レーム帝国は、本格的にマグノシュタットという今まさに愛し子が魔法を学んでいる国と戦争を起こすと宣言した。

「あなたはマグノシュタットへいくの？」

「はい。あそこには、俺の大事なダチがいるんです。」

ガルダたちを預けに来たアリババは、友を迎えにレーム帝国をでるといった

「そう。なら気をつけて、いってらっしゃい。その友達を必ず見つけてあげて」

私達がいけない分の思いあなたに託すわ
力強く頷いてくれたアリババは、レーム軍がいる場所へと歩いていった
それをガルダたちと見送り、家の中へ入ったが元々広い家ではないため全員が入ることがかなわない。

「一旦、シャンバルさんの養成所へ帰りましょう。あっちで、あなたたちの面倒を見るわ」



















ﾋﾞｼﾘ………どこからか何かにヒビが入るような音が聞こえた。

「もうすぐねぇ～もうすぐであなたは彼のお方は――――」





















「全軍・・・・突撃開始！！」

開戦の火蓋が落とされた。