第12夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「だが、俺たちの争いを回避する手段はある。練紅炎。アル・サーメンと完全に手を切りなさい。」
「!?なんだと?」
「俺たちは、煌帝国と喜んで手を組むが、それは煌帝国が力ずくででも国から組織を追い出してからだ。もちろん、その際ナラを保護するのも忘れずに。そのための力が足りないのならば、俺が手を貸そうか?七海連合の金属器使い達が。」
!この男。
煌帝国を立場的に追い詰めてから妥協案か。しかも、内政に踏み込む気だ。なんてふてぶてしい男なんだ。
どうするつもりなんだ・・・!?練紅炎は!!?
「・・・・・・俺はお前が気に食わん。」
「!」
「紅炎おじさん・・・」
「・・・」
「シンドバット。おまえは世界を動かし得る力を持ちながら、なぜそんなに窮屈でまわりくどいやり方で生きているのだ?俺には全く理解できん。」
「アラジン、どうしようか。困ったね。君が意を決してすべてを打ち明けたのに・・・王の器たちはなかなか噛み合わないね・・・・」
「・・・・・・・・・やっぱりわかってもらえないのか・・・・」
アラジン・・・・・・
「確かに、組織は我々の一部です。垣根のない一つの共同体を作り上げるために。そのための力が、神からもたらされたものでも悪魔からもたらされたものでも構わない。」
「垣根のない・・・・一つの共同体?」
「そうだ。それこそが双攻守の王の理想だったのではないか?」
「ゆえに姿や言語は統一された。」
「しかしまだ、人々は思想の違いを理由にこうして争っている・・・・」
「「「我々が彼の王たちの意志を引き継ごうではないか。双攻守の王言う『一つの世界』の体現者こそが煌帝国なのだ。我々の意志は何も変わらない!!」」」
煌帝国の人たちは、声をそろえて言うそれに、シンドリアの七海連合の人たちがさらに問う
「戦いをやめないということか?」
「いいや、ともに世界の危機と戦おうではないか。ただし、シンドリアやレームは主権を放棄し、煌帝国の傘下に入れ。バルバットと同じようにな。」
「話にならない。我々の理想は各国が独立し、多種多様な価値観の元同盟関係で支えあう世界です。」
「その多種多様な世界とやらの頂点には、シンドバット王こそうさわしいと言っているように聞こえるぞ?」
「では、『一つの世界』の王者には、練紅炎こそがふさわしいとでも?」
「そうだ。」
話しが噛み合わないお互い一歩通行。
いいや、それを決められるのは我々の内の誰でもないただ一人の王者を決める手段として・・・・人は愚かにも戦い以外を知らない!!
「!?なんだと?」
「俺たちは、煌帝国と喜んで手を組むが、それは煌帝国が力ずくででも国から組織を追い出してからだ。もちろん、その際ナラを保護するのも忘れずに。そのための力が足りないのならば、俺が手を貸そうか?七海連合の金属器使い達が。」
!この男。
煌帝国を立場的に追い詰めてから妥協案か。しかも、内政に踏み込む気だ。なんてふてぶてしい男なんだ。
どうするつもりなんだ・・・!?練紅炎は!!?
「・・・・・・俺はお前が気に食わん。」
「!」
「紅炎おじさん・・・」
「・・・」
「シンドバット。おまえは世界を動かし得る力を持ちながら、なぜそんなに窮屈でまわりくどいやり方で生きているのだ?俺には全く理解できん。」
「アラジン、どうしようか。困ったね。君が意を決してすべてを打ち明けたのに・・・王の器たちはなかなか噛み合わないね・・・・」
「・・・・・・・・・やっぱりわかってもらえないのか・・・・」
アラジン・・・・・・
「確かに、組織は我々の一部です。垣根のない一つの共同体を作り上げるために。そのための力が、神からもたらされたものでも悪魔からもたらされたものでも構わない。」
「垣根のない・・・・一つの共同体?」
「そうだ。それこそが双攻守の王の理想だったのではないか?」
「ゆえに姿や言語は統一された。」
「しかしまだ、人々は思想の違いを理由にこうして争っている・・・・」
「「「我々が彼の王たちの意志を引き継ごうではないか。双攻守の王言う『一つの世界』の体現者こそが煌帝国なのだ。我々の意志は何も変わらない!!」」」
煌帝国の人たちは、声をそろえて言うそれに、シンドリアの七海連合の人たちがさらに問う
「戦いをやめないということか?」
「いいや、ともに世界の危機と戦おうではないか。ただし、シンドリアやレームは主権を放棄し、煌帝国の傘下に入れ。バルバットと同じようにな。」
「話にならない。我々の理想は各国が独立し、多種多様な価値観の元同盟関係で支えあう世界です。」
「その多種多様な世界とやらの頂点には、シンドバット王こそうさわしいと言っているように聞こえるぞ?」
「では、『一つの世界』の王者には、練紅炎こそがふさわしいとでも?」
「そうだ。」
話しが噛み合わないお互い一歩通行。
いいや、それを決められるのは我々の内の誰でもないただ一人の王者を決める手段として・・・・人は愚かにも戦い以外を知らない!!