相談
Dream
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「…今まで西くんに助けを求めた人がいたんですか?」
「まァね。あいつってさ、戦闘中は姿隠して最後に横取りするんだよ。だから必然的に、死にそうになってるやつの前にあいつが居合わせることが多くてさ…」
「それで、西くんは…」
「全員見殺し。あいつにとって他人なんてどうでもいいんだろ」
「そんな…」
「だからこそ、夢香ちゃんを助けた時はびっくりしたよ…しかも、言い方が悪くなっちゃうけど…助けなくても死ぬわけじゃない状況で」
今までの人たちは見殺しにされてきたのか…という残念な気持ちと、そんな彼が私を助けてくれたんだという嬉しさが入り混じって、なんだか複雑な感情になる。
「案外すでに両思いだったりして〜…」
ロクさんがニヤつきながら茶化してくる。
(両思い…)
先程の話を聞いたからか、両思いであることを少し期待してしまう。
「…でももう嫌われちゃったかも…」
「とりあえず謝ってみたら?あと、改めてちゃんとお礼言ってさ…好きだったら許してくれるかもよ」
口に手を当て、目元をニヤつかせたままロクさんがそう言った。
「もう…これで嫌われてたらどうしてくれるんですか!」
私は少し元気になってそう答えた。
「…でも、とりあえずちゃんとあの時の気持ちを伝えて謝ってみます」
「うん、それがいいよ」
そうと決まればすぐにでも謝りたい…でも、今日は土曜日だ。彼に会うまでまだ1日以上ある…。
「まァね。あいつってさ、戦闘中は姿隠して最後に横取りするんだよ。だから必然的に、死にそうになってるやつの前にあいつが居合わせることが多くてさ…」
「それで、西くんは…」
「全員見殺し。あいつにとって他人なんてどうでもいいんだろ」
「そんな…」
「だからこそ、夢香ちゃんを助けた時はびっくりしたよ…しかも、言い方が悪くなっちゃうけど…助けなくても死ぬわけじゃない状況で」
今までの人たちは見殺しにされてきたのか…という残念な気持ちと、そんな彼が私を助けてくれたんだという嬉しさが入り混じって、なんだか複雑な感情になる。
「案外すでに両思いだったりして〜…」
ロクさんがニヤつきながら茶化してくる。
(両思い…)
先程の話を聞いたからか、両思いであることを少し期待してしまう。
「…でももう嫌われちゃったかも…」
「とりあえず謝ってみたら?あと、改めてちゃんとお礼言ってさ…好きだったら許してくれるかもよ」
口に手を当て、目元をニヤつかせたままロクさんがそう言った。
「もう…これで嫌われてたらどうしてくれるんですか!」
私は少し元気になってそう答えた。
「…でも、とりあえずちゃんとあの時の気持ちを伝えて謝ってみます」
「うん、それがいいよ」
そうと決まればすぐにでも謝りたい…でも、今日は土曜日だ。彼に会うまでまだ1日以上ある…。