第1夜
夢小説設定
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「・・・・」
暑い・・・つい飛び出してきちゃったけどここはどこ・・・?大聖堂府も『愚々塔』も見えないわ・・・・・
はっ!!「杖」を忘れてきちゃった!!まずいよあれがないと・・・・だって「塔」の外の世界には・・・・
「グルルルルルル・・・」
「!?」
「ウルルルルルルルルr!!!」
「!!!」
ほら・・・!「塔」の外にはこんな気の触れた異種族がウジャウジャいるって・・・神父様たちがいつも言っていたじゃない・・・!
現れた、異種族にすっかり腰を抜かせた私に異種族がその大きな爪を振りかぶる
「ダメっ!!」
その間に、先の女魔導士がわたしを守るかのように現れ防御魔法を展開させる
「ナラ!」
「大丈夫だから、あの子を」
そして新たに、男魔導士が現れ防御魔法によって爪を振り下ろしている途中の異種族に無言で近寄っていく
「!!あ、あなたたち!早く!!!殺してよ!!あなたたち杖持ってるじゃない!!早くそのばけものを殺してよ!!」
「「・・・・・」」
距離がゼロになりそっと、男は語り掛ける
「お前、力も強いしいい爪してんな。大丈夫、きっと将来勇敢な鱗狼の戦士になれるぜ。だからもう今日は、母親のところへ帰んな!」
「・・・!!?はぁ??」
「だって後ろにもう迎えに来ているから・・・」
「ヒィ!」
確かに気づくと先の異種族より一回りも二回りも大きい異種族がいて、とっさに近くにいた女魔導士に抱き付く
「×○*×++-」
「もう大丈夫、私たちの拠点に帰ろう?」
「・・・・」
よ・・・よく考えたら「防御魔法」があるんだから平気だった・・・
「そんなに怖かったのかお嬢ちゃん」
「!!だ、だって・・・はじめて近くで見たんだもん!!」
「へー、そうか」
安心したせいか、さっきの出来事に悔しさが胸を支配する
「そ、そうよ・・・あいつらに・・・「塔」から魔法をかけてた時には気づかなかったけど・・・実際に見るとあいつらやぱっり・・・すごっく気持ち悪いのね!!毛むくじゃらで・・・野蛮で臭くて・・・!くやしい・・・杖さえ持っていれば、またあいつらの頭をバカにしてやれたのに!!」
「・・・・シバ、それは「そうか?」」
「そうよ!そしたらあんな奴らどうってことないわ!」
抱き付いていた女魔導士が何か言おうとしてるのを男魔導士が遮り手を差し伸べながら、しゃべる
「そうかそうか。なぁ、シバ・・・」
「なぁに?」
「おまえほんとにイヤな女だなぁ。俺の目には、おまえの方が歪んだ汚ねぇばけものにみえるんだけど・・・自分ではどう思う?」
な・・なんなの?なんなの?この人・・・助けてくれたと思ったけど、ぜんぜんまともじゃないじゃない!
握った手をぱっと離し再び、女魔導士に抱き付きしぶしぶ彼らの拠点に帰ることになった
「いつまで、ナラにくっついてるんだ?赤子じゃないんだから自分の足で歩けよ、お嬢ちゃん?」
「!!!!!お嬢ちゃんでも赤ちゃんでもないもん!」
「二人とも、ケンカしないで」
暑い・・・つい飛び出してきちゃったけどここはどこ・・・?大聖堂府も『愚々塔』も見えないわ・・・・・
はっ!!「杖」を忘れてきちゃった!!まずいよあれがないと・・・・だって「塔」の外の世界には・・・・
「グルルルルルル・・・」
「!?」
「ウルルルルルルルルr!!!」
「!!!」
ほら・・・!「塔」の外にはこんな気の触れた異種族がウジャウジャいるって・・・神父様たちがいつも言っていたじゃない・・・!
現れた、異種族にすっかり腰を抜かせた私に異種族がその大きな爪を振りかぶる
「ダメっ!!」
その間に、先の女魔導士がわたしを守るかのように現れ防御魔法を展開させる
「ナラ!」
「大丈夫だから、あの子を」
そして新たに、男魔導士が現れ防御魔法によって爪を振り下ろしている途中の異種族に無言で近寄っていく
「!!あ、あなたたち!早く!!!殺してよ!!あなたたち杖持ってるじゃない!!早くそのばけものを殺してよ!!」
「「・・・・・」」
距離がゼロになりそっと、男は語り掛ける
「お前、力も強いしいい爪してんな。大丈夫、きっと将来勇敢な鱗狼の戦士になれるぜ。だからもう今日は、母親のところへ帰んな!」
「・・・!!?はぁ??」
「だって後ろにもう迎えに来ているから・・・」
「ヒィ!」
確かに気づくと先の異種族より一回りも二回りも大きい異種族がいて、とっさに近くにいた女魔導士に抱き付く
「×○*×++-」
「もう大丈夫、私たちの拠点に帰ろう?」
「・・・・」
よ・・・よく考えたら「防御魔法」があるんだから平気だった・・・
「そんなに怖かったのかお嬢ちゃん」
「!!だ、だって・・・はじめて近くで見たんだもん!!」
「へー、そうか」
安心したせいか、さっきの出来事に悔しさが胸を支配する
「そ、そうよ・・・あいつらに・・・「塔」から魔法をかけてた時には気づかなかったけど・・・実際に見るとあいつらやぱっり・・・すごっく気持ち悪いのね!!毛むくじゃらで・・・野蛮で臭くて・・・!くやしい・・・杖さえ持っていれば、またあいつらの頭をバカにしてやれたのに!!」
「・・・・シバ、それは「そうか?」」
「そうよ!そしたらあんな奴らどうってことないわ!」
抱き付いていた女魔導士が何か言おうとしてるのを男魔導士が遮り手を差し伸べながら、しゃべる
「そうかそうか。なぁ、シバ・・・」
「なぁに?」
「おまえほんとにイヤな女だなぁ。俺の目には、おまえの方が歪んだ汚ねぇばけものにみえるんだけど・・・自分ではどう思う?」
な・・なんなの?なんなの?この人・・・助けてくれたと思ったけど、ぜんぜんまともじゃないじゃない!
握った手をぱっと離し再び、女魔導士に抱き付きしぶしぶ彼らの拠点に帰ることになった
「いつまで、ナラにくっついてるんだ?赤子じゃないんだから自分の足で歩けよ、お嬢ちゃん?」
「!!!!!お嬢ちゃんでも赤ちゃんでもないもん!」
「二人とも、ケンカしないで」