第12夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あぁ、別にいいぜ?」
わざわざ、こいつまで連れてきたのはそう何をしても目覚めない人形のようなこいつがひょっとすればアラジンによって目覚めるかもしれないからだ。
この俺でさえ習得できねぇ、封印魔法を手に入れるためには目覚めてもらわねーと困るからな
「えっ、あ・・・」
ジュダルは、あっさりとアラジンにナラを投げて渡す。
それを、以外な切り返しとばかりに驚き一歩遅れるアラジンだが、寸前の所で受け止め声を掛ける。
「お母さん、お母さん!」
しかし、ナラは目を開けない。それ以前に
「ルフが少ない・・・?」
お母さんが持っている力から考えるとこの少なさは異常。
「どうしたんだアラジン?ナラさんは大丈夫なのか?」
「ナラ・・・・・?」
そこへ、アリババたちが心配そうに駆け寄り、トトはナラの手を取るがそのとたんに表情が暗くなる
「アラジン。これは・・・本当にナラなの、か?」
「ちょ、いきなり何言いだすんだよ。」
「随分精巧に模されているけれど、魔法で作られたニセモノだ」
偽物。ルフが視覚できるマギならわかってしまう。
「ちぇ、ニセモノ掴まされたってことか・・・せっかくおもしろくなりそうなのによ・・・そいつは偽物だし和平協定だと?つまんねーこと抜かすんじゃねーよもう黙ってみてらんねーな。おい、紅炎・・・」
それを、大人しく聞いていたジュダルは偽物だとわかるとため息をつきながら紅炎に声を掛ける
「!」
「目をつけるアルマトランのマギをアラジンから乗り換えよってんだろ?どうやら『アルバ』は練玉艶だからな。」
「!!」
「?」
「練玉艶って誰だ?」
「煌帝国の在位中の皇帝です。初代皇帝の皇后でもあったものです。」
いや、アラジンに乗り換えると共にあの女の力を手に入れようとしているってか?表情を変えない紅炎だが、周りの人々には疑問と衝撃が走る
「ちょっと待っておくれよ・・・それって白龍おにいさんのお母さんってことだよね?」
「えっ!」
「なっ・・!!?ちょっと待てよ・・・アル・サーメンの首領が・・・白龍の母親?」
「そうだ。あのババア、もうどこにもいないぜ。」
「どういう意味だ?ジュダル。」
練玉艶ことアルバがもうどこにもいないと聞き、初めて紅炎の表情が変わるそこへ、煌帝国・レーム・シンドリアそれぞれの兵たちがなだれ込む
「若!」
「なんだ兵たちが入ってくるぞ。」
「既定の人員以外の会場への立ち入りは・・・・」
「それどころじゃないみたいだよ」
「総督閣下!!一大事です!」
「―――――なんだと?」
「なんだと!?」
「一体、何が起きたって言うんだ?」
「お・・・おそれながら申し上げます・・・わ・・・我が国の・・・・・皇帝陛下が・・・・・!!!謀殺されました・・・・・第四皇子白龍皇子の手によって・・・・!!」
それぞれの兵たちから同じ内容が伝えられる。今話に上がっていた、練玉艶の死。
「・・・・・・・その報せ、虚報の可能性は?」
「ございません!すべての伝文が同一の凶報を伝えております。反乱です!!白龍皇子の率いる反乱軍により帝都の守護兵団は壊滅、残存兵は西征軍を頼りバルバットへ向かっております。どうか早急に陣頭指揮をおとりください総督閣下!!」
「馬鹿な。白龍には不可能なはず。お前か?ジュダル・・・・」
「そうだ。紅炎、白龍につまんねぇ小細工しやがったな?でも、外すのは簡単だったぜ。今の俺の・・・力ならなっっ!!」
ジュダルの胸のあたりが光そして天からジュダルの向けて力が降り注ぐ、騒ぐ黒ルフ額にまがまがしい目を開くジュダル
「なんだアレは!!?」
「受け取れよ、ほんの挨拶代わりだ。話し合って終りだと!?そんなのつまんねぇ。地上にいる全員で戦って決めるんだ。誰が世界を手に入れんのかを・・・・それが俺の、マギとしての答えだ!!」
そのまま周りに黒く大きな稲妻を島全体に向けて落とす
わざわざ、こいつまで連れてきたのはそう何をしても目覚めない人形のようなこいつがひょっとすればアラジンによって目覚めるかもしれないからだ。
この俺でさえ習得できねぇ、封印魔法を手に入れるためには目覚めてもらわねーと困るからな
「えっ、あ・・・」
ジュダルは、あっさりとアラジンにナラを投げて渡す。
それを、以外な切り返しとばかりに驚き一歩遅れるアラジンだが、寸前の所で受け止め声を掛ける。
「お母さん、お母さん!」
しかし、ナラは目を開けない。それ以前に
「ルフが少ない・・・?」
お母さんが持っている力から考えるとこの少なさは異常。
「どうしたんだアラジン?ナラさんは大丈夫なのか?」
「ナラ・・・・・?」
そこへ、アリババたちが心配そうに駆け寄り、トトはナラの手を取るがそのとたんに表情が暗くなる
「アラジン。これは・・・本当にナラなの、か?」
「ちょ、いきなり何言いだすんだよ。」
「随分精巧に模されているけれど、魔法で作られたニセモノだ」
偽物。ルフが視覚できるマギならわかってしまう。
「ちぇ、ニセモノ掴まされたってことか・・・せっかくおもしろくなりそうなのによ・・・そいつは偽物だし和平協定だと?つまんねーこと抜かすんじゃねーよもう黙ってみてらんねーな。おい、紅炎・・・」
それを、大人しく聞いていたジュダルは偽物だとわかるとため息をつきながら紅炎に声を掛ける
「!」
「目をつけるアルマトランのマギをアラジンから乗り換えよってんだろ?どうやら『アルバ』は練玉艶だからな。」
「!!」
「?」
「練玉艶って誰だ?」
「煌帝国の在位中の皇帝です。初代皇帝の皇后でもあったものです。」
いや、アラジンに乗り換えると共にあの女の力を手に入れようとしているってか?表情を変えない紅炎だが、周りの人々には疑問と衝撃が走る
「ちょっと待っておくれよ・・・それって白龍おにいさんのお母さんってことだよね?」
「えっ!」
「なっ・・!!?ちょっと待てよ・・・アル・サーメンの首領が・・・白龍の母親?」
「そうだ。あのババア、もうどこにもいないぜ。」
「どういう意味だ?ジュダル。」
練玉艶ことアルバがもうどこにもいないと聞き、初めて紅炎の表情が変わるそこへ、煌帝国・レーム・シンドリアそれぞれの兵たちがなだれ込む
「若!」
「なんだ兵たちが入ってくるぞ。」
「既定の人員以外の会場への立ち入りは・・・・」
「それどころじゃないみたいだよ」
「総督閣下!!一大事です!」
「―――――なんだと?」
「なんだと!?」
「一体、何が起きたって言うんだ?」
「お・・・おそれながら申し上げます・・・わ・・・我が国の・・・・・皇帝陛下が・・・・・!!!謀殺されました・・・・・第四皇子白龍皇子の手によって・・・・!!」
それぞれの兵たちから同じ内容が伝えられる。今話に上がっていた、練玉艶の死。
「・・・・・・・その報せ、虚報の可能性は?」
「ございません!すべての伝文が同一の凶報を伝えております。反乱です!!白龍皇子の率いる反乱軍により帝都の守護兵団は壊滅、残存兵は西征軍を頼りバルバットへ向かっております。どうか早急に陣頭指揮をおとりください総督閣下!!」
「馬鹿な。白龍には不可能なはず。お前か?ジュダル・・・・」
「そうだ。紅炎、白龍につまんねぇ小細工しやがったな?でも、外すのは簡単だったぜ。今の俺の・・・力ならなっっ!!」
ジュダルの胸のあたりが光そして天からジュダルの向けて力が降り注ぐ、騒ぐ黒ルフ額にまがまがしい目を開くジュダル
「なんだアレは!!?」
「受け取れよ、ほんの挨拶代わりだ。話し合って終りだと!?そんなのつまんねぇ。地上にいる全員で戦って決めるんだ。誰が世界を手に入れんのかを・・・・それが俺の、マギとしての答えだ!!」
そのまま周りに黒く大きな稲妻を島全体に向けて落とす