黒い球の部屋
Dream
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そこに立っていたのは西くんだった。
理解できない状況に知っている人物がいたことで少し安心する。
「は、お前…なんで?」
西くんは一瞬目を見開いてそう言うと、チッと舌打ちしてすぐに顔を逸らしてしまった。
私は西くんの元へ駆け寄り、問いかける。
「西くん、ここって何?天国?なんで西くんはここにいるの?」
「…うるせェな。一気に質問すんな。」
「あ…ごめん」
西くんは私を睨むも、すぐにまた目を逸らした。
「そうだよね…。西くんも今来たとこかもしれないのに…そんなの分からないよね、ごめん。」
そう言うと西くんは何かが癪に触ったのか、眉間に皺をよせながらこちらを見た。
「…ガンツだよ。」
「え…?」
「あそこにあるだろ、あの黒い球。あれがガンツ。そう呼ばれてる。」
彼は部屋の奥にある黒い大きな球をチラリと見遣りながらそう言った。
「あ…そうなんだ」
「あいつは死んだ人間をここに連れてきて、デスゲームに参加させンだよ」
「デスゲーム…?」
理解できない状況に知っている人物がいたことで少し安心する。
「は、お前…なんで?」
西くんは一瞬目を見開いてそう言うと、チッと舌打ちしてすぐに顔を逸らしてしまった。
私は西くんの元へ駆け寄り、問いかける。
「西くん、ここって何?天国?なんで西くんはここにいるの?」
「…うるせェな。一気に質問すんな。」
「あ…ごめん」
西くんは私を睨むも、すぐにまた目を逸らした。
「そうだよね…。西くんも今来たとこかもしれないのに…そんなの分からないよね、ごめん。」
そう言うと西くんは何かが癪に触ったのか、眉間に皺をよせながらこちらを見た。
「…ガンツだよ。」
「え…?」
「あそこにあるだろ、あの黒い球。あれがガンツ。そう呼ばれてる。」
彼は部屋の奥にある黒い大きな球をチラリと見遣りながらそう言った。
「あ…そうなんだ」
「あいつは死んだ人間をここに連れてきて、デスゲームに参加させンだよ」
「デスゲーム…?」