウーゴ君出てきたぁ!」
二人の世界が構築されそうなとき、近くで必死に笛を吹いてた少年。
やっと音色がなったその笛の足部管から大きく太い腕がニュルニュルと出てきた。その不思議な光景に少年以外のその場にいた全員が悲鳴を上げた。少年は笛を吹き続け、ウーゴ君?の顔から下までを出す。蛇だ何だと誰もが騒ぐ中、アリババは一人それをじっと見つめていた。
そうして、クーたちは再びチーシャンへの道を進み出した
「あの運転手たちめ、ワシの酒をどうする気だ?」
「酒は…こう使うんだよっ…!」
酒を樽ごと花に落とした。すると今まで活発的だったヒヤシンスの動きが急に弱まる
「砂漠・ユリ科の肉食動物は酒に酔うんだ!酔いつぶれたら地中に帰ってくれる。今のうちに逃げるんだ!」
私は、女の子を無事救出した体力のあるアリババに女の子を預け穴を駆けあがり、母親に女の子を渡す。上手くいったと喜ぶと思ったのも束の間、酔いが醒めたヒヤシンスの触手が絡みついた。
「きゃっ」
「クー!!クソッ、 酒が足りてねぇ…!」
力の弱い私は、あっという間にヒヤシンスの元へ逆戻り。追いかけて来ようとするアリババを制して逃げるよう促す
「私はいいから。アリババは逃げて」
「なにいってんだ!!お前はぁぁぁ!!!」
「そうだよ。お姉さん!僕まだお弁当のお礼をいってない。おにいさんはうそついたの?お金でもお酒でも買えないもの、もっと僕に教えてよ!」
「あぁー!! やめろォォォォ!ワシのブドウ酒をどうする気だァァ!?」
自分の大切な商品が無くなってしまうかもしれないとブーデル様は上空の少年に大声を張り上げて説得するも少年はターバンに乗せたブドウ酒を全てヒヤシンスに落とした。その光景を見たブーデル様はショックのあまり失神してしまった。
横転した馬車を元に戻したり、興奮した動物を宥めたりしている内に、空はすっかり夕焼け色に染まった。
「娘をありがとうございます…!」
「俺たちの馬車もおかげで助かったしよ。ブドウ酒の弁償代はみんなで手分けして払うって!」
「ありがとう…。でもよー、俺だって覚悟決めて金持ちを殴ったんだぜ…。金は、また働いて返すさ…」
どこか清々しくアリババは笑った。しかしどれだけのブドウ酒をダメにしてしまったのだろう。殴ったからブドウ酒の代金だけの請求なわけないよなぁと自分の行き先に溜息をついた。
「アリババ、いざとなれば私の持っていた物を売ればなんとかなるはずです」
「でもあれは、大事なもんだろ・・・」
「いいのです。アリババといられるなら装飾品の1つや2つ」
「クー」
「出たよ!ウーゴ君出てきたぁ!」
二人の世界が構築されそうなとき、近くで必死に笛を吹いてた少年。
やっと音色がなったその笛の足部管から大きく太い腕がニュルニュルと出てきた。その不思議な光景に少年以外のその場にいた全員が悲鳴を上げた。少年は笛を吹き続け、ウーゴ君?の顔から下までを出す。蛇だ何だと誰もが騒ぐ中、アリババは一人それをじっと見つめていた。
そうして、クーたちは再びチーシャンへの道を進み出した