第11夜
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一瞬、今まで見たことのない表情をしていたシンドバットおじさんは、すぐにいつもの表情に戻り煌帝国側に視線を向ける
「しかし、その重要な人物であるナラを知らずに無下に扱った煌帝国側はどうかな?いや、知らなかったことはないだろう?なんせ、その力で黒い化け物をあなた達の目の前で封印したそうじゃないか」
「それだけで信用に値し、手厚く保護できる状況だったとでも?あの戦いではあれが最善手だったまでのこと。そちらこそ、本当はあの女性を保護してるのでは?」
「ちょ、ちょあれやばくないか」
二か月前には、話に上がらなかったお母さんの失踪について責任追及が始まる。
また、今まで黙っていたトトさんも積を切ったかのように僕に問いかける
「アラジン。お前たちの話だとナラは失踪ということになるでも、トトはここに来る前ソロに聞いたナラは体調が悪いから家に帰らせたと・・・」
「そ、それは、たぶんナラお姉さんの仲間だったからじゃないかな?」
確証はないけれど、ありえないことではないと思う・・・・アルマトランにいたお母さんたちの仲間の生き残りとか
「なら、ソロにナラの居場所を聞けばいい!」
「それには及ばないよ、このタイミングで攫うなんてことをするのはアル・サーメンの人たちだと思うから」
「アラジン説明の所すまないね。あの、言い合いを止めてもらっても?」
そうだ、トトさんへの説明もだけどまずは、おじさんたちを止めないと
「王たちよ。このアルマトランの話は、実際に起きた歴史だ。」
「フン!だからソロモン王たちの理想に従えとでも?ソロモンとユールの息子直々に俺たちに命令を下すというのか?」
「いいや、違う。アルマトランはもう滅びた過去の世界だ。」
もちろん、お母さんの世界のことも
「!?」
「ソロモン王たちが正義だったのか悪だったのか。それは僕にはわからない。もしかしたら、ナラお姉さんなら名前を付けることができるかもしれない。けど、僕たちは僕たちの、この自分たちの世界の現実にこそ、向き合い、決断を下さなくてはならないんじゃないかな?」
「決断?それは一体何のことだ?マギよ。」
「今こそ、選ぶときってことさ王の器とその仲間たちよ・・・・君たちは、世界を救うつもりか、それとも滅ぼすつもりか!!!」
「「「「!!??」」」」
「このまま金属器使い同士がいがみ合っていてはアルマトランの二の舞だ!!煌もレームもシンドリアも関係ない・・・イル・イラーを降ろし、全員を殺そうとしている人たちが実際にいるんだよ!!だからこそそれを止めるために・・・・・三国に停戦協定を結んでもらいたいのさ!」
ここが一つの節目否、大きな大きな選択の時。どうかいい方向に進むように
「停戦協定だと!!??」
「あつかましい。マギといえども煌帝国の外交に口を挟む気か!?」
「では、言い方を変えるよ。金輪際『金属器使い同士で戦争をしない』でおくれよ!せめてアル・サーメンを協力して倒すまでは。迷宮の乱立、それが原因で大勢生まれた金属器使い同士の戦争・・・このままじゃアル・サーメンの思うつぼだからさ!」
「・・・・・・・!!!停戦協定だと?」
「そんなことができるのか。」
「しかし、確かに共通の巨大な敵が生じたからには・・・」
「こんな大事なことなんだし、答えを出すにはもう少し時間をとった方がいいんじゃないか!?」
いや・・・・我らが主の・・・・肚はすでに決まった!!
「しかし、その重要な人物であるナラを知らずに無下に扱った煌帝国側はどうかな?いや、知らなかったことはないだろう?なんせ、その力で黒い化け物をあなた達の目の前で封印したそうじゃないか」
「それだけで信用に値し、手厚く保護できる状況だったとでも?あの戦いではあれが最善手だったまでのこと。そちらこそ、本当はあの女性を保護してるのでは?」
「ちょ、ちょあれやばくないか」
二か月前には、話に上がらなかったお母さんの失踪について責任追及が始まる。
また、今まで黙っていたトトさんも積を切ったかのように僕に問いかける
「アラジン。お前たちの話だとナラは失踪ということになるでも、トトはここに来る前ソロに聞いたナラは体調が悪いから家に帰らせたと・・・」
「そ、それは、たぶんナラお姉さんの仲間だったからじゃないかな?」
確証はないけれど、ありえないことではないと思う・・・・アルマトランにいたお母さんたちの仲間の生き残りとか
「なら、ソロにナラの居場所を聞けばいい!」
「それには及ばないよ、このタイミングで攫うなんてことをするのはアル・サーメンの人たちだと思うから」
「アラジン説明の所すまないね。あの、言い合いを止めてもらっても?」
そうだ、トトさんへの説明もだけどまずは、おじさんたちを止めないと
「王たちよ。このアルマトランの話は、実際に起きた歴史だ。」
「フン!だからソロモン王たちの理想に従えとでも?ソロモンとユールの息子直々に俺たちに命令を下すというのか?」
「いいや、違う。アルマトランはもう滅びた過去の世界だ。」
もちろん、お母さんの世界のことも
「!?」
「ソロモン王たちが正義だったのか悪だったのか。それは僕にはわからない。もしかしたら、ナラお姉さんなら名前を付けることができるかもしれない。けど、僕たちは僕たちの、この自分たちの世界の現実にこそ、向き合い、決断を下さなくてはならないんじゃないかな?」
「決断?それは一体何のことだ?マギよ。」
「今こそ、選ぶときってことさ王の器とその仲間たちよ・・・・君たちは、世界を救うつもりか、それとも滅ぼすつもりか!!!」
「「「「!!??」」」」
「このまま金属器使い同士がいがみ合っていてはアルマトランの二の舞だ!!煌もレームもシンドリアも関係ない・・・イル・イラーを降ろし、全員を殺そうとしている人たちが実際にいるんだよ!!だからこそそれを止めるために・・・・・三国に停戦協定を結んでもらいたいのさ!」
ここが一つの節目否、大きな大きな選択の時。どうかいい方向に進むように
「停戦協定だと!!??」
「あつかましい。マギといえども煌帝国の外交に口を挟む気か!?」
「では、言い方を変えるよ。金輪際『金属器使い同士で戦争をしない』でおくれよ!せめてアル・サーメンを協力して倒すまでは。迷宮の乱立、それが原因で大勢生まれた金属器使い同士の戦争・・・このままじゃアル・サーメンの思うつぼだからさ!」
「・・・・・・・!!!停戦協定だと?」
「そんなことができるのか。」
「しかし、確かに共通の巨大な敵が生じたからには・・・」
「こんな大事なことなんだし、答えを出すにはもう少し時間をとった方がいいんじゃないか!?」
いや・・・・我らが主の・・・・肚はすでに決まった!!