零の復活 2018
ここはとても恐ろしいところだ。男主友情夢に転がり落ちて幾星霜の私には刺激が強すぎる。幾度も見たはずの光景が、なぜか私を苦しめる。おまけに夢主が七人もいるお陰で人物相関図が大変なことになっている。有り体に言ってしまえば地獄。野に放たれたゴリラたちはすでに野生化していて手に負えない。
とりあえず、市丸隊長率いる三番隊には我が零番隊副隊長の早瀬がいる。男装・最強主だ。彼女(彼)に一度接触を図り、市丸隊長と我が零番隊の蒼玉の舞姫にどういった交流があったのかを知る必要がある。頭が痛いの自乗である。
今度こそ、霊圧を探り、卯ノ花隊長のいる部屋を目指す。ノックの音に返ってきたのは「どうぞ」という柔らかい声だ。他の人間もいない。思い出したように痛みだした頭を押さえ、扉を開けた。
「賀田さんがいらっしゃるのは珍しいですね。顔色が……あまり良くないようですが」
「はい。頭痛が酷くて。薬をいただければと」
「分かりました。すぐに用意しますね。そこの寝台に横になっていてください」
「すみません。ありがとうございます」
病室らしい、洗濯洗剤とは違った清潔感のある匂い。柔らかいとは言えない寝台だが、もう大丈夫という安心感から不思議と体の力が抜ける。
程なくして現れた卯ノ花隊長から薬と水を受け取り、それが粉薬であったことに顔を引き攣らせる。卯ノ花隊長は微笑みを崩さない。粉薬はめちゃくちゃ苦手なのですが、オブラートは……ないですか。ないですよね。
仕方なく、噎せないよう慎重に薬を飲み込み。
そして私は意識を失った。
「京楽隊長へは私から話を通しておきますから、ゆっくり休んでくださいね」
とりあえず、市丸隊長率いる三番隊には我が零番隊副隊長の早瀬がいる。男装・最強主だ。彼女(彼)に一度接触を図り、市丸隊長と我が零番隊の蒼玉の舞姫にどういった交流があったのかを知る必要がある。頭が痛いの自乗である。
今度こそ、霊圧を探り、卯ノ花隊長のいる部屋を目指す。ノックの音に返ってきたのは「どうぞ」という柔らかい声だ。他の人間もいない。思い出したように痛みだした頭を押さえ、扉を開けた。
「賀田さんがいらっしゃるのは珍しいですね。顔色が……あまり良くないようですが」
「はい。頭痛が酷くて。薬をいただければと」
「分かりました。すぐに用意しますね。そこの寝台に横になっていてください」
「すみません。ありがとうございます」
病室らしい、洗濯洗剤とは違った清潔感のある匂い。柔らかいとは言えない寝台だが、もう大丈夫という安心感から不思議と体の力が抜ける。
程なくして現れた卯ノ花隊長から薬と水を受け取り、それが粉薬であったことに顔を引き攣らせる。卯ノ花隊長は微笑みを崩さない。粉薬はめちゃくちゃ苦手なのですが、オブラートは……ないですか。ないですよね。
仕方なく、噎せないよう慎重に薬を飲み込み。
そして私は意識を失った。
「京楽隊長へは私から話を通しておきますから、ゆっくり休んでくださいね」
