オリジナルBL短編小説 / 全年齢
明日一緒にごはんするって言ったのに。
『ゴメン、明日同僚と飲むことになっちゃって』
一緒に食べよう、っていったハンバーガー。
期間限定だから、今週中に食べないと終わっちゃう。
そりゃあ、一人で食べにいけばいいんだけど。会社の直ぐ側だし。
でも俺はアキラと一緒に食べたかったんだもん。
「ぶー」
ベッドに転がりながら、LINEの画面を睨みつける。
何時もそうだ。仕事が~って言えば許されると思ってるの?
俺だって仕事あるけど、でもやっぱりアキラのこと優先しているのに。
「アキラと一緒じゃないと、だめなのに」
小さくつぶやいた言葉は、ひっそりとした小さなワンルームに響く。
「わかった。仕方ないね。仕事大事だし。一人で食べにいくよ、っと。こう書けば少しは罪悪感感じるでしょ。えい」
送信ボタンをおすと、すぐに既読になる。
その後すぐにピコン、と音がなった。
<ユキオが大事だよ>
「……ばーか。仕事だろ」
取ってつけたような言い訳って思うのに、でも半分だけ嬉しい気持ちがあって、悔しくなる。
「今度奢らせよ……」
あと一人でいって飯テロ写真おくってやるんだ。と意地悪なことを思った。
end.
『ゴメン、明日同僚と飲むことになっちゃって』
一緒に食べよう、っていったハンバーガー。
期間限定だから、今週中に食べないと終わっちゃう。
そりゃあ、一人で食べにいけばいいんだけど。会社の直ぐ側だし。
でも俺はアキラと一緒に食べたかったんだもん。
「ぶー」
ベッドに転がりながら、LINEの画面を睨みつける。
何時もそうだ。仕事が~って言えば許されると思ってるの?
俺だって仕事あるけど、でもやっぱりアキラのこと優先しているのに。
「アキラと一緒じゃないと、だめなのに」
小さくつぶやいた言葉は、ひっそりとした小さなワンルームに響く。
「わかった。仕方ないね。仕事大事だし。一人で食べにいくよ、っと。こう書けば少しは罪悪感感じるでしょ。えい」
送信ボタンをおすと、すぐに既読になる。
その後すぐにピコン、と音がなった。
<ユキオが大事だよ>
「……ばーか。仕事だろ」
取ってつけたような言い訳って思うのに、でも半分だけ嬉しい気持ちがあって、悔しくなる。
「今度奢らせよ……」
あと一人でいって飯テロ写真おくってやるんだ。と意地悪なことを思った。
end.