第3夜
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シバが急いで外へ出ると、黒い生き物やドラゴンの様な生き物が火を吹いたりして、街を破壊していた。先に、出ていた警備たちはその生き物たちに恐れおののく。しかし、シバはそのドラゴンの様な生き物にどこか見覚えがあるような気がした。
「な、なんだあの生き物は!!?」
黒いルフから作られた兵器!魔導士たちは力を取り戻していたのだ。ソロモンの意志から脱却し、神の加護すらもはらやない。黒いルフは魔導士たちの意のままだ。アルバたちは、白いルフから以外にも周囲の黒いルフからも直接魔力を吸い取り、以前はどではないにしても強力な魔法を使えるまでになっていたのだ。
「大義は我らにあり!!!歪んだ世界でこの世界を我がものにせんとする傲慢な双攻の王に鉄槌を!!囚われた双守の王に救済を!!この世の真理を司る『八芒星』を掲げる理は我らにあり!!」
「『八芒星の共同体』!!」「『八芒星の共同体』!!!」
シバは、一直線にアルバの所へ飛んだ
「きみとはーーーやっぱり私が決着をつけなくちゃね。」
先手とばかりにシバは八つ首の防壁を展開させ、迫るアルバの防御魔法を破壊し再び攻撃を仕掛けるが、アルバは周りにいた黒い生き物を吸収して、圧倒的な力でシバをねじ伏せた。
「どうして……」
地に落ち。血を大量に流しながらシバは聞く
「どうして?そんなの決まってる。シバ様…………」
「…………」
「ああッッシバ様ッッ!!!!おいたわしい!!シバ様はソロモン王に騙されていたのです!!かつては神にすべてを捧げる敬虔な信徒であった……ソロモン王はその信仰深い心根を利用したのです!!ソロモンという新たな神に盲目に従うように……ユール様まで利用して巧妙に、この哀れな女性を、操ったのです!!!ソロモン王はなんと罪深い男なのでしょう!!!」
「「「おいたわしや、シバ様!!おいたわしや、ユール様!!」」」
「大丈夫……あなたの無念の意志は私が継ぎます。偽りの神も運命の監獄もない清浄な世界を、私たち『アル・サーメン』が作っていきます。だから…………安心してお死にください。シバ様」
「シバ様の意志は私が受け継いだ!!!ユール様も我らが手の内だ!!!」
アルバたちの猛攻が始まった。
そんな中ナラが目を覚ます、その瞳に写ったのは
「あ、ナラ起きたらアルか!今回は随分と遅かったアルな」
「ファーラン」
「そうじゃぞ、いったいいつまで眠りこけるつもりじゃったんじゃ?」
「ワヒードこれは、一体どういうこと?黒いルフが……モンスターの様な生き物が街を破壊して……」
ファーランたちと破壊された街並み。あの生き物は、私の世界にいたモンスターと瓜二つではないか?
「反乱だよ。ナラ、僕たちはやっぱり納得が行かなかった。ソロモンは間違っている、平等ならすでにあの時あったんだ。異種族たちには魔法なんてなくとも、立派な武器を身体に持っていたそれは、ソロモンも言っていただろう?しかし、昔最弱たる人間は魔法がなければ最早生きていけない魔法こそが人間の唯一の武器なのだから……それを、神からも魔力を奪い人間からも多くの魔力の供給を終わらせた傲慢な王にはついていけない。」
「でも!」
「それだけじゃない、ナラは今まで眠っているのを良いことに幽閉されていたアル!きっと、目覚めたら未来を見るよう強要されてナラが死んでしまうアル!だから、助けたアル……ナラを守るのは私達アル!だから、皆で協力して新しい力も手に入れたアル。あれは、確かにナラの世界の模造品アル」
模造品……それでも、威力は本物と相違ない。けれどここで諦めてはいけない
「ソロモンはシバは、そんなことしない。何か理由があったのよ?ねぇ、今すぐ戦いをやめて?」
「ダメだよ!ナラお姉さん、ママとパパについてきてよ」
「テス……」
「ナラ!!」
ナラの耳に、久しく愛しい人の声振り向けばそこには彼の姿があった。
「ソロモン?帰って……きたの?ソロモン!!」
「ダメアル!もう、絶対にナラは渡さないアル!!」
駆け寄ろうとしたのに、止められてしまいその場でただ見ることしか出来なかった
「世界と共に散りなさい。傲慢な王としもべたちよ。」
そして……異種族の長たちは金属器とソロモンの魔法でジンになって戦った!!イル・イラーを引き降ろそうとしているたくさんの依り代と黒いジンたちを次々と撃破していった
「そう簡単にいくかな?」
「て、敵も強い!!ソロモン王のジンたちがおされている!!」
「いや……そんなことない見てよ、あれを……!!黒いジンがもうほとんどない」
「黒いルフが足りない。ソロモン王がこの戦いに介入してくるなば、もっとこの世界を黒いルフで満たしておくべきだったのだ。」
徐々に、アル・サーメン側が押されはじめナラを守るようにいたファーランがソロモンのジンたちの攻撃をどうじに受ける
「くっ!!!」
「ファーラン!!やめて、ファーランを殺さないで!!皆を殺さないで、攻撃をやめて!!」
「!?ナラ来ちゃダメアル!!!」
「ーーーーーっファーラン、早く逃げて!!!」
「いやアル!…………こうなったら残りの黒いジンを使って強引にでもイル・イラーを降ろすっ!!」
そしてーーー…………イル・イラーが舞い降りて、地上にいるほとんどの命から生命の源たるルフを奪い去った。
「ファーラン!!ファーラン!!しっかりして!!」
「ファーラン!」「ママ!」
「うっ……これくらい平気アル。だから、ナラここにいて欲しいアル守るから」
「…………うん。側にいるから、ワヒードもテスもいるから」
無理にイル・イラーを降ろした反動で、魔力を多大に消費し気を失ってしまったファーランをワヒードたちに預け、ナラはソロモンたちの所へ飛んだ
「もう終わった、この世界は……」
「いや、地下都市に避難している民はきっとまだ生きている。彼らを守らねば!」
「ウーゴ忘れるな。世界最強の魔導士はおまえだ。世界を創れ」
「ソロモン、ウーゴ!!」
「「ナラ」」
感動の再会など喜ぶ暇もなく、ナラは話す
「ソロモン……また、封印するのでしょ?今度は私も一緒に……あなたが外から私が内から鍵をかける。ウーゴ、お願いがあるの…………お腹の子は連れて行けない。この子に罪はないから、だからあなたに預ける」
封印するのであれば、今度は協力したい。気絶したファーランやワヒードたちの側にもいてあげたいから
「ま、待って!ナラこの子の名前は!?」
「アラジン。シバが考えてくれた素敵な名前」
放心するウーゴに魔法で取り出したアラジンを預け、ソロモンを連れて空高くイル・イラーの近くへ飛ぶ
「ナラ、何をいっているんだ!生きてくれといったはずだ!!」
「私、ソロモンが好き。愛してるけど、それと同じくらいファーランたちが大事。だから、側にいてあげたい…………私欲張りだね」
「…………わかった。俺も一度は約束を破っちまったからな、今度は一緒にやろう」
「えぇ、ありがとう」
二人きつく手を繋いで、深呼吸。
そして、イル・イラーとアル・サーメンのメンバーを異空間へ封印した。外はソロモンが内はナラが二重の封印を施し。世界から脅威は去った大きな爪痕を残して…………
To be continued………
「な、なんだあの生き物は!!?」
黒いルフから作られた兵器!魔導士たちは力を取り戻していたのだ。ソロモンの意志から脱却し、神の加護すらもはらやない。黒いルフは魔導士たちの意のままだ。アルバたちは、白いルフから以外にも周囲の黒いルフからも直接魔力を吸い取り、以前はどではないにしても強力な魔法を使えるまでになっていたのだ。
「大義は我らにあり!!!歪んだ世界でこの世界を我がものにせんとする傲慢な双攻の王に鉄槌を!!囚われた双守の王に救済を!!この世の真理を司る『八芒星』を掲げる理は我らにあり!!」
「『八芒星の共同体』!!」「『八芒星の共同体』!!!」
シバは、一直線にアルバの所へ飛んだ
「きみとはーーーやっぱり私が決着をつけなくちゃね。」
先手とばかりにシバは八つ首の防壁を展開させ、迫るアルバの防御魔法を破壊し再び攻撃を仕掛けるが、アルバは周りにいた黒い生き物を吸収して、圧倒的な力でシバをねじ伏せた。
「どうして……」
地に落ち。血を大量に流しながらシバは聞く
「どうして?そんなの決まってる。シバ様…………」
「…………」
「ああッッシバ様ッッ!!!!おいたわしい!!シバ様はソロモン王に騙されていたのです!!かつては神にすべてを捧げる敬虔な信徒であった……ソロモン王はその信仰深い心根を利用したのです!!ソロモンという新たな神に盲目に従うように……ユール様まで利用して巧妙に、この哀れな女性を、操ったのです!!!ソロモン王はなんと罪深い男なのでしょう!!!」
「「「おいたわしや、シバ様!!おいたわしや、ユール様!!」」」
「大丈夫……あなたの無念の意志は私が継ぎます。偽りの神も運命の監獄もない清浄な世界を、私たち『アル・サーメン』が作っていきます。だから…………安心してお死にください。シバ様」
「シバ様の意志は私が受け継いだ!!!ユール様も我らが手の内だ!!!」
アルバたちの猛攻が始まった。
そんな中ナラが目を覚ます、その瞳に写ったのは
「あ、ナラ起きたらアルか!今回は随分と遅かったアルな」
「ファーラン」
「そうじゃぞ、いったいいつまで眠りこけるつもりじゃったんじゃ?」
「ワヒードこれは、一体どういうこと?黒いルフが……モンスターの様な生き物が街を破壊して……」
ファーランたちと破壊された街並み。あの生き物は、私の世界にいたモンスターと瓜二つではないか?
「反乱だよ。ナラ、僕たちはやっぱり納得が行かなかった。ソロモンは間違っている、平等ならすでにあの時あったんだ。異種族たちには魔法なんてなくとも、立派な武器を身体に持っていたそれは、ソロモンも言っていただろう?しかし、昔最弱たる人間は魔法がなければ最早生きていけない魔法こそが人間の唯一の武器なのだから……それを、神からも魔力を奪い人間からも多くの魔力の供給を終わらせた傲慢な王にはついていけない。」
「でも!」
「それだけじゃない、ナラは今まで眠っているのを良いことに幽閉されていたアル!きっと、目覚めたら未来を見るよう強要されてナラが死んでしまうアル!だから、助けたアル……ナラを守るのは私達アル!だから、皆で協力して新しい力も手に入れたアル。あれは、確かにナラの世界の模造品アル」
模造品……それでも、威力は本物と相違ない。けれどここで諦めてはいけない
「ソロモンはシバは、そんなことしない。何か理由があったのよ?ねぇ、今すぐ戦いをやめて?」
「ダメだよ!ナラお姉さん、ママとパパについてきてよ」
「テス……」
「ナラ!!」
ナラの耳に、久しく愛しい人の声振り向けばそこには彼の姿があった。
「ソロモン?帰って……きたの?ソロモン!!」
「ダメアル!もう、絶対にナラは渡さないアル!!」
駆け寄ろうとしたのに、止められてしまいその場でただ見ることしか出来なかった
「世界と共に散りなさい。傲慢な王としもべたちよ。」
そして……異種族の長たちは金属器とソロモンの魔法でジンになって戦った!!イル・イラーを引き降ろそうとしているたくさんの依り代と黒いジンたちを次々と撃破していった
「そう簡単にいくかな?」
「て、敵も強い!!ソロモン王のジンたちがおされている!!」
「いや……そんなことない見てよ、あれを……!!黒いジンがもうほとんどない」
「黒いルフが足りない。ソロモン王がこの戦いに介入してくるなば、もっとこの世界を黒いルフで満たしておくべきだったのだ。」
徐々に、アル・サーメン側が押されはじめナラを守るようにいたファーランがソロモンのジンたちの攻撃をどうじに受ける
「くっ!!!」
「ファーラン!!やめて、ファーランを殺さないで!!皆を殺さないで、攻撃をやめて!!」
「!?ナラ来ちゃダメアル!!!」
「ーーーーーっファーラン、早く逃げて!!!」
「いやアル!…………こうなったら残りの黒いジンを使って強引にでもイル・イラーを降ろすっ!!」
そしてーーー…………イル・イラーが舞い降りて、地上にいるほとんどの命から生命の源たるルフを奪い去った。
「ファーラン!!ファーラン!!しっかりして!!」
「ファーラン!」「ママ!」
「うっ……これくらい平気アル。だから、ナラここにいて欲しいアル守るから」
「…………うん。側にいるから、ワヒードもテスもいるから」
無理にイル・イラーを降ろした反動で、魔力を多大に消費し気を失ってしまったファーランをワヒードたちに預け、ナラはソロモンたちの所へ飛んだ
「もう終わった、この世界は……」
「いや、地下都市に避難している民はきっとまだ生きている。彼らを守らねば!」
「ウーゴ忘れるな。世界最強の魔導士はおまえだ。世界を創れ」
「ソロモン、ウーゴ!!」
「「ナラ」」
感動の再会など喜ぶ暇もなく、ナラは話す
「ソロモン……また、封印するのでしょ?今度は私も一緒に……あなたが外から私が内から鍵をかける。ウーゴ、お願いがあるの…………お腹の子は連れて行けない。この子に罪はないから、だからあなたに預ける」
封印するのであれば、今度は協力したい。気絶したファーランやワヒードたちの側にもいてあげたいから
「ま、待って!ナラこの子の名前は!?」
「アラジン。シバが考えてくれた素敵な名前」
放心するウーゴに魔法で取り出したアラジンを預け、ソロモンを連れて空高くイル・イラーの近くへ飛ぶ
「ナラ、何をいっているんだ!生きてくれといったはずだ!!」
「私、ソロモンが好き。愛してるけど、それと同じくらいファーランたちが大事。だから、側にいてあげたい…………私欲張りだね」
「…………わかった。俺も一度は約束を破っちまったからな、今度は一緒にやろう」
「えぇ、ありがとう」
二人きつく手を繋いで、深呼吸。
そして、イル・イラーとアル・サーメンのメンバーを異空間へ封印した。外はソロモンが内はナラが二重の封印を施し。世界から脅威は去った大きな爪痕を残して…………
To be continued………