刀×審神者短編集
【遠戦の毒矢には気を付けましょう(兼渚)】
敵の毒矢に倒れた主が高熱を出して寝込んでしまった。
薬研が解毒剤を調合している間、オレは主の世話を任された。
長谷部が何か言っていたようだがそれは軽くスルーした。
宗三が申し訳ありませんと言ってついさっきつれていったばかりでもある
『……ごめんね和泉守……ごほっ、ごほっ』
『……ったく、実戦の時はあれほど遠戦の毒矢には注意しろって言っただろうに。』
軽くため息をついた和泉守は氷水に浸した布を絞り、渚の額に乗せた
『……ゴメン……そして布冷たい……』
『……氷水だからな。……すぐに毒は抜いたが熱はしばらく続くだろうから、しばらくは絶対安静だぞ、主』
何だかんだ文句をいいながらも和泉守は渚の看病に専念することになったのだった
『隣の部屋にいるから、何かあれば呼んでくれ』
立ち上がり隣に移動しようとしたが渚が和泉守の羽織の裾を握った
『なんだよ、動きづれぇんだけど』
何か言いたそうに見上げてくる渚に少し、心臓が鳴るのを感じた
『………そばに………いて………』
『……っ!?』
ほぼ涙目で訴えられ、和泉守は撃沈された
『……っ……し、仕方ねぇな』
その後、薬研の解毒剤は無事投与されて一週間ほどで渚の体調は戻った
『……なぁ大将。大将が動けるようになってから和泉守がたまに上の空なんだが何かあったのか?』
『……ごめんね、薬研くん。解毒剤助かったよ……え?あいつが?………め、…珍しいこともあるもんだね//////』
『…………?』
敵の毒矢に倒れた主が高熱を出して寝込んでしまった。
薬研が解毒剤を調合している間、オレは主の世話を任された。
長谷部が何か言っていたようだがそれは軽くスルーした。
宗三が申し訳ありませんと言ってついさっきつれていったばかりでもある
『……ごめんね和泉守……ごほっ、ごほっ』
『……ったく、実戦の時はあれほど遠戦の毒矢には注意しろって言っただろうに。』
軽くため息をついた和泉守は氷水に浸した布を絞り、渚の額に乗せた
『……ゴメン……そして布冷たい……』
『……氷水だからな。……すぐに毒は抜いたが熱はしばらく続くだろうから、しばらくは絶対安静だぞ、主』
何だかんだ文句をいいながらも和泉守は渚の看病に専念することになったのだった
『隣の部屋にいるから、何かあれば呼んでくれ』
立ち上がり隣に移動しようとしたが渚が和泉守の羽織の裾を握った
『なんだよ、動きづれぇんだけど』
何か言いたそうに見上げてくる渚に少し、心臓が鳴るのを感じた
『………そばに………いて………』
『……っ!?』
ほぼ涙目で訴えられ、和泉守は撃沈された
『……っ……し、仕方ねぇな』
その後、薬研の解毒剤は無事投与されて一週間ほどで渚の体調は戻った
『……なぁ大将。大将が動けるようになってから和泉守がたまに上の空なんだが何かあったのか?』
『……ごめんね、薬研くん。解毒剤助かったよ……え?あいつが?………め、…珍しいこともあるもんだね//////』
『…………?』