第8章 "ボス"
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
波間から島が見えたのは、その日の夕方だった。
──水の都、ウォーターセブン。
サン・ファルドと同じく水路が街中に張り巡らされ、その中心では天高く巨大な噴水が吹き上がっている。
堂々と正面の港に船をつけ、一行は宿の手配や船大工との交渉へと、それぞれの役目を帯びて各地へ散った。
アスターは自身の"ビジネス"の為、ロッシュと街の中心へ。クロコダイルは部下数名を引き連れてガレーラカンパニーへ。
ふたりを取り巻く状況は、大きく動き出そうとしていた。
fin
next→あとがき