第13夜
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煌帝国 『洛昌』に白龍を説得するため赴いたアリババとアラジン。到着早々、戦闘になるかと思ったが存外、二人きりでの話し合いの場が与えられたアリババは、恐る恐るたわいもない会話から入っていく
「そういえば、ナラさんとも知り合いだったのか?」
「えぇ、今まで忘れていたのですが、思い出したんです。兄上たちに任されていたことを・・・」
「任され・・・?」
ナラさんの話題を出すと懐かしむかのように、話す白龍だったがここまでの話し合いが無意味だったかのように、一変話しだす白龍
「アリババ殿。もう飽きました、そろそろ本題に入りませんか?あなたがここに来た本当の理由です。」
「・・・・・えっ・・・?」
「あなたは俺と組みに来た。紅炎の支配するバルバットを共に攻め滅ぼすために。そうでしょう?」
「バ・・・・バルバットを攻め滅ぼすだと!!?」
何を言ってるんだ白龍は・・・
それにアリババはオウム返しの様に白龍の言葉を繰り返す
「そうです。バルバットを滅ぼし、紅炎を討つ!あなたは国を取り戻せる!」
「火の海にした後に、自分の国を取り戻せとでも俺に言うのか?」
「そうですね。でも紅炎に支配されたままよりはいいでしょう。お互いこれでやっと、自分の国を取り戻せるというわけですね!」
「・・・・・!!?」
あれ・・・こいつ・・・白龍ってこんな奴だったけ・・・?でも。。。言わなきゃ・・・本当のことを・・・
余りの衝撃的な内容にもはや口をはくはくとしながら、自分たちが来た本来の理由を声にする
「白龍、違うんだ。俺はおまえに・・・『紅炎と戦争するのはやめてくれ』って言いに来たんだ・・・」
「・・・・・・・・はぁ・・・??」
「聞いてくれ、白龍!!『アル・サーメン』は、『イル・イラー』っていう『アル・サーメン』よりヤバイ敵を呼び出そうとしてるんだ。それを止めるためには、俺たち金属器使いは仲間割れしてる場合じゃねーんだよ!」
「知ってます。」
「えっ?」
「会談での内容ならジュダルが見ていました。俺も後に遠隔透視魔法ですべてを把握しました。まったく、あの情報を玉艶戦の前に手に入れられていればもっと楽に勝てたものを・・・」
しかし、その反応はこれまたアリババの予想とは違った。
「し・・知ってるなら・・・!!」
「しかし、それはなんら、俺が紅炎と手を組む理由にはなりません!俺は紅炎が信用できない。組織を見て見ぬふりでこの十数年間、利益だけを享受してきたのは誰ですか?紅炎たちだ。将来、第2、第3の玉艶が現れても紅炎たちが同じことをしないとは言えない。ゆえに・・・紅炎を殺す!!!!やつは今やアル・サーメンよりも憎むべき世界の悪腫だ!!!」
「!!」
「それに知っていますか?」
「何を、だよ」
「紅炎が実は、ナラ殿を監禁しているのを?あの時紅明の魔法によって本当は、遠くで待機していた兵士たちに保護させ、その力を手にせんと玉艶と手を組んでいたのでは?まぁ結果、俺が玉艶は殺しましたが、玉艶の元にいた彼女が偽物であるならば本物の彼女は、紅炎の元にいると考えられないでしょうか・・・?」
亡き兄上たちに任された、アルマトランで生きた女性の生まれ変わりである彼女を
「そういえば、ナラさんとも知り合いだったのか?」
「えぇ、今まで忘れていたのですが、思い出したんです。兄上たちに任されていたことを・・・」
「任され・・・?」
ナラさんの話題を出すと懐かしむかのように、話す白龍だったがここまでの話し合いが無意味だったかのように、一変話しだす白龍
「アリババ殿。もう飽きました、そろそろ本題に入りませんか?あなたがここに来た本当の理由です。」
「・・・・・えっ・・・?」
「あなたは俺と組みに来た。紅炎の支配するバルバットを共に攻め滅ぼすために。そうでしょう?」
「バ・・・・バルバットを攻め滅ぼすだと!!?」
何を言ってるんだ白龍は・・・
それにアリババはオウム返しの様に白龍の言葉を繰り返す
「そうです。バルバットを滅ぼし、紅炎を討つ!あなたは国を取り戻せる!」
「火の海にした後に、自分の国を取り戻せとでも俺に言うのか?」
「そうですね。でも紅炎に支配されたままよりはいいでしょう。お互いこれでやっと、自分の国を取り戻せるというわけですね!」
「・・・・・!!?」
あれ・・・こいつ・・・白龍ってこんな奴だったけ・・・?でも。。。言わなきゃ・・・本当のことを・・・
余りの衝撃的な内容にもはや口をはくはくとしながら、自分たちが来た本来の理由を声にする
「白龍、違うんだ。俺はおまえに・・・『紅炎と戦争するのはやめてくれ』って言いに来たんだ・・・」
「・・・・・・・・はぁ・・・??」
「聞いてくれ、白龍!!『アル・サーメン』は、『イル・イラー』っていう『アル・サーメン』よりヤバイ敵を呼び出そうとしてるんだ。それを止めるためには、俺たち金属器使いは仲間割れしてる場合じゃねーんだよ!」
「知ってます。」
「えっ?」
「会談での内容ならジュダルが見ていました。俺も後に遠隔透視魔法ですべてを把握しました。まったく、あの情報を玉艶戦の前に手に入れられていればもっと楽に勝てたものを・・・」
しかし、その反応はこれまたアリババの予想とは違った。
「し・・知ってるなら・・・!!」
「しかし、それはなんら、俺が紅炎と手を組む理由にはなりません!俺は紅炎が信用できない。組織を見て見ぬふりでこの十数年間、利益だけを享受してきたのは誰ですか?紅炎たちだ。将来、第2、第3の玉艶が現れても紅炎たちが同じことをしないとは言えない。ゆえに・・・紅炎を殺す!!!!やつは今やアル・サーメンよりも憎むべき世界の悪腫だ!!!」
「!!」
「それに知っていますか?」
「何を、だよ」
「紅炎が実は、ナラ殿を監禁しているのを?あの時紅明の魔法によって本当は、遠くで待機していた兵士たちに保護させ、その力を手にせんと玉艶と手を組んでいたのでは?まぁ結果、俺が玉艶は殺しましたが、玉艶の元にいた彼女が偽物であるならば本物の彼女は、紅炎の元にいると考えられないでしょうか・・・?」
亡き兄上たちに任された、アルマトランで生きた女性の生まれ変わりである彼女を