帰り道
Dream
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それからしばらく西くんと話しながら歩いていると、すぐに別れ道についてしまった。
「着いちゃったね…じゃあ、また明日ね」
そうは言ったものの、なんだか彼と離れるのが名残惜しくてなかなか手を離せずにいると
「……」
彼は私と手を繋いだまま、私の家の方へ歩き出した。
「えっ…え?西くん…?」
私は戸惑いながらも彼に引っ張られていく
「…家まで送ってッてやる」
西くんは私を引っ張りながら、こちらに表情を見せずに言った。
「え…いいの!?」
彼とまだ一緒にいれると思うと、さらに顔が綻んでしまう。
私はそのまま西くんの隣に並ぶと、彼の腕に捕まった。
「……ッ」
彼は一瞬驚いたように目を見開いてこちらを見たが、その後すぐに少し照れたように目を逸らしてしまった。
「あーなんか…私今、幸せかも…」
私は彼の腕に捕まったまま、ぽつりと呟く。
「…ンだそれ」
彼は私を横目で見ながら呆れたように呟いた。
「だってさぁ…まさか西くんと付き合えるなんて思ッてなかったし…それに、ファミレスも映画館もすっごく楽しかったんだもん」
私は今日あった嬉しい出来事を一つ一つ思い返していた。
「ふーん…良かッたな」
彼は照れくさいのか、わざとらしく興味なさそうに答えた。
「着いちゃったね…じゃあ、また明日ね」
そうは言ったものの、なんだか彼と離れるのが名残惜しくてなかなか手を離せずにいると
「……」
彼は私と手を繋いだまま、私の家の方へ歩き出した。
「えっ…え?西くん…?」
私は戸惑いながらも彼に引っ張られていく
「…家まで送ってッてやる」
西くんは私を引っ張りながら、こちらに表情を見せずに言った。
「え…いいの!?」
彼とまだ一緒にいれると思うと、さらに顔が綻んでしまう。
私はそのまま西くんの隣に並ぶと、彼の腕に捕まった。
「……ッ」
彼は一瞬驚いたように目を見開いてこちらを見たが、その後すぐに少し照れたように目を逸らしてしまった。
「あーなんか…私今、幸せかも…」
私は彼の腕に捕まったまま、ぽつりと呟く。
「…ンだそれ」
彼は私を横目で見ながら呆れたように呟いた。
「だってさぁ…まさか西くんと付き合えるなんて思ッてなかったし…それに、ファミレスも映画館もすっごく楽しかったんだもん」
私は今日あった嬉しい出来事を一つ一つ思い返していた。
「ふーん…良かッたな」
彼は照れくさいのか、わざとらしく興味なさそうに答えた。