すべて夢主は男主人公です。男夢主×ヒロインものが中心です(友情ものも書くかもしれません)。女夢主人公ものやBLものは取り扱いません。
Fate/stay nightの(セイバー・凛・桜・イリヤのハーレムのセイバー落ち)
男主人公の名前をお付けください
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「セイバー」
「はい?」
「その、目を見てもいいか?」
【誘惑】の特性がまた出たのかと思ったが、声に強制力はない。
「………」
赤い瞳。アイリスフィールとイリヤスフィールと同じ赤い瞳。だが、深く愛されるようような感覚が脳まで浸透するような感じは彼だけだ。彼、だからだ。この感情を彼に打ち明けていいのか。【誘惑】のせいと嘆かないか。少しどろりと濁る。
「セイバー」
「! は、ぃ…」
また沈みかけた。が、やはり戻ってこられる。ふと、意識を戻すと彼は何か得たのか、何度か頷いていた。
「分かりましたか?」
「あぁ、分かった。なんとも、まぁ、分かれば簡単。いや、色々と複雑、だな」
そう言うと彼はベンチから立ち上がった。
「セイバー、どうかきかないでほしい」
どれの意味だろうか。効く、か、聞く、か。だが、どちらもできない。片方は対処できないが、もう片方はする気はないのだから。
「アルトリア」
負傷したへんぜるの枕元で教えた真名を呼ばれた。どうしようもなく身体が熱くなる。心が歓喜で満ち騒ぐ。
「俺は」
晴れやかな午後に、晴れやかなへんぜるの声。
「君を愛しているんだ」
ありえないくらいの衝撃が身体に走る。稲妻が落ちた、そのような感覚。
「きかないでくれたか?」
そんなの。
「効いていませんし、聞いていました」
そして。
「私もです」
同じく立ち上がり、赤い顔のまま。
「私も、愛しているんです」
私の言葉にしばし固まり、その後必死に私の目線まで顔を近づけながら中断をかけているへんぜるに背伸びしてもう一度。
「へんぜる、愛していますよ」
効いていないし、聞いている。
いつものクールな様子は何処へいったのか、子供のような無邪気な顔で。
「アルトリア」
「へんぜる」
ちゃんと、きいている。
〘愛しています〙
私達の関係はは相思相愛。
