第8夜
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マグノシュタット上空―
黒い大きな球体が空へと上り、上空に現れた神を見ながら下をみると
「おやおや?地下の20万人はいきているようですが、」
「では一体誰の魔力を糧として、『炉』は我らが父を降ろす『依り代』となりえたのでしょうかねぇ?玉艶様・・・・・」
魔力の糧となるはずの人間がいきているではないか、無数の黒いルフを周りに引き従えながら、何処かへとしゃべりかける二人の黒い魔導士
「それは地下の人々の身代わりになるだけの大量の魔力をマグノシュタットが隠し持っていたということでしょう。おかげで20万人の命は助かったようですが・・・その『炉』はもう10年近くも前から稼働していたの。マグシュタットという小国の地下で、黒いルフを集め、魔力を吸い上げ・・・膨張し続け・・・」
それに応えるかのように二人の脳内に遥か遠くの地から黒いルフを介してしゃべる女
「すばらしい。」
「して、此度の件すべて玉艶様のお手引きで?」
「いいえ。これはこの世界の人間たちが、勝手にしてくれたこと。イスナーンの置き土産ね。とはいえ、あの子が『炉』を直接作ったわけではないわ。イスナーンはかつて、大層敬愛していたソロモン王とナラを自ら裏切った身。こちらの世界の人間たちにも自らの意志で『大いなる流れ』に背くことを望んだ。国の中枢に入り込み、直接動かす私のやり方とは合わなかった・・・手際の悪い未練がましい愚かな子・・・でも、改めるわ・・・おかげであと10年かかるはずだった『暗黒点』が人間たち自らの手で開かれたのですから。」
玉艶は歓喜し喜びの涙を流しながら、高らかに叫ぶ
「あぁっ『我らが父』よ!!!お会いしとうございましたッッッ!!!」
「お会いしとうございましたッッ!!!」
「お会いしとうございましたッッ!!!」
「『依り代』に導かれ、あなた様の御手が地上へ触れたもう瞬間に・・・・・・この世界にも!!!『アルマトラン』と同じ黒き太陽だけが輝く静浄なる光景が、もたらされることでしょう!!!!」
本当に今日はなんて良い日なのでしょう!!これで、あなたもこの手に掴めるのならばこれ以上のことはないでしょう!!
「玉艶様・・・『マギ』のお姿が見えません。それどころか、煌帝国すべての『金属器使い』たちの姿が消えたようですが・・・・?」
「すべての・・・・?白龍・・・・・・・・・・・・・放っておきなさい。それよりも今は、この我々が待ち望んだ光景を目に焼き付けるとしましょう!ただし、あの子の姿は探して、きっとあの場に現れることでしょうから」
「御意に。」
ビィィィィィィィ―――
「・・・やっと着いた。マグノシュタット」
全速力で飛んできたマグノシュタット、黒い球体が上空で蠢く神と触れ合い球体からは無数の黒いジンが街を破壊し、人々を襲う
封印より先に人命救助マグノシュタット全体を封印すればいいけれど。私の今の魔力じゃそれを、してしまうと神の封印が出来ない
「………あの人は」
ふと落とした視線の先に、異様なほどルフを持つそうあの人はこの世界のマギ
「あなたは、マギ?お願いどうか力を貸して欲しい」
「………そうだけど、あなたは誰?」
「私は、ユール。あの空にある黒を封印しにきたもの」
「ユール…?まさかあなたはっ」
空から地上にいるマギの元へ降り立ち助力を願うが、話している最中こちらにも黒いジンが迫っていた
「大丈夫」
それに向かって杖を一振りすると、大きな氷が黒いジンを包み粉々に砕け散る
「(ティトスの魔力を奪って・・・そんなに肥え太ったのね)あなたは・・・私の想像している人物であっているのね?」
「えぇ」
「わかったわ。力を貸します、これ以上見ていられないもの」
「ありがとう」
黒いジンを倒したことにより、周りの人々からはワァァァと声が上がり先途切れた言葉を聞き直したマギは了承してくれた。
「ナラさん!?」「ナラお姉さん!!」
「アラジン、アリババよかった。無事だったのね?」
「いや、なんでナラさんがここに?ソロさんはどうしたんですか?というかアラジン、ナラさん知ってるのか!?」
さて、本格的に始めようとしたところに上から声がかかった。あぁ、少し怪我をしているけれど無事でよかった。思いもよらず再開したアラジンとアリババに安堵した。
黒い大きな球体が空へと上り、上空に現れた神を見ながら下をみると
「おやおや?地下の20万人はいきているようですが、」
「では一体誰の魔力を糧として、『炉』は我らが父を降ろす『依り代』となりえたのでしょうかねぇ?玉艶様・・・・・」
魔力の糧となるはずの人間がいきているではないか、無数の黒いルフを周りに引き従えながら、何処かへとしゃべりかける二人の黒い魔導士
「それは地下の人々の身代わりになるだけの大量の魔力をマグノシュタットが隠し持っていたということでしょう。おかげで20万人の命は助かったようですが・・・その『炉』はもう10年近くも前から稼働していたの。マグシュタットという小国の地下で、黒いルフを集め、魔力を吸い上げ・・・膨張し続け・・・」
それに応えるかのように二人の脳内に遥か遠くの地から黒いルフを介してしゃべる女
「すばらしい。」
「して、此度の件すべて玉艶様のお手引きで?」
「いいえ。これはこの世界の人間たちが、勝手にしてくれたこと。イスナーンの置き土産ね。とはいえ、あの子が『炉』を直接作ったわけではないわ。イスナーンはかつて、大層敬愛していたソロモン王とナラを自ら裏切った身。こちらの世界の人間たちにも自らの意志で『大いなる流れ』に背くことを望んだ。国の中枢に入り込み、直接動かす私のやり方とは合わなかった・・・手際の悪い未練がましい愚かな子・・・でも、改めるわ・・・おかげであと10年かかるはずだった『暗黒点』が人間たち自らの手で開かれたのですから。」
玉艶は歓喜し喜びの涙を流しながら、高らかに叫ぶ
「あぁっ『我らが父』よ!!!お会いしとうございましたッッッ!!!」
「お会いしとうございましたッッ!!!」
「お会いしとうございましたッッ!!!」
「『依り代』に導かれ、あなた様の御手が地上へ触れたもう瞬間に・・・・・・この世界にも!!!『アルマトラン』と同じ黒き太陽だけが輝く静浄なる光景が、もたらされることでしょう!!!!」
本当に今日はなんて良い日なのでしょう!!これで、あなたもこの手に掴めるのならばこれ以上のことはないでしょう!!
「玉艶様・・・『マギ』のお姿が見えません。それどころか、煌帝国すべての『金属器使い』たちの姿が消えたようですが・・・・?」
「すべての・・・・?白龍・・・・・・・・・・・・・放っておきなさい。それよりも今は、この我々が待ち望んだ光景を目に焼き付けるとしましょう!ただし、あの子の姿は探して、きっとあの場に現れることでしょうから」
「御意に。」
ビィィィィィィィ―――
「・・・やっと着いた。マグノシュタット」
全速力で飛んできたマグノシュタット、黒い球体が上空で蠢く神と触れ合い球体からは無数の黒いジンが街を破壊し、人々を襲う
封印より先に人命救助マグノシュタット全体を封印すればいいけれど。私の今の魔力じゃそれを、してしまうと神の封印が出来ない
「………あの人は」
ふと落とした視線の先に、異様なほどルフを持つそうあの人はこの世界のマギ
「あなたは、マギ?お願いどうか力を貸して欲しい」
「………そうだけど、あなたは誰?」
「私は、ユール。あの空にある黒を封印しにきたもの」
「ユール…?まさかあなたはっ」
空から地上にいるマギの元へ降り立ち助力を願うが、話している最中こちらにも黒いジンが迫っていた
「大丈夫」
それに向かって杖を一振りすると、大きな氷が黒いジンを包み粉々に砕け散る
「(ティトスの魔力を奪って・・・そんなに肥え太ったのね)あなたは・・・私の想像している人物であっているのね?」
「えぇ」
「わかったわ。力を貸します、これ以上見ていられないもの」
「ありがとう」
黒いジンを倒したことにより、周りの人々からはワァァァと声が上がり先途切れた言葉を聞き直したマギは了承してくれた。
「ナラさん!?」「ナラお姉さん!!」
「アラジン、アリババよかった。無事だったのね?」
「いや、なんでナラさんがここに?ソロさんはどうしたんですか?というかアラジン、ナラさん知ってるのか!?」
さて、本格的に始めようとしたところに上から声がかかった。あぁ、少し怪我をしているけれど無事でよかった。思いもよらず再開したアラジンとアリババに安堵した。