行ってくだちい
Dream
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(…いた)
ターゲットは向こうを向いていて、まだこちらには気がついてないようだ。
ヤギのような見た目をしていて、二本足で立っている。
背丈はそんなに大きくないようだ。背の高い男の人ぐらいだろうか…。
私は銃を向けながら、足音を立てないようにそっと近づく。
(…射程範囲外だ)
銃の画面にはレントゲン写真のようにターゲットの体の中が映し出されていたが、画面が赤く光っており、敵が射程範囲外であることを知らせていた。
(あと、ちょっと)
じり、じり、と少しずつ距離を詰めていく。
(…来たっ!!)
画面が青く光り、敵が射程範囲内になった瞬間、私は二つの引き金を同時に何度か引いた。
ギョーン…ギョーン…ギョーン…
音が鳴り響き、敵がガッとこちらを向いた。
(……ッ!!)
私はくるりと後ろを振り返り全速力で駆け出した。
ターゲットがこちらを追いかけようと動き出した瞬間、
バンッ…バンッ……バンッ
と音がして、その後すぐに、バシャッ…と倒れる音がした。
(…ヤった…?)
私は恐る恐る振り返る…
と、血溜まりが出来ていてそこにはターゲットが倒れていた。
(倒せた…私が倒した!!)
そう思ってつい頬が緩む。が…
「…あれ?」
…おかしい。
この怪物を倒してからもうしばらく経つのに部屋に戻される気配がない。
それに良く考えてみれば、周りに黒スーツの人がいなすぎる。
(どういうこと…?)
疑問に思いながらも、私はロクさんの元へと戻っていった。
ターゲットは向こうを向いていて、まだこちらには気がついてないようだ。
ヤギのような見た目をしていて、二本足で立っている。
背丈はそんなに大きくないようだ。背の高い男の人ぐらいだろうか…。
私は銃を向けながら、足音を立てないようにそっと近づく。
(…射程範囲外だ)
銃の画面にはレントゲン写真のようにターゲットの体の中が映し出されていたが、画面が赤く光っており、敵が射程範囲外であることを知らせていた。
(あと、ちょっと)
じり、じり、と少しずつ距離を詰めていく。
(…来たっ!!)
画面が青く光り、敵が射程範囲内になった瞬間、私は二つの引き金を同時に何度か引いた。
ギョーン…ギョーン…ギョーン…
音が鳴り響き、敵がガッとこちらを向いた。
(……ッ!!)
私はくるりと後ろを振り返り全速力で駆け出した。
ターゲットがこちらを追いかけようと動き出した瞬間、
バンッ…バンッ……バンッ
と音がして、その後すぐに、バシャッ…と倒れる音がした。
(…ヤった…?)
私は恐る恐る振り返る…
と、血溜まりが出来ていてそこにはターゲットが倒れていた。
(倒せた…私が倒した!!)
そう思ってつい頬が緩む。が…
「…あれ?」
…おかしい。
この怪物を倒してからもうしばらく経つのに部屋に戻される気配がない。
それに良く考えてみれば、周りに黒スーツの人がいなすぎる。
(どういうこと…?)
疑問に思いながらも、私はロクさんの元へと戻っていった。