第2夜
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翌日ー
「シバ、いこう?」
「えっ・・・い、いいよたまには、ソロモンと二人きりでいってきて?」
「・・・そうね。じゃあ」
そのまた次の日
「ナラ!ナラはその・・・子供とか作りたいと思わないの?」
「子供を作る?子供は、コウノトリが運んでくると聞いたことがあるわ」
「!!そ、そうだね。私勘違いを・・・」
「シバ、ちょっとこっちにきて、話そうか?」
そのまた次の日
「最近シバが、よそよそしいのだけれど私何かしたのかしら?どう思うファーラン?」
「気のせいアル。シバは、ナラのこと大好きアル!もちろん、私も」
「ありがとう」
そのまた次の日も次の日も
シバは、ソロモンとナラの二人の時間を増やしいい感じにもっていこうと努力したが、二人が進展することはなかった。そのままシバは定期的な自治区の見回りのため、仲間を引き連れてゾハル大陸シャーマル区画第2『絶縁結界』へと赴いた。
本部。
「なんだと!異種族同士で仲間割れ!?」
「そうです。異種族たちは精神破壊魔法から身を守るため、三本の『神杖』からなる結界の中にすまねばならず・・・その中で摩擦が生じているのです。」
「それは前からあったことだろう。だから過去に恨みがある種族や信仰が違う種族同士は自治区を遠ざけてきた。」
「しかし兄さん、『神杖』の数にも限りがあり、一方異種族の数は増えるばかりだ」
「その通りです。しかし昨今急速に激化している暴動は、異種族のせいではないのです。レ・・・『抵抗軍』の魔導士たちが・・・・・!」
「味方の魔導士たちが・・・なんだって?」
「『馬人族』を追い出せ!!奴らには牙も爪もなく『聖戦』には役立たずなのに、ずる賢い頭で商売ばかりして諸君ら『豹頭族』と同等の恩寵をソロモン様とナラ様から受けている不公平ではないのか!?」
「そうだ!!」
「そのとうりだ!!」
「『豹頭族』を追い出せ!!奴らは、諸君ら『馬人族』が禁忌とする肉食を行う蛮族である!!いつかソロモン様とナラ様をその牙にかけぬと断言できるか?いや、できない!!排除すべきである!!」
「そうだ!魔導士様に従います!!」
「一部の魔導士たちが対立感情をあおっているのです。暴動を主導する代わりに、少なからず財物の見返りもあるようです」
シバの仲間から救援要請が入り、急いでナラたちもゾハル大陸へと繰り出し、暴動を鎮静する
「ゾルハ大陸シャーマル区画第2『絶縁結界』地区長以下すべての魔導士に除名を言い渡す。」
「また『豹頭族』と『馬人族』から一時『神杖』を没収します」
「そ、そんな!横暴です!!」
「!?じょ、除名・・・?そんな、なにかの間違いでは?我々は・・・ソロモン様とナラ様あなたたちのために・・・!!」
捕まった、魔導士には除名を言い渡し対立した種族には頭が冷えるまで一時の『杖』没収を言い渡すと、わからないという風に一人の魔導士が声を上げる
「黙れ。異種族を利用して私腹を肥やすなら聖教連の魔導士と同じだ」
「よく考えて、私たちはいつ貴方たちにそんなことを頼んだの?私たちは、望んでいない」
「よく考える・・・?異種族を利用し私腹を肥やす?それはあなたではありませんかな?ソロモン様・・・」
「?どういう意味だ?」
それを、ナラたちは切り捨て冷静になるよういうが、まったく聞く耳をもたない
「皆さん!!お聞きください!!ここにいるソロモン様、いえ・・・悪の根源『聖教連』ダビデ老の息子は」
「?」
「あいつ、なんのつもりだ?」
「なんと彼こそが・・・異種族を散々苦しめてきた・・・忌まわしき『愚々塔』と精神破壊魔法を・・・開発した張本人なのです!」
「!!?」
「なんだと!!?しかし、ナラ様はナラ様はどうなんだ」
「自分で作った監獄から自分で解放して見せ・・・異種族たちの支持を得る・・・彼は300年越しのまやかしで、この世の独裁者になろうとしているのです。ナラ様は、その許嫁だけではなくあの神の導きを詠むことのできる神子パドラ=ヌス・ユール。その人なのである」
「!!アイツなんでそれを知ってるアルか?」
「・・・・・。」
ナラのことは、信頼できる仲間にしか話していないもちろん、今なおべらべらとしゃべる魔導士に話したことはない。まぁ、よく考えれば調べれば、わからないことではあるけれども・・・・
「その私たちにとっても神聖な存在を貶めたのです!!」
「・・・・嘘よ!ソロモンは22年より前には生まれてもいなかった!!ナラも神子パドラ=ヌス・ユールじゃない!ナラよ!!!」
「どこにそんな確証が?本当は何百年も生きているのに、あなたがた幹部にも嘘をついているのでは?」
「バカバカしい」
「話にならないアル。」
「しかし見ろ。異種族たちが・・・・」
だが、異種族たちに衝撃と揺さぶりを入れるには十分だったようで疑うようにソロモンたちを見る。
「こういう裏切りに利用されるから、全部を伏せておいたのに・・・」
「もういい。俺から真実をすべて話す」
「たとえ!!たとえ『塔』と精神破壊魔法の制作者がダビデ老であってもです。その息子が同じ道をたどらないとどうして言い切れましょうか?現に先ほど、彼は傲慢にも自分の意に沿わぬ異種族を圧倒的な魔法の力で屈服させてしまったではありませんか!!」
「その口を閉じなさい。そんなにあの人を愚弄するのであれば、その不確定要素の真実をみせてあげる。彼が22年前より生まれていないこと、これからもずっと、誰よりも優しい彼であることを・・・」
「?」
「やめろ、ナラ!!それだけは、やるな!!!!」
それを晴らすには、見せるしかない納得させるしかない、ナラは止めるソロモンを無視して中央に立つ
「坊ちゃん?一体なにが・・・」
「??い、いいでしょう。できるのであれば私たちにそれをみせてください!!さぁ!」
そしてナラは、持っていた『神杖』を床に置きその手に二つの手のひらサイズの玉を、どこからか出し一つに手をかざすとそこから映像が流れ始める
「これが、彼が生まれた時の世界。すでに聖教連が出来上がっていて、精神破壊魔法も『塔』も機能している」
ダビデ老に抱えられる、赤子が見える。また映像は切り替わり、忌まわしき『塔』が映されその存在を嫌でも主張し映像は途切れるともう一つの玉をかざし種族関係なく幸せそうに笑っている映像が映るとともに、ナラの顔色が悪くなる
「こっちは・・・・これから訪れる未来。皆が、笑っている世界。さぁ、証拠は見せた。この映像は本物!これでもまだ、ソロモンを疑うのであれば前に出てきなさい」
それでも気丈に振る舞い、まだ疑うのなら出て来いと先の映像を見て放心する異種族たちの捕縛結界をときいう
「ナラ・・・」
「大丈夫。ソロモンなら絶対に大丈夫、私はずっとあなたの隣で見ていたから・・・ソロモンが私を守ってくれるようにソロモンは私が守ってあげる、ずっと隣にいてあげる」
「あぁ、ありがとうナラ。ありがとう」
「シバ、いこう?」
「えっ・・・い、いいよたまには、ソロモンと二人きりでいってきて?」
「・・・そうね。じゃあ」
そのまた次の日
「ナラ!ナラはその・・・子供とか作りたいと思わないの?」
「子供を作る?子供は、コウノトリが運んでくると聞いたことがあるわ」
「!!そ、そうだね。私勘違いを・・・」
「シバ、ちょっとこっちにきて、話そうか?」
そのまた次の日
「最近シバが、よそよそしいのだけれど私何かしたのかしら?どう思うファーラン?」
「気のせいアル。シバは、ナラのこと大好きアル!もちろん、私も」
「ありがとう」
そのまた次の日も次の日も
シバは、ソロモンとナラの二人の時間を増やしいい感じにもっていこうと努力したが、二人が進展することはなかった。そのままシバは定期的な自治区の見回りのため、仲間を引き連れてゾハル大陸シャーマル区画第2『絶縁結界』へと赴いた。
本部。
「なんだと!異種族同士で仲間割れ!?」
「そうです。異種族たちは精神破壊魔法から身を守るため、三本の『神杖』からなる結界の中にすまねばならず・・・その中で摩擦が生じているのです。」
「それは前からあったことだろう。だから過去に恨みがある種族や信仰が違う種族同士は自治区を遠ざけてきた。」
「しかし兄さん、『神杖』の数にも限りがあり、一方異種族の数は増えるばかりだ」
「その通りです。しかし昨今急速に激化している暴動は、異種族のせいではないのです。レ・・・『抵抗軍』の魔導士たちが・・・・・!」
「味方の魔導士たちが・・・なんだって?」
「『馬人族』を追い出せ!!奴らには牙も爪もなく『聖戦』には役立たずなのに、ずる賢い頭で商売ばかりして諸君ら『豹頭族』と同等の恩寵をソロモン様とナラ様から受けている不公平ではないのか!?」
「そうだ!!」
「そのとうりだ!!」
「『豹頭族』を追い出せ!!奴らは、諸君ら『馬人族』が禁忌とする肉食を行う蛮族である!!いつかソロモン様とナラ様をその牙にかけぬと断言できるか?いや、できない!!排除すべきである!!」
「そうだ!魔導士様に従います!!」
「一部の魔導士たちが対立感情をあおっているのです。暴動を主導する代わりに、少なからず財物の見返りもあるようです」
シバの仲間から救援要請が入り、急いでナラたちもゾハル大陸へと繰り出し、暴動を鎮静する
「ゾルハ大陸シャーマル区画第2『絶縁結界』地区長以下すべての魔導士に除名を言い渡す。」
「また『豹頭族』と『馬人族』から一時『神杖』を没収します」
「そ、そんな!横暴です!!」
「!?じょ、除名・・・?そんな、なにかの間違いでは?我々は・・・ソロモン様とナラ様あなたたちのために・・・!!」
捕まった、魔導士には除名を言い渡し対立した種族には頭が冷えるまで一時の『杖』没収を言い渡すと、わからないという風に一人の魔導士が声を上げる
「黙れ。異種族を利用して私腹を肥やすなら聖教連の魔導士と同じだ」
「よく考えて、私たちはいつ貴方たちにそんなことを頼んだの?私たちは、望んでいない」
「よく考える・・・?異種族を利用し私腹を肥やす?それはあなたではありませんかな?ソロモン様・・・」
「?どういう意味だ?」
それを、ナラたちは切り捨て冷静になるよういうが、まったく聞く耳をもたない
「皆さん!!お聞きください!!ここにいるソロモン様、いえ・・・悪の根源『聖教連』ダビデ老の息子は」
「?」
「あいつ、なんのつもりだ?」
「なんと彼こそが・・・異種族を散々苦しめてきた・・・忌まわしき『愚々塔』と精神破壊魔法を・・・開発した張本人なのです!」
「!!?」
「なんだと!!?しかし、ナラ様はナラ様はどうなんだ」
「自分で作った監獄から自分で解放して見せ・・・異種族たちの支持を得る・・・彼は300年越しのまやかしで、この世の独裁者になろうとしているのです。ナラ様は、その許嫁だけではなくあの神の導きを詠むことのできる神子パドラ=ヌス・ユール。その人なのである」
「!!アイツなんでそれを知ってるアルか?」
「・・・・・。」
ナラのことは、信頼できる仲間にしか話していないもちろん、今なおべらべらとしゃべる魔導士に話したことはない。まぁ、よく考えれば調べれば、わからないことではあるけれども・・・・
「その私たちにとっても神聖な存在を貶めたのです!!」
「・・・・嘘よ!ソロモンは22年より前には生まれてもいなかった!!ナラも神子パドラ=ヌス・ユールじゃない!ナラよ!!!」
「どこにそんな確証が?本当は何百年も生きているのに、あなたがた幹部にも嘘をついているのでは?」
「バカバカしい」
「話にならないアル。」
「しかし見ろ。異種族たちが・・・・」
だが、異種族たちに衝撃と揺さぶりを入れるには十分だったようで疑うようにソロモンたちを見る。
「こういう裏切りに利用されるから、全部を伏せておいたのに・・・」
「もういい。俺から真実をすべて話す」
「たとえ!!たとえ『塔』と精神破壊魔法の制作者がダビデ老であってもです。その息子が同じ道をたどらないとどうして言い切れましょうか?現に先ほど、彼は傲慢にも自分の意に沿わぬ異種族を圧倒的な魔法の力で屈服させてしまったではありませんか!!」
「その口を閉じなさい。そんなにあの人を愚弄するのであれば、その不確定要素の真実をみせてあげる。彼が22年前より生まれていないこと、これからもずっと、誰よりも優しい彼であることを・・・」
「?」
「やめろ、ナラ!!それだけは、やるな!!!!」
それを晴らすには、見せるしかない納得させるしかない、ナラは止めるソロモンを無視して中央に立つ
「坊ちゃん?一体なにが・・・」
「??い、いいでしょう。できるのであれば私たちにそれをみせてください!!さぁ!」
そしてナラは、持っていた『神杖』を床に置きその手に二つの手のひらサイズの玉を、どこからか出し一つに手をかざすとそこから映像が流れ始める
「これが、彼が生まれた時の世界。すでに聖教連が出来上がっていて、精神破壊魔法も『塔』も機能している」
ダビデ老に抱えられる、赤子が見える。また映像は切り替わり、忌まわしき『塔』が映されその存在を嫌でも主張し映像は途切れるともう一つの玉をかざし種族関係なく幸せそうに笑っている映像が映るとともに、ナラの顔色が悪くなる
「こっちは・・・・これから訪れる未来。皆が、笑っている世界。さぁ、証拠は見せた。この映像は本物!これでもまだ、ソロモンを疑うのであれば前に出てきなさい」
それでも気丈に振る舞い、まだ疑うのなら出て来いと先の映像を見て放心する異種族たちの捕縛結界をときいう
「ナラ・・・」
「大丈夫。ソロモンなら絶対に大丈夫、私はずっとあなたの隣で見ていたから・・・ソロモンが私を守ってくれるようにソロモンは私が守ってあげる、ずっと隣にいてあげる」
「あぁ、ありがとうナラ。ありがとう」