放課後
Dream
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ガチャリ。
階段をあがってしばらく進むと、西くんは部屋の扉を開けた。
共働きなのか、西くんの家には親はいないようだった。
2人きり…そう考えるとなんだかさらに意識してしまって、入るのを躊躇ってしまう。
「早く入れば」
「あ、うん…」
なんだかんだで西くんは扉を開けて待っていてくれたようで、私は急いで部屋に入った。
「お邪魔しま〜す…」
靴を脱いで揃えると、部屋に上がろうとする。
「…ちょっと待ッてろ」
(…?)
「うん」
彼は玄関で私を止めると、私に見えないように部屋に入り、ガチャンガチャンと何か瓶のような音を立て始めた。
(空き瓶を片付けてるのかな…お父さんが酒飲みとか?)
色々と考察しながらもその場でしばらく待っていると、スーッと部屋の扉が開いて西くんが顔を出した。
「…入ッていいぜ」
「あ…うん。お邪魔します」
私はそのまま奥の部屋へと進んだ。
彼の部屋は1Kで、部屋の広さは6畳といったところだろうか。
部屋の奥にはシングルベッドが置いてあり、その少し手前に大きな机が一つ置かれていた。
私が部屋に入ると西くんはどさりとベッドの上に座った。
「…で?何が聞きたいわけ?」
西くんはまるで玉座に座るかのように足を組んで座っている。
私は机を挟んで彼の向かいに正座した。
「…ちゃんと教えてね」
しっかりと目を見て、彼に念を押す。
「俺が知ってることならな」
彼は一度目線を上に逸らしてから、またこちらに目線を戻すとそう言った。
聞きたいことはあり過ぎるが、一つずつ聞くことにした。
階段をあがってしばらく進むと、西くんは部屋の扉を開けた。
共働きなのか、西くんの家には親はいないようだった。
2人きり…そう考えるとなんだかさらに意識してしまって、入るのを躊躇ってしまう。
「早く入れば」
「あ、うん…」
なんだかんだで西くんは扉を開けて待っていてくれたようで、私は急いで部屋に入った。
「お邪魔しま〜す…」
靴を脱いで揃えると、部屋に上がろうとする。
「…ちょっと待ッてろ」
(…?)
「うん」
彼は玄関で私を止めると、私に見えないように部屋に入り、ガチャンガチャンと何か瓶のような音を立て始めた。
(空き瓶を片付けてるのかな…お父さんが酒飲みとか?)
色々と考察しながらもその場でしばらく待っていると、スーッと部屋の扉が開いて西くんが顔を出した。
「…入ッていいぜ」
「あ…うん。お邪魔します」
私はそのまま奥の部屋へと進んだ。
彼の部屋は1Kで、部屋の広さは6畳といったところだろうか。
部屋の奥にはシングルベッドが置いてあり、その少し手前に大きな机が一つ置かれていた。
私が部屋に入ると西くんはどさりとベッドの上に座った。
「…で?何が聞きたいわけ?」
西くんはまるで玉座に座るかのように足を組んで座っている。
私は机を挟んで彼の向かいに正座した。
「…ちゃんと教えてね」
しっかりと目を見て、彼に念を押す。
「俺が知ってることならな」
彼は一度目線を上に逸らしてから、またこちらに目線を戻すとそう言った。
聞きたいことはあり過ぎるが、一つずつ聞くことにした。