第2夜
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「ソロモン王!!」
「ユール様!!」
「ソロモンが先頭に立って、ナラが後ろに支えていてくれたおかげで、異種族たちの士気も高い。」
ウーゴとアルバと並んで皆で考えた作戦を言い渡す
「すでにすべての『塔』は破壊した。聖教連の『大聖堂府』にいるのはほんの5万人の魔導士のみ。そこで、この最後の戦いで俺たち『抵抗軍』がとる作戦は…………敵の本拠地全てを、『絶縁結界』で取り囲む」
「!!」
「!?『大聖堂府』すべてを魔法の使えない無力地帯にするのか!!」
「そうだ。これまでは不可能だったが、今、俺たちが所有する60本の『神杖』を使えば可能だ。魔法の総力戦では『大聖堂府』の非戦闘員に犠牲が出すぎる。だが、魔法を封じてしまえば『聖教連』のどんな魔導士もただの人間に成り下がる。あのダビデすらもだ。その後、異種族含め途方もなく数で勝る『抵抗軍』で速やかに首都を占拠する」
「確かにそれなら敵は手も足も出せなくなるけど……だからこそ簡単に結界を張らせてはくれないよ」
「今度こそ『長老会』の主力魔導士が残りの『神杖』を総動員して出てくるハズよね?」
「当然だ。だから俺たちが『神杖』の力で戦うのも……その時だ」
つまり、絶対にここで敵の息の根を完全に止めるすでに、数は敵を上回っているしこの作戦ならほぼ力を温存して、効率的に勝利できる
「「「「!!」」」」
「ダビデ老はどうするんだろう?」
「出てくれば戦う。大聖堂の奥で縮こまっているならば、乗り込んで、この手でとどめを刺すだけだ。」
「いってらっしゃい、ソロモン。」
「あぁ、いってくる………ナラ約束を覚えているか?」
「えぇ旅にでる約束覚えているわ。ソロモンと私と私たちの子供で、どこまでも」
決戦の地へ向かう少し前皆、それぞれが大切な誰かと時間を過ごす。ナラたちも例外ではなく、静かな場所で抱き合い、それから触れるだけのキスをしてソロモンは仲間を引き連れて基地をでた。
愛し子よ。もう少しだから見ていて……
後方基地の守りが抜かりないか、手分けして歩いていると……
「?どうしたのテス?」
「!」
「うん……あのね、僕、パパとママに、かってにしんじゃえなんていっちゃったんだ……本当はそんなこと思ってないのに……」
「そう、それはひどいことを言ったのね……でも、大丈夫。ファーランたちが帰ってきたら沢山謝って沢山甘えればいいわ」
「………………帰ってくるかな?」
「来るよ、皆強いもの。彼らは大切なあなたたち家族とこれから幸せに暮らすために、今頃戦っているのだから。死ぬハズないわ」
「…………神様、どうか僕のパパとママをお守りください。僕の、とっても大切な人なんです。」
「神よ、私の息子をお守りください」
「神よ、私の夫をお守りください。あなた様の『計画書』のために戦ってきた、忠実な魔導士達です。どうか殺さないでください。」
神よ、どうか皆をお守りください……『理想郷』を誰1人かけることなく作れますように
「さぁ、暗い顔はお仕舞い。戦地から帰ってくる人達を向かえるために準備をしましょう」
「「「「「はい!ユール様」」」」」
「ねぇ、あれなぁに?」
「?あれはっ!どうしてここに?」
「久しいな、神の導きを詠む神子ユール。」
「ダビデ!」
「そう、怒るな綺麗な顔が台無しだ」
「黙って、どうしてここにいるのか説明して」
「説明?お前には必要ないだろうに、ユール。すでに、見ているのではないのか?この状況を」
「……見ていない。けれど、えぇそうねこの状況を見れば一目瞭然。そんなことは決してさせない!!」
「なんと愚かな!やはり、手元において置くべきだった!! 息子に与えるべきではなかった!!全軍攻撃開始!ユール以外を殲滅しろ」
「「「神の御心のままに!!!」」」
「いいえ!神は我らと共にある!!…………流石に、想定外だったけれど」
撃退する方法は同じ、あらかじめ引いている結界で、準備するには時間を稼げるっ!
私は、一つ呼吸をし結界からでる直前まで高く舞い上がり集中する。
きっと、これでオルバたちもわかるはず一切の干渉を許さないがため基地を封印することを
「ーーーーーっ完全不干渉の領域!!」
気づいたオルバたちが加わり、五人がかりで結界が壊れる前に封印を成功させた。きっと、あちらに残ったのは、一輪の花のみ。
封印の解き方は、理論を一緒に構築したウーゴが知っている。
「ユール様!!」
「ソロモンが先頭に立って、ナラが後ろに支えていてくれたおかげで、異種族たちの士気も高い。」
ウーゴとアルバと並んで皆で考えた作戦を言い渡す
「すでにすべての『塔』は破壊した。聖教連の『大聖堂府』にいるのはほんの5万人の魔導士のみ。そこで、この最後の戦いで俺たち『抵抗軍』がとる作戦は…………敵の本拠地全てを、『絶縁結界』で取り囲む」
「!!」
「!?『大聖堂府』すべてを魔法の使えない無力地帯にするのか!!」
「そうだ。これまでは不可能だったが、今、俺たちが所有する60本の『神杖』を使えば可能だ。魔法の総力戦では『大聖堂府』の非戦闘員に犠牲が出すぎる。だが、魔法を封じてしまえば『聖教連』のどんな魔導士もただの人間に成り下がる。あのダビデすらもだ。その後、異種族含め途方もなく数で勝る『抵抗軍』で速やかに首都を占拠する」
「確かにそれなら敵は手も足も出せなくなるけど……だからこそ簡単に結界を張らせてはくれないよ」
「今度こそ『長老会』の主力魔導士が残りの『神杖』を総動員して出てくるハズよね?」
「当然だ。だから俺たちが『神杖』の力で戦うのも……その時だ」
つまり、絶対にここで敵の息の根を完全に止めるすでに、数は敵を上回っているしこの作戦ならほぼ力を温存して、効率的に勝利できる
「「「「!!」」」」
「ダビデ老はどうするんだろう?」
「出てくれば戦う。大聖堂の奥で縮こまっているならば、乗り込んで、この手でとどめを刺すだけだ。」
「いってらっしゃい、ソロモン。」
「あぁ、いってくる………ナラ約束を覚えているか?」
「えぇ旅にでる約束覚えているわ。ソロモンと私と私たちの子供で、どこまでも」
決戦の地へ向かう少し前皆、それぞれが大切な誰かと時間を過ごす。ナラたちも例外ではなく、静かな場所で抱き合い、それから触れるだけのキスをしてソロモンは仲間を引き連れて基地をでた。
愛し子よ。もう少しだから見ていて……
後方基地の守りが抜かりないか、手分けして歩いていると……
「?どうしたのテス?」
「!」
「うん……あのね、僕、パパとママに、かってにしんじゃえなんていっちゃったんだ……本当はそんなこと思ってないのに……」
「そう、それはひどいことを言ったのね……でも、大丈夫。ファーランたちが帰ってきたら沢山謝って沢山甘えればいいわ」
「………………帰ってくるかな?」
「来るよ、皆強いもの。彼らは大切なあなたたち家族とこれから幸せに暮らすために、今頃戦っているのだから。死ぬハズないわ」
「…………神様、どうか僕のパパとママをお守りください。僕の、とっても大切な人なんです。」
「神よ、私の息子をお守りください」
「神よ、私の夫をお守りください。あなた様の『計画書』のために戦ってきた、忠実な魔導士達です。どうか殺さないでください。」
神よ、どうか皆をお守りください……『理想郷』を誰1人かけることなく作れますように
「さぁ、暗い顔はお仕舞い。戦地から帰ってくる人達を向かえるために準備をしましょう」
「「「「「はい!ユール様」」」」」
「ねぇ、あれなぁに?」
「?あれはっ!どうしてここに?」
「久しいな、神の導きを詠む神子ユール。」
「ダビデ!」
「そう、怒るな綺麗な顔が台無しだ」
「黙って、どうしてここにいるのか説明して」
「説明?お前には必要ないだろうに、ユール。すでに、見ているのではないのか?この状況を」
「……見ていない。けれど、えぇそうねこの状況を見れば一目瞭然。そんなことは決してさせない!!」
「なんと愚かな!やはり、手元において置くべきだった!! 息子に与えるべきではなかった!!全軍攻撃開始!ユール以外を殲滅しろ」
「「「神の御心のままに!!!」」」
「いいえ!神は我らと共にある!!…………流石に、想定外だったけれど」
撃退する方法は同じ、あらかじめ引いている結界で、準備するには時間を稼げるっ!
私は、一つ呼吸をし結界からでる直前まで高く舞い上がり集中する。
きっと、これでオルバたちもわかるはず一切の干渉を許さないがため基地を封印することを
「ーーーーーっ完全不干渉の領域!!」
気づいたオルバたちが加わり、五人がかりで結界が壊れる前に封印を成功させた。きっと、あちらに残ったのは、一輪の花のみ。
封印の解き方は、理論を一緒に構築したウーゴが知っている。