第11夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「集まってくれた王たちよ、僕は、皆に話したいことがある。まだ誰も知らない・・・・もう一つの世界・・・『アルマトラン』の話そして、『異界の書』の話を。」
『アルマトラン』・・・トランの碑文に記される幻の世界・・・そして、『異界の書』。迷宮攻略者ならば誰もが持つ不思議な装置、それが映す景色はここから未来あるいは過去を映したものだという。
「・・・・・そういえば、煌帝国のマギは来ないの?」
「神官殿は近頃魔法の点練に熱心だそうで、邪魔できない雰囲気でしてね。我々のみで対応させていただきます。」
「そっか・・・残念。せっかくだからマギ全員で聞きたかったのにね。じゃあ始めてくれる?
アラジン。」
ユナンですら全貌を知らないのか・・・・アラジンが握る秘密とは、一体・・・?
「うん。まず『アルマトラン』とは・・・・『ジン』たちや、『アル・サーメン』・・・そして僕の・・・・生まれ故郷の話さ。」
「アル・サーメンの!?」
「ジンたちの・・・・」
「アラジンの・・・」
「生まれ故郷か・・・!!」
「おっ、急に興味を持ちだしたな二人とも。」
アリババたちはアラジンと出会ってから、アラジンのことを余り知らなかったため、生まれ故郷の話と聞き、目に見えるほど興味を示す
「なんだよアラジン、おまえのふるさとかよ!どんな国なんだ?例えばずっと遠い・・・暗黒大陸の奥とか、そんな場所なのか!?」
「・・・・ううん。アルマトランはねこの世界とは空間も時間も繋がっていない・・・別世界なんだ!」
「???別の世界???」
「アラジン、それは別の星ということか?俺たちは、今いるこの世界は一つの天体だと考えているのだが。」
故郷の話だというのに、難しいことを話しだすアラジンに戸惑うアリババたちに対しシンドバットは至極冷静に、質問を投げかける。
「ホシ?夜空の星のことか?」
「テンタイ?何言ってんだあのおっさん。」
「おじさんはすごいね。もうそんなことを考えているなんて・・・でも、それとも違う事なんだ。別の星は同じ空間で遠いだけだからいつかは行けるよ。でも、別の世界はそうじゃない。」
それは、異界の書でもわかることだがもう少しわかりやすく
「例えば、鏡があるとして・・・その中にもう一つの世界があったとしても、僕たちはそこへはたどり着けないし、二つの世界は永遠に交わることはなくそれぞれに栄え、滅びてゆくだろう。そんな別々の世界が今もどこかに・・・いっぱい存在しているんだってさ!!」
「「はぁ~~~~~・・・・」」
「わかったような・・・・わからないような・・・」
「俺はさっぱりわからねぇ!!」
「途方もない話だ」
「考えたことなかった理論だ。」
「永遠に別々の世界の話なんざ、俺には関係ないね。」
「関係あるからこうして会談の議題になっているのだ。」
わかりやすく説明したつもりだけど、言葉だけでは突拍子もなさ過ぎて、ほとんどの人が首をかしげる中、紅炎もその口元に笑みを浮かべる
「楽しそうですね兄王様。」
「・・・・」
「アレ、待てよ。永遠に行き来できないなら、アラジンたちはどうやってこっちへ来たんだ?」
「それはね、この世界の創造主たちが、僕らを送り出したからなんだよ。」
「創造主・・・??」
「そうさ。世界がこうであることを・・・作った人がいる、物が下に落ちること。空があって大地があること。ルフが司るすべて。この世界の摂理を作った『神』たる存在。それが・・・・双攻の王『ソロモン王』という人さ。」
そして、神の導きを詠む神子パドラ=ヌス・ユール
「!!!ソロモン王!!!」
「ジンたちの主だという・・・」
「トランの碑文の世界の覇者ソロモン王とは一体・・・・何者なんだ・・・!!?」
「・・・・だが、アラジン。そのソロモン王の他にもう一人、王がいるはずだが?」
「うん。ソロモン王の他にもう一人、パドラ=ヌス・ユールという双守の王がいるんだ。彼女は異界の書・・・その作り手であり、唯一未来を視ることのできた存在さ」
未来が視えるたったそれだけで、場はさらに混乱と衝撃に包まれる
「!!未来が視えただと・・・・」
「ソロモン王といい双守の王といい・・・次元が違いすぎる」
「とすると、我々が手にしている異界の書はその、未来を記録する装置だと?」
ここで、先の別の世界の話に繋がる
「そうさ!だけど、異界の書に映っている映像は、この世界の未来の映像じゃない。それこそ、別の世界の未来を映す装置なのさ」
「あーダメだ・・・ますます、わからなくなってきた~~~」
『アルマトラン』・・・トランの碑文に記される幻の世界・・・そして、『異界の書』。迷宮攻略者ならば誰もが持つ不思議な装置、それが映す景色はここから未来あるいは過去を映したものだという。
「・・・・・そういえば、煌帝国のマギは来ないの?」
「神官殿は近頃魔法の点練に熱心だそうで、邪魔できない雰囲気でしてね。我々のみで対応させていただきます。」
「そっか・・・残念。せっかくだからマギ全員で聞きたかったのにね。じゃあ始めてくれる?
アラジン。」
ユナンですら全貌を知らないのか・・・・アラジンが握る秘密とは、一体・・・?
「うん。まず『アルマトラン』とは・・・・『ジン』たちや、『アル・サーメン』・・・そして僕の・・・・生まれ故郷の話さ。」
「アル・サーメンの!?」
「ジンたちの・・・・」
「アラジンの・・・」
「生まれ故郷か・・・!!」
「おっ、急に興味を持ちだしたな二人とも。」
アリババたちはアラジンと出会ってから、アラジンのことを余り知らなかったため、生まれ故郷の話と聞き、目に見えるほど興味を示す
「なんだよアラジン、おまえのふるさとかよ!どんな国なんだ?例えばずっと遠い・・・暗黒大陸の奥とか、そんな場所なのか!?」
「・・・・ううん。アルマトランはねこの世界とは空間も時間も繋がっていない・・・別世界なんだ!」
「???別の世界???」
「アラジン、それは別の星ということか?俺たちは、今いるこの世界は一つの天体だと考えているのだが。」
故郷の話だというのに、難しいことを話しだすアラジンに戸惑うアリババたちに対しシンドバットは至極冷静に、質問を投げかける。
「ホシ?夜空の星のことか?」
「テンタイ?何言ってんだあのおっさん。」
「おじさんはすごいね。もうそんなことを考えているなんて・・・でも、それとも違う事なんだ。別の星は同じ空間で遠いだけだからいつかは行けるよ。でも、別の世界はそうじゃない。」
それは、異界の書でもわかることだがもう少しわかりやすく
「例えば、鏡があるとして・・・その中にもう一つの世界があったとしても、僕たちはそこへはたどり着けないし、二つの世界は永遠に交わることはなくそれぞれに栄え、滅びてゆくだろう。そんな別々の世界が今もどこかに・・・いっぱい存在しているんだってさ!!」
「「はぁ~~~~~・・・・」」
「わかったような・・・・わからないような・・・」
「俺はさっぱりわからねぇ!!」
「途方もない話だ」
「考えたことなかった理論だ。」
「永遠に別々の世界の話なんざ、俺には関係ないね。」
「関係あるからこうして会談の議題になっているのだ。」
わかりやすく説明したつもりだけど、言葉だけでは突拍子もなさ過ぎて、ほとんどの人が首をかしげる中、紅炎もその口元に笑みを浮かべる
「楽しそうですね兄王様。」
「・・・・」
「アレ、待てよ。永遠に行き来できないなら、アラジンたちはどうやってこっちへ来たんだ?」
「それはね、この世界の創造主たちが、僕らを送り出したからなんだよ。」
「創造主・・・??」
「そうさ。世界がこうであることを・・・作った人がいる、物が下に落ちること。空があって大地があること。ルフが司るすべて。この世界の摂理を作った『神』たる存在。それが・・・・双攻の王『ソロモン王』という人さ。」
そして、神の導きを詠む神子パドラ=ヌス・ユール
「!!!ソロモン王!!!」
「ジンたちの主だという・・・」
「トランの碑文の世界の覇者ソロモン王とは一体・・・・何者なんだ・・・!!?」
「・・・・だが、アラジン。そのソロモン王の他にもう一人、王がいるはずだが?」
「うん。ソロモン王の他にもう一人、パドラ=ヌス・ユールという双守の王がいるんだ。彼女は異界の書・・・その作り手であり、唯一未来を視ることのできた存在さ」
未来が視えるたったそれだけで、場はさらに混乱と衝撃に包まれる
「!!未来が視えただと・・・・」
「ソロモン王といい双守の王といい・・・次元が違いすぎる」
「とすると、我々が手にしている異界の書はその、未来を記録する装置だと?」
ここで、先の別の世界の話に繋がる
「そうさ!だけど、異界の書に映っている映像は、この世界の未来の映像じゃない。それこそ、別の世界の未来を映す装置なのさ」
「あーダメだ・・・ますます、わからなくなってきた~~~」