ターゲット
Dream
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「どうする?…捨てるか?」
「それしかないよな」
「あぁ、やべーよ…マジやべぇ…」
「おい、お前早く車回せ!」
男たちの声がだんだん小さくなっていく。
なんでこんなことになったのだろう…。私が何かしたのだろうか。
そう言えば、こないだ聞こえた”偽善者”って声…。前田の席は声の聞こえたあの辺だったな。
前田は西くんのいじめの主犯格だった。
だから、密かに抵抗している私が気に食わなかったのかもしれない。
結構私は、善人にもなりきれず中途半端な偽善のせいで死ぬんだなぁ…なんてふと考える。
(あぁ…お腹すいたなぁ)
そこで私の意識は途絶えた。