映画
Dream
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
映画館につくとまず、私たちは上映時間の確認をした。
上映時間まで、まだ20分くらいあるようだ。
「西くん、ポップコーンとか欲しい?」
「別に、どっちでもいい…」
「えーっ、何それッ…まぁいいや、私は食べたいから買ってくるね」
そう言って売り場へと向かう
…と、何故か西くんもついて来た。
「え、ついて来たの?待ってて良かったのに…」
「待ってても暇だし…」
彼はぽつりと呟いた。
「そっか…」
そう言って売り場への列に並んでいると、彼の腕が少し私の体に触れた。
「あ…ごめん」
「……別に」
私は咄嗟に彼との距離を離した。
しかし…しばらくするとまた、少し体が触れ合った。
(……?)
心なしか、さっきから西くんがこちらに近づいて来ている気がする…。
それに、彼はなんだかずっとそわそわしていて落ち着きがないように見える。
「西くん…もしかして、あんまり映画館きたことない?」
「……ッ」
図星だったのか、
彼は一瞬目を見開くと、無言で唇を噛み締めて目線を下へ逸らした。
「ふふっ」
そんな彼の様子を見ているとなんだか可愛くて、つい笑みが溢れる。
「…ンだよ」
彼は目線を逸らしながら唇を尖らせていた。
上映時間まで、まだ20分くらいあるようだ。
「西くん、ポップコーンとか欲しい?」
「別に、どっちでもいい…」
「えーっ、何それッ…まぁいいや、私は食べたいから買ってくるね」
そう言って売り場へと向かう
…と、何故か西くんもついて来た。
「え、ついて来たの?待ってて良かったのに…」
「待ってても暇だし…」
彼はぽつりと呟いた。
「そっか…」
そう言って売り場への列に並んでいると、彼の腕が少し私の体に触れた。
「あ…ごめん」
「……別に」
私は咄嗟に彼との距離を離した。
しかし…しばらくするとまた、少し体が触れ合った。
(……?)
心なしか、さっきから西くんがこちらに近づいて来ている気がする…。
それに、彼はなんだかずっとそわそわしていて落ち着きがないように見える。
「西くん…もしかして、あんまり映画館きたことない?」
「……ッ」
図星だったのか、
彼は一瞬目を見開くと、無言で唇を噛み締めて目線を下へ逸らした。
「ふふっ」
そんな彼の様子を見ているとなんだか可愛くて、つい笑みが溢れる。
「…ンだよ」
彼は目線を逸らしながら唇を尖らせていた。