第1夜
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それからは、皆が自由に母艦からでた戦艦や母艦自体を潰すなか私とオルバ、サラメと共に空高く飛びちょうどすべてが見渡せる所にきて自分の杖を構える。
「オルバは、範囲指定。サラメは、微調整!」
「「了解」」
私達のやることは、敵の撃墜じゃなく捕らわれたものたちの解放
「ナラ様!範囲指定完了!!」
「こちらも、微調整完了いけます!」
「わかった」
反転魔法流止
降り下ろした杖を中心に瞬く間に、敵味方をおおいつくし
「ナラ様、敵戦艦次々に墜ちます」
「ソロモン!!」
「あぁ!」
敵のみの魔法を封印し、魔法で浮いていた戦艦は動力を失い落ち、操られていた狼族は、はっと目を覚まし持っていた武器を次々に落とし、墜ちてくる戦艦を見て逃げる。だが戦艦は、派手に堕ちることはなく、ふわりと地に落ちる。そして、その中へ先に入ったソロモン達と合流すべく突入した。
「なぜだ…いや、なぜです?ソロモン様、ナラ様…………なぜあなた方が我々の敵になるのです?魔導士聖教会連合創設以来の天才魔導理論構築者、ウラルトゥーゴ・ノイ・ヌエフ………聖教会連合『長老会』第一元老、我ら魔導士の長たる……ダビデ・ヨアズ・アブラヒム老のご子息……ソロモン・ヨアズ・アブラヒム様が…………そして、我らが神の導きを詠むことのできる神子パドラ=ヌス・ユール様が……………」
「降伏しろ。勝敗は決している」
「どうかな…?まだ、ユール様やその部下が合流できていないまた、『第3の目』が消失している。『神杖』の力で戦えるのは数分間が限界のようですな。ソロモン・ヨアズ・アブラヒム様……」
「否、勝敗は変わらない。そして、聖教連の『計画書』は捏造。人間だけに都合良くねじ曲げられている。」
内部構造的に、最深部へは容易に到達する。
そこには、ソロモンにより首を当てられたこの戦艦の頭らしき人物の言葉に返すように言葉を返す
「人間と異種族に差はない。」
「不浄な……あなたたちの心は汚れてしまった。排除しなくてはならない…!!」
最後の力を振り絞った男が、魔法によって逃げた狼族と自分の近くにおり、体勢の崩れたソロモンに放つが
狼族には新たに現れた者たちによって阻まれ、ソロモンは自分の魔法で軌道をねじ曲げた
「なんという冒涜を……!!複数の異種族どもに『神杖』を渡しておいたというのか!!」
「もう大丈夫だ敵は送還した。そして、お前らに渡した『神杖』は三本がかりで動力に使えば、広大な『絶縁結界』を張れるんだ。この中で暮らせば魔法は効かねぇ。もう、操られずに済む。 」
「ソロモン、三種族に言葉は通じないよ。」
「そうか。」
「俺が、仙老族にナラが蛇人族に通訳するから」
「そうそう。普通にしゃべってください。私が鱗狼族に通訳しますから」
ソロモン……さっき神父様たちに話したことを鱗狼たちにも話しているのね…鱗狼たちは話を聞いてくれるかしら………?シバは心配そうに見ながら、思い出す
「俺たちはすべての土地を解放し、すべての種族が肩を並べ対等に暮らせる『理想郷』を異種族たちと共に作っていくつもりだ?それこそが、バカなまねをしつづけてきた俺たち魔導士の贖罪だ。」
「無理ですねぇ………そう言い切れる証拠があるのだから。なぜならば…………神は人間だけを選ばれたのだから!!!それこそが、人間が他とは違う証拠!!決してわかり合うことなどできない!そう、ユール様も知っているはず、ユール様は見ているのだから!!!」
それにしても、ユール様ってそんな名前の人この中にはいなかったはずだけど…………
「人間よ」
「どうした?アガレス」
「『理想郷』というおまえの今の提案に……我々は驚いている。そして大いに困惑している。なぜならば…我々は人間と決して対等ではないからだ。人間は我々と違いすぎる………魔法を使い、世界の仕組みを操り神から唯一選ばれ力を与えられる……まさに奇跡の存在だ。人間と人間以外との種族差は絶望的ではないだろうか?我々は…………神から見捨てられた存在なのではなかろうか…………」
モモ……
「…………………そんなことは、絶対にない。『神』の啓示の真意は『種族間の争いをなくし世界を救うこと』それだけだそうだ。俺は、人間が魔導士になる前から生きてるとある種族に直接その話を聞いたんだ。それに、おまえたちはなんだ?鱗狼族は、爪で大地を拓き、精巧な道具や家々を作り、子孫を育て仲間のために戦う…勇敢で素晴らしい種族じゃないか」
「「「……………………」」」
「………!!…!!」
「それに絶望的な差などない。俺たちどの種族も皆、まったく同じとある共通するものを持っているからだ」
「共通するもの……?それは一体なんだ?人間よ。」
「…………それは愛情だ。そんな大げさなもんじゃねぇ。例えば俺が知る普段どんなにクソみてぇな外道に生きてる魔導士でも、自分の子供や家族には優しい一面をもっている。」
「「「………」」」
「他人に必要とされれば生き甲斐を感じ、疎外されれば悲しみを感じちまう。思考能力、社会性が成熟した種ほどそれは強く、どんなに何かに背いて生きていても、明るくまっとうな方向へどうしようもなく惹かれる………憧れてしまう……そして、そんな自分と共通する…優しさに触れられた時…………………昨日までどんなに憎み合っていた異形の種族にも、心を動かされずにはいられない………だから共に行こう。俺たちは皆、誰もがただ、幸せに生きたいと願ってもがいている。愛しく、寂しい同類だ。それだけが俺たちの道しるべ。神は目に見えねぇ。だから俺たちは自分で選んでいいはずだ。生きる道を……一緒にやってやろうぜ。俺たちで俺たち自身の世界を誰もが胸はって生きられる世の中に……作り変えてやろうぜ!」
「私からも言わせて欲しい……私たちには、言葉という自分の感情を相手に伝えられるものをもっている。昔は、ここまで他種族と互いの言葉を理解し交わすことはなかった、それは、それぞれ大切な理由があったから……けれど今ならば互いの言葉を理解しあい、感情を伝えることができるだから、沢山話して欲しい伝えて欲しい、あなたたちの思いを私たちに、他の種族たちに……そうして、繋がっていくの輪は。
それに、彼がいうように私たちに絶望的な差なんてない。ただ、人間には人間の良いところがあって、人間以外にもそれぞれに良いところが沢山あるのだから、自分達を卑下しないで、諦めないで?」
この人たちは………すごい人だ。私のしってる何よりもこんなに大勢の皆に自信を与えられる。誇らしい、前を向く気持ちにさせてくれる……………!いつか、私もできるだろうか?こんな風に誰かを明るく照らし出せるそんな生き方を私もしてみたいんだ!二人の言葉に、私もそして鱗狼族たちも皆が声を上げた。
「オルバは、範囲指定。サラメは、微調整!」
「「了解」」
私達のやることは、敵の撃墜じゃなく捕らわれたものたちの解放
「ナラ様!範囲指定完了!!」
「こちらも、微調整完了いけます!」
「わかった」
反転魔法流止
降り下ろした杖を中心に瞬く間に、敵味方をおおいつくし
「ナラ様、敵戦艦次々に墜ちます」
「ソロモン!!」
「あぁ!」
敵のみの魔法を封印し、魔法で浮いていた戦艦は動力を失い落ち、操られていた狼族は、はっと目を覚まし持っていた武器を次々に落とし、墜ちてくる戦艦を見て逃げる。だが戦艦は、派手に堕ちることはなく、ふわりと地に落ちる。そして、その中へ先に入ったソロモン達と合流すべく突入した。
「なぜだ…いや、なぜです?ソロモン様、ナラ様…………なぜあなた方が我々の敵になるのです?魔導士聖教会連合創設以来の天才魔導理論構築者、ウラルトゥーゴ・ノイ・ヌエフ………聖教会連合『長老会』第一元老、我ら魔導士の長たる……ダビデ・ヨアズ・アブラヒム老のご子息……ソロモン・ヨアズ・アブラヒム様が…………そして、我らが神の導きを詠むことのできる神子パドラ=ヌス・ユール様が……………」
「降伏しろ。勝敗は決している」
「どうかな…?まだ、ユール様やその部下が合流できていないまた、『第3の目』が消失している。『神杖』の力で戦えるのは数分間が限界のようですな。ソロモン・ヨアズ・アブラヒム様……」
「否、勝敗は変わらない。そして、聖教連の『計画書』は捏造。人間だけに都合良くねじ曲げられている。」
内部構造的に、最深部へは容易に到達する。
そこには、ソロモンにより首を当てられたこの戦艦の頭らしき人物の言葉に返すように言葉を返す
「人間と異種族に差はない。」
「不浄な……あなたたちの心は汚れてしまった。排除しなくてはならない…!!」
最後の力を振り絞った男が、魔法によって逃げた狼族と自分の近くにおり、体勢の崩れたソロモンに放つが
狼族には新たに現れた者たちによって阻まれ、ソロモンは自分の魔法で軌道をねじ曲げた
「なんという冒涜を……!!複数の異種族どもに『神杖』を渡しておいたというのか!!」
「もう大丈夫だ敵は送還した。そして、お前らに渡した『神杖』は三本がかりで動力に使えば、広大な『絶縁結界』を張れるんだ。この中で暮らせば魔法は効かねぇ。もう、操られずに済む。 」
「ソロモン、三種族に言葉は通じないよ。」
「そうか。」
「俺が、仙老族にナラが蛇人族に通訳するから」
「そうそう。普通にしゃべってください。私が鱗狼族に通訳しますから」
ソロモン……さっき神父様たちに話したことを鱗狼たちにも話しているのね…鱗狼たちは話を聞いてくれるかしら………?シバは心配そうに見ながら、思い出す
「俺たちはすべての土地を解放し、すべての種族が肩を並べ対等に暮らせる『理想郷』を異種族たちと共に作っていくつもりだ?それこそが、バカなまねをしつづけてきた俺たち魔導士の贖罪だ。」
「無理ですねぇ………そう言い切れる証拠があるのだから。なぜならば…………神は人間だけを選ばれたのだから!!!それこそが、人間が他とは違う証拠!!決してわかり合うことなどできない!そう、ユール様も知っているはず、ユール様は見ているのだから!!!」
それにしても、ユール様ってそんな名前の人この中にはいなかったはずだけど…………
「人間よ」
「どうした?アガレス」
「『理想郷』というおまえの今の提案に……我々は驚いている。そして大いに困惑している。なぜならば…我々は人間と決して対等ではないからだ。人間は我々と違いすぎる………魔法を使い、世界の仕組みを操り神から唯一選ばれ力を与えられる……まさに奇跡の存在だ。人間と人間以外との種族差は絶望的ではないだろうか?我々は…………神から見捨てられた存在なのではなかろうか…………」
モモ……
「…………………そんなことは、絶対にない。『神』の啓示の真意は『種族間の争いをなくし世界を救うこと』それだけだそうだ。俺は、人間が魔導士になる前から生きてるとある種族に直接その話を聞いたんだ。それに、おまえたちはなんだ?鱗狼族は、爪で大地を拓き、精巧な道具や家々を作り、子孫を育て仲間のために戦う…勇敢で素晴らしい種族じゃないか」
「「「……………………」」」
「………!!…!!」
「それに絶望的な差などない。俺たちどの種族も皆、まったく同じとある共通するものを持っているからだ」
「共通するもの……?それは一体なんだ?人間よ。」
「…………それは愛情だ。そんな大げさなもんじゃねぇ。例えば俺が知る普段どんなにクソみてぇな外道に生きてる魔導士でも、自分の子供や家族には優しい一面をもっている。」
「「「………」」」
「他人に必要とされれば生き甲斐を感じ、疎外されれば悲しみを感じちまう。思考能力、社会性が成熟した種ほどそれは強く、どんなに何かに背いて生きていても、明るくまっとうな方向へどうしようもなく惹かれる………憧れてしまう……そして、そんな自分と共通する…優しさに触れられた時…………………昨日までどんなに憎み合っていた異形の種族にも、心を動かされずにはいられない………だから共に行こう。俺たちは皆、誰もがただ、幸せに生きたいと願ってもがいている。愛しく、寂しい同類だ。それだけが俺たちの道しるべ。神は目に見えねぇ。だから俺たちは自分で選んでいいはずだ。生きる道を……一緒にやってやろうぜ。俺たちで俺たち自身の世界を誰もが胸はって生きられる世の中に……作り変えてやろうぜ!」
「私からも言わせて欲しい……私たちには、言葉という自分の感情を相手に伝えられるものをもっている。昔は、ここまで他種族と互いの言葉を理解し交わすことはなかった、それは、それぞれ大切な理由があったから……けれど今ならば互いの言葉を理解しあい、感情を伝えることができるだから、沢山話して欲しい伝えて欲しい、あなたたちの思いを私たちに、他の種族たちに……そうして、繋がっていくの輪は。
それに、彼がいうように私たちに絶望的な差なんてない。ただ、人間には人間の良いところがあって、人間以外にもそれぞれに良いところが沢山あるのだから、自分達を卑下しないで、諦めないで?」
この人たちは………すごい人だ。私のしってる何よりもこんなに大勢の皆に自信を与えられる。誇らしい、前を向く気持ちにさせてくれる……………!いつか、私もできるだろうか?こんな風に誰かを明るく照らし出せるそんな生き方を私もしてみたいんだ!二人の言葉に、私もそして鱗狼族たちも皆が声を上げた。