第14夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
紅炎だけではない。白龍の境遇について紅明や紅覇も少なからず思うところがあった。
だからといって、白龍がこの世界で一番不幸だとは思わない。
磨き抜かれた自分の髪などをいじりながら紅覇は呟く。
「どーなっちゃうのかなぁ~」
「わかりませんが、兄王様がお決めになったこと。あの神子によって国が2つに割れる最悪の事態は免れた、ならばそれ以上に最悪になることはないでしょう」
「で、でも、アリババちゃんがあぁなってしまった原因の金属器で、お兄様も同じようになってしまったらっ」
冷静な2人に対して紅玉は、ハラハラと部屋の中をウロウロしている
「姫、落ち着くであります!!」
「だって、夏黄文!お兄様たちが心配じゃないの!!」
でも、そうだわ。アリババちゃんにあれだけ言っておいて、まだ何もなしていないわ私……
「あーあー、紅玉泣かせた~お前、度胸あるねェ?」
「へっ???」
夏黄文、人生最大のピーーーンチ!!!
ガチャ
「し、失礼いたします!!こ、紅炎様と白龍様が帰還なさいました!!!!」
「!2人が…どっちもいきてるの?」
「は、はい。ですが……」
「他に何かあるのですか?」
「その…恐れながら申し上げ「やぁ、お邪魔しているよ」………」
慌ただしい足音と、ドアを開く音。
城外の監視を任せていた兵が、焦った表情で内容を告げる荒野で死闘を繰り広げていたであろう紅炎と白龍の帰還と共に、衝撃的な人物がドアから現れた。
煌帝国最大の敵国の王 七海の覇王
シンドバットその人である。
だからといって、白龍がこの世界で一番不幸だとは思わない。
磨き抜かれた自分の髪などをいじりながら紅覇は呟く。
「どーなっちゃうのかなぁ~」
「わかりませんが、兄王様がお決めになったこと。あの神子によって国が2つに割れる最悪の事態は免れた、ならばそれ以上に最悪になることはないでしょう」
「で、でも、アリババちゃんがあぁなってしまった原因の金属器で、お兄様も同じようになってしまったらっ」
冷静な2人に対して紅玉は、ハラハラと部屋の中をウロウロしている
「姫、落ち着くであります!!」
「だって、夏黄文!お兄様たちが心配じゃないの!!」
でも、そうだわ。アリババちゃんにあれだけ言っておいて、まだ何もなしていないわ私……
「あーあー、紅玉泣かせた~お前、度胸あるねェ?」
「へっ???」
夏黄文、人生最大のピーーーンチ!!!
ガチャ
「し、失礼いたします!!こ、紅炎様と白龍様が帰還なさいました!!!!」
「!2人が…どっちもいきてるの?」
「は、はい。ですが……」
「他に何かあるのですか?」
「その…恐れながら申し上げ「やぁ、お邪魔しているよ」………」
慌ただしい足音と、ドアを開く音。
城外の監視を任せていた兵が、焦った表情で内容を告げる荒野で死闘を繰り広げていたであろう紅炎と白龍の帰還と共に、衝撃的な人物がドアから現れた。
煌帝国最大の敵国の王 七海の覇王
シンドバットその人である。