相談
Dream
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「西くん…怒ってましたよね」
ロクさんと待ち合わせていたカフェに入ると、早速私は昨日のことを相談し始めた。
「うん、あれは相当怒ってたね」
「ですよね…」
「まぁでも…西、あいつ何考えてるか分かんないし苦手だけど…あれは正直俺でも怒るかも」
「え…」
「だって、方法が何であれ、助けを求められて助けてあげたわけでしょ?」
「それはそうです…」
「でも、夢香ちゃんはお礼をいうより先に怒り始めた…。しかも、結局最後までお礼を言わなかったしね」
たしかにそう言われると、私も悪いような気がしてきた。
「…こう聞くとひどいですね、私。」
「まぁ俺も、殺すのはやりすぎとは思ったけどね」
「なんか…私が助けてって言ったから、私が彼らを殺した気がしてしまって…それでつい」
私は俯いてぼそりと言い訳をこぼした。
「…多分西は、夢香ちゃんに助け求められて嬉しかったんじゃないかな。それなのに喜んでもらえなくてなおさらムカついちゃったのかもね」
ロクさんは慰めるように優しく言った。
「助け求められて嬉しいって…西くんは迷惑って思いそうじゃないですか…?」
するとロクさんは、コーヒーに砂糖を溶かしながら答えた。
「どうだろ。でも迷惑とか以前に、西が他人を助けてるの今まで見たことないしな…」
いくら助けを求められてもね と彼は付け足した。
ロクさんと待ち合わせていたカフェに入ると、早速私は昨日のことを相談し始めた。
「うん、あれは相当怒ってたね」
「ですよね…」
「まぁでも…西、あいつ何考えてるか分かんないし苦手だけど…あれは正直俺でも怒るかも」
「え…」
「だって、方法が何であれ、助けを求められて助けてあげたわけでしょ?」
「それはそうです…」
「でも、夢香ちゃんはお礼をいうより先に怒り始めた…。しかも、結局最後までお礼を言わなかったしね」
たしかにそう言われると、私も悪いような気がしてきた。
「…こう聞くとひどいですね、私。」
「まぁ俺も、殺すのはやりすぎとは思ったけどね」
「なんか…私が助けてって言ったから、私が彼らを殺した気がしてしまって…それでつい」
私は俯いてぼそりと言い訳をこぼした。
「…多分西は、夢香ちゃんに助け求められて嬉しかったんじゃないかな。それなのに喜んでもらえなくてなおさらムカついちゃったのかもね」
ロクさんは慰めるように優しく言った。
「助け求められて嬉しいって…西くんは迷惑って思いそうじゃないですか…?」
するとロクさんは、コーヒーに砂糖を溶かしながら答えた。
「どうだろ。でも迷惑とか以前に、西が他人を助けてるの今まで見たことないしな…」
いくら助けを求められてもね と彼は付け足した。